神戸西地域の中核病院として、24時間体制で救急診療にあたっています。当院の救急診療を担う診療科として、平成31年4月に救急科が発足しました。現在は、同じ市民病院機構である中央市民病院から救急科専属医師の派遣を受け、主に平日時間内の救急診療と、初期研修医指導、救急外来スタッフの教育・技能向上に努めています。救急医が初期対応を行うことにより、専門科医師が手術や検査から離れられないことを理由とする救急搬送受け入れ困難な事態が減り、救急車受け入れ台数が増加しました。また、救急医による救急初期診療が行われることにより、専門性を越え、緊急度に応じた一段とスムーズな対応がなされるようになりました。
夜間、休日に関しては、内科系、外科系、小児科それぞれの医師の指導の下に、初期研修医が初期対応を行っています。またトリアージ制を導入し、状態の良くない患者様が長時間待たされることのないように努めています。さらなるマンパワーの強化、トリアージ率の向上に取り組み、地域の皆様の期待に応えていきます。