診療内容
毎朝、麻酔科医全員で前日の術後患者さんの状態と当日の麻酔症例について症例検討会を行い、個々の患者さんに適した安全な麻酔計画を立てています。手術室は8室あり(うち1室はバイオクリーンルーム)、ドレーゲル社Fabius Tiro麻酔器、日本光電Gaia麻酔記録装置を備え、神経ブロックにはGEやSonoSite、KONICA MINOLTAなどの神経ブロック専用エコー装置5台を所有し、麻酔時の神経ブロックに活用しています。麻酔器や生体モニターは毎日手術室専任の臨床工学技士が動作チェックを行っており、不慮の動作不良にも迅速に対応できる体制を整えています。当院は麻酔科と外科系各科との関係が非常によく、麻酔導入や神経ブロック時のみならず、術中・術後においても麻酔管理や患者管理に密に連携しながら関与できる体制が構築されています。全身麻酔に併用した神経ブロックの施行数では県内でも屈指の症例数を誇り、術後もペインフリーな麻酔管理を学びたい方にはふさわしい環境を備えています。

