よりよい医療のために

排尿ケアチーム

排尿ケアチームとは

入院患者さんの排尿自立が退院後の生活に重要であることが認められ、排尿管理に関する管理・指導を行うことを目的に、2016年度の診療報酬改定において、「排尿自立指導料」が新設されました。

排尿に関する知識・ケアを向上することで尿道カテーテルを早期に抜去し、尿路感染を防止するとともに、排尿を自立に導き患者さんのQOL向上を目指します。多職種での包括的排尿ケアを行うために、当院でも2017年度に「排尿ケアチーム」を立ち上げ活動を開始しています。

メンバー紹介/役割

  • 泌尿器科医師
    役割:下部尿路機能の精査、薬物療法
  • 看護師:皮膚・排泄ケア認定看護師
        脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
        下部尿路障害に関する所定の研修修了者(泌尿器科病棟看護師)
    役割:患者情報の収集、排尿アセスメント、残尿測定方法の指導、排尿日誌の活用、
       自己導尿指導、オムツ・パッドの選択など
  • 理学療法士
    役割:リハビリ介入の検討(リハビリ未介入症例の拾い上げ)、ADL評価
       トイレ動作に向けたリハビリの計画、前立腺全摘除術後の骨盤底筋訓練の指導

対象患者

「排尿自立指導料」の算定対象は、尿道カテーテル留置患者ですが、下部尿路機能に問題が生じている場合、尿道カテーテル留置の有無にかかわらず、ケア介入をしています。

下部尿路機能障害とは

①尿閉、②排尿困難(残尿量100ml以上)、③尿失禁、④重度の頻尿(15回/日以上)
のいずれかの症状を指します。

活動内容

  • 病棟看護師が下部尿路機能障害の有無について評価をします。問題が生じている患者がいる場合に排尿ケアチームへ連絡があり、チーム内で下部尿路機能についてアセスメントを行い、包括的排尿ケア計画を立案します。ケア計画をもとに病棟で実践してもらい、排尿状態について評価を行います。
  • チーム回診:週2回
  • チームミーティング:3ヵ月毎に開催し、チーム活動についての情報共有を行っています。
  • 勉強会の開催:年1回、排尿ケアに関する勉強会を院内に向けて開催しています。

メッセージ

排尿ケアチームは2017年9月から活動を開始したばかりで、まだまだ発展途上のチームですが、より良い排尿ケアに向けて少しずつチーム活動の場を拡大しています。患者さんにとって排尿は、生活する上で切っても切れない問題です。日本では排尿トラブルについて、なかなか恥ずかしくて相談ができないという風潮があります。しかし、誰もが人生の最期までトイレで排泄したいという思いを持っています。その思いを尊重し、排尿自立ができるように排尿ケアチームは活動しています。なかなか人には相談しにくい排尿トラブルなど相談窓口になりますので、お気軽にご相談ください。

私たちの取り組み

書式のダウンロード
外科系専門医制度と
連携したデータベース事業
院内がん登録の実施と
兵庫県がん登録事業への協力
ネームバンド
医療事故の公表指針について
医療事故の公表事案件数
 
TOPへ戻る