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病院からのお知らせ

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今夏も『こんにちはコンサート』開催

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西神戸医療センターでは、平成27年8月4日(火)16時より『こんにちはコンサート』を開催しました。

平成6年に神戸市により、「音楽のまち神戸」を推進するために設立されたプロの合唱団である神戸市演奏協会 神戸市混声合唱団の「病と闘っておられる患者さんや医療関係者の皆さんに、少しでも安らぎを提供したい」というご好意で始まった『こんにちはコンサート』も34回目を数えました。

 

concert2015_2b40人の団員からソプラノ・アルト・テノール・バス各3人のメンバーが選抜され、ピアニスト・マネージャーと共に来院され、入念なリハーサルを実施。開場時刻のかなり前から、会場の4階大会議室には、外来通院あるいは入院中の患者さんやご家族が次々に集まって来られました。車椅子で来られた方も8人を数え、合計60人余りに達しました。当院から見守りの付き添いスタッフも加わったので、会場は一杯になりました。

 

定刻に、アルトの西本鑑子さんによる「毎日暑いので、『音涼み』をテーマに選曲しました。」とのご挨拶の後、『夏です』『夏の思い出』を皮切りにコンサートが始まりました。「今から、皆さんを海辺にお連れします。」と、オーシャンドラムという楽器で波の擬音を流しつつ、『椰子の実』を聴かせて頂き、『うみ』の際は、メンバーが会場に散開されて、聴衆も一緒になって歌わせて頂きました。

concert2015_2c「次に、海から川へさかのぼっていきます。」と美空ひばりの名曲『川の流れのように』を披露。私の側におられた、患者さんに付き添う女性が口ずさんでおられました。「これから、お魚の歌を。」と、『にじ色の魚』『崖の上のポニョ』を拝聴。

 ここでコーラスは小休止。進行役の西本さんと男性2人が幼少時の自らの夏休みの思い出を語られた後、男性2人が『少年時代』を素敵なハーモニーで、女性6人が沖縄の曲『ていんぐさぐね花』をかわいらしく、美しく聴かせて頂きました。沖縄の唄の続きで、『涙そうそう』は、人の心を想う希望の歌だそうですが、私達の心にしみじみと響きました。お開きの曲は、ラトビアの首都リガが神戸市の姉妹都市であるご縁で、ラトビアの民謡『Put,vejini』(日本語では、『風よ吹け』というタイトルだそうです)でした。

最後に、当院の事務職員から感謝の花束を贈呈しましたところ、お返しの曲として『風になりたい』を聴衆と共に手拍子をとりつつ、合唱されました。「天国じゃなくても、楽園じゃなくても、・・・」という歌詞は、日々の暑さや忙しさにへばり気味の私達スタッフに元気を与えて励まして頂けるような曲でした。

ご参加頂いた皆さんは、満足した表情で、笑顔で帰って行かれました。

 

翌朝の回診時、「がんの手術をして、気持ちが沈んでいましたが、元気づけられました。」「明るい気持ちになりました。この催しを続けて下さいね。」「入院していて、プロの音楽を聴かせて頂けるなんて、すごく得した気分です。」と、入院患者さん達から、感謝の言葉が寄せられました。

音楽の力って偉大なんだ!と改めて思いました。

 

当院では、神戸市混声合唱団による『こんにちはコンサート』を年2回開催しております。唱歌、民謡、歌謡曲まで、曲目は季節や時代に合わせて、毎回変化をつけて頂いています。

機会がありましたら、是非ご参加下さい。