精神科リエゾンチームとは
「リエゾン」とはフランス語で「連携」や「連絡」を意味する言葉です。「精神科リエゾンチーム」は、主治医や受け持ち看護師など病棟スタッフと連携して、身体の病気に伴っておこる、さまざまな心理的問題への支援を行っていくために、平成24年9月に発足いたしました。
元々は健康的なこころをお持ちの方も、入院による環境の変化や、病状によって、こころのバランスを崩すことは、少なくありません。チームメンバーには、精神科医師、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士、薬剤師、管理栄養士、事務のスペシャリストがおり、より良い精神科医療をお届けするために、一致団結して、サポートにあたります。
このようなときにお役に立ちます
対象:当院に入院中の患者さんで、下記にあてはまり、心理社会的支援を必要としている方
- 「不安でたまらない」「いらいらする」「気分が落ち込む」
- 「夜よく眠れない」「食欲がない」
- 「入院前から神経科に通院していて、お薬の調整をしてもらいたい」
- 一時的に自分の置かれている状況がよく分からなくなり混乱状態になっている
- 「病気の家族にどう接していいのか分からない」
- その他、精神医学的評価や治療が必要だと主治医が判断した患者さん
チーム診療をご希望される方へ
精神科リエゾンチームの診療をご希望される方は、まずは主治医や受持ち看護師にご相談下さい。