各診療科・各部門紹介

眼科

診療内容

常勤医師3名、視能訓練士(ORT:国家資格)6名のスタッフ構成で診療を行っています。
当科の特徴は、手術を中心とした急性期医療を中心としていることです。きめ細やかな診療と説明を心がけ、手術治療疾患を最重点としています。疾患数の多い白内障だけでなく、特に網膜剥離・増殖糖尿病網膜症などの硝子体疾患、緑内障の手術治療に積極的に取り組んでいます。手術対象疾患だけでなく、ぶどう膜炎、視神経炎、加齢黄斑変性などの投薬治療が主体となる疾患の治療にも取り組んでいます。

斜視、眼瞼(ただし、霰粒腫は行っています)や眼窩手術(ただし、生検は可能な範囲で行っています)、屈折矯正手術、角膜移植、涙道疾患は当院には設備がなく行っていませんので、他施設に紹介させていただいております。コンタクトレンズは第2、第4金曜日の午前中10時~11時に受付しておりますが、時間的な制限の関係でできるだけ通いやすい開業医の先生もご紹介しております。

医療設備

外来

フルオレセイン・インドシアニングリーン蛍光眼底撮影装置・光干渉断層計(ハイデルベルグスペクトラリスHRA+OCT、自発蛍光撮影、レッドフリー)、超音波診断装置(A・Bモード)、超音波生体顕微鏡(UBM)、多局所網膜電図、網膜電図(最大応答・30Hzフリッカー・錐体・杆体)、視覚誘発電位(VEP)、眼底カメラ撮影装置、前眼部OCT、角膜内皮計測装置、ハンフリー自動視野計、ゴールドマン視野計、光学式眼軸長測定装置、大型弱視鏡、マルチカラーレーザー装置、YAGレーザー装置など

手術室

眼科手術顕微鏡(カールツァイス社製OPNI Lumera700)、超音波白内障手術装置(アルコン社製インフィニティ)、硝子体手術装置(アルコン社製コンステレーション)、広角観察システム(カールツァイス社製リサイト)眼科用冷凍凝固装置、半導体レーザー、トラベクトームなど

散瞳についてのご注意

眼科を受診される方は、病状により追加検査を行います。白内障の申し込み時、飛蚊症、糖尿病を含む網膜出血、網膜剥離、緑内障などの眼底疾患などを詳しく検査するためには、散瞳剤を用いた眼底検査が必要です。個人差もありますが、点眼後の約4~6時間はピントが合いにくいなどの視力低下感が持続します。その後、視力低下感は徐々に消失しますので心配はありませんが、受診の当日は車を運転してのご来院はご遠慮ください。また、散瞳効果の残っている間は、車の運転以外に細かい操作をする仕事が困難になります。

なお、子供さんの屈折異常などの検査時も、散瞳剤を使用する場合があり、大人と散瞳剤の種類が違いますので、点眼後に薬の効果が発現し検査できるまでに1時間程度必要とします 。

 
実績一覧
<手術件数・概要>
中央手術室での総手術件数:1094件
外来での硝子体注射件数  : 423件
術式 件数(2016年度)
白内障手術 単独845( 同時含む1,097)
硝子体手術 155
網膜復位術 4
緑内障手術 58
その他(硝子体注射以外) 32
合計 1,094

通常の白内障のみならず、網膜硝子体疾患や緑内障の緊急・至急疾患、難症例白内障の患者さんを積極的に受け入れています。網膜硝子体手術は網膜剥離、増殖糖尿病網膜症が多くを占め、黄斑円孔、黄斑前膜などの手術が含まれます。硝子体手術は広角観察システム25G低侵襲小切開硝子体手術を行っています。網膜硝子体疾患や緑内障は、白内障手術を同時に施行する場合があります。手術を必要とする緑内障は十分な検査を行い、症例に応じて線維柱帯切開術(トラベクトーム・トラベクロトミー)、チューブシャント手術または線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)を選択し、原発閉塞隅角症などの疾患は病態に応じて白内障単独手術を選択致します。
白内障の入院手術は片目で2泊3日の入院です。両眼の場合は2回に分けて入院となります。眼科的な病状次第ですが、手術当日・翌日に付き添いの方を確保できるのであれば、日帰り白内障手術が可能です。診察時に、医師にご相談ください。

外来通院で、抗VEGF薬硝子体注射、網膜硝子体疾患に対して眼底のレーザー治療、後発白内障に対してYAGレーザー後嚢切開術を行っています。

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