各診療科・各部門紹介

薬剤部

スタッフ紹介

役職名 薬剤師名
【薬剤長】 森本 茂文 博士( 薬学 )
【副薬剤長】 濱 宏仁 博士( 薬学 )
中浴 伸二 感染防止対策室 副室長 兼務
【スタッフ】 常勤薬剤師 26名
非常勤薬剤師 11名在籍
非常勤事務 3名
業務委託スタッフ 2名
 

薬剤部 集合写真

薬剤長のごあいさつ

西神戸医療センター薬剤部の薬剤師は、「患者さんのため」「医師の負担軽減」「適切な病院運営への貢献」をモットーに全員が力をあわせてその専門性を発揮し、安心で安全な薬物治療を提供できるように努めています。
様々なチーム医療にも参画し、そこでも薬の適正使用に関して専門家として活躍をしています。

【 薬剤長 】

専門薬剤師・認定薬剤師

日本医療薬学会認定指導薬剤師 2名
日本医療薬学会認定薬剤師 2名
抗菌化学療法認定薬剤師 2名
感染制御専門薬剤師 1名
感染制御認定薬剤師 1名
認定実務実習指導薬剤師 6名
栄養サポートチーム専門療法士 1名
外来がん治療認定薬剤師 1名
がん薬物療法認定薬剤師 3名
緩和薬物療法認定薬剤師 1名
救急認定薬剤師 1名
糖尿病療養指導士 1名
がん専門薬剤師 2名
妊婦・授乳婦認定薬剤師 1名
麻薬教育認定薬剤師 1名
老年薬学認定薬剤師 3名
 

認定施設

  • 日本医療薬学会 認定薬剤師研修施設
  • 日本医療薬学会 がん専門薬剤師研修施設
  • 日本医療薬学会 薬物療法専門薬剤師研修施設
  • 薬学生実務実習受入施設

業務内容

1. 内服薬、外用薬調剤

【外来】

  • 外来患者様のお薬は、原則、院外処方せんを交付しており、院外の薬局でのお薬の交付となっています。これは、いろいろな病院やかかりつけ医にかかった際に処方されるお薬について、重複投与や飲み合わせが悪いお薬のチェックを院外薬局の薬剤師が総合的にチェックすることができます。そのため、「かかりつけ薬局」を決めることをお勧めいたします。
  • 院外処方せんは、交付された日を含め4日間が有効期限となっています。それを過ぎた場合には、再度診察を受けていただき再交付が必要となります。その際は、保険が適用されませんのでご注意ください。
  • 院外処方せんを交付の際、薬剤費が安くなる「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」を希望される場合は診察時に医師にお申し出ください。

【入院】

医師が電子カルテで処方され薬剤部に出力される処方せんにより調剤します。用法、用量や薬剤同士の相互作用をチェックし、電子カルテに連動した調剤支援システムを用いて安全かつ効率的に調剤を行います。それにより、散剤や水剤は監査システムを用いて間違いのないお薬を作れるようなしくみも導入しています。また、飲み忘れを防いだり、多種類のお薬の管理をしやすくしたり、さらに飲みにくい患者様に対応するため、1回に服用するお薬を1つに包装する一包化や、錠剤を粉薬にしたりする調剤を行っています。 

【 調剤 】

2. 注射薬調剤

電子カルテの注射オーダと連動した自動注射薬払出装置を用い、定数配置病棟以外の入院患者様の注射薬を一施用毎に注射薬調剤を行っています。投与量、投与速度、配合変化などの処方チェックは調剤時だけでなく、病棟担当薬剤師もあわせてチェックを行い、安全に注射薬が投与されるよう努めています。

【 自動注射薬払出装置 】
【 注射薬調剤室 】

3. 注射薬無菌調

【 安全キャビネット 】

注射薬無菌調製室は、薬剤部内および化学療法センターに併設したサテライトファーマシーの2ヶ所で抗がん剤を、安全キャビネットを用いて無菌的に調製しています。抗がん剤調製の安全性を高めるために、調製薬の監査システムを導入しています。処方や投与間隔等のチェックを行い、休日の抗がん剤調製も対応しています。安全で安心できるがん化学療法の実施に努めています。
また、高カロリー輸液(TPN)や一部のホルモン製剤についても、クリーンベンチにより無菌的に調製しています。

4. 医薬品情報業務(DI業務)

最新の医薬品の情報を収集し、有効かつ安全に薬物治療が行えるよう院内への発信に努めています。
薬事委員会での新規採用薬の審議の準備や、院内で発生した副作用情報の収集も行い、医薬品情報にかかる種々の業務を行います。

5. 薬剤師外来

抗がん剤治療指導外来

医師の依頼や患者さんの希望により、抗がん剤治療を予定または開始されている患者さんを対象に、外来の診察受付6番にある専用の診察室(薬剤師外来)で薬剤師が面談しています。医師の診察前や診察後に、患者さんへの抗がん剤投与スケジュールや薬の説明、予想される副作用とその対応、日常生活での注意点の説明を行っています。相互作用や副作用等のモニタリング(問題がないか)や患者さんの不安の有無などを継続的に確認しています。それらを医師に情報提供し、必要に応じて処方提案を行うことで、医師、看護師と連携してより安全で有効な薬物療法を目指していきます。抗がん剤を服用中の患者さんで、薬剤師との面談をご希望される方は医師にご相談下さい。
薬剤師外来 面談

薬剤師の外来診察同席業務(レブラミド外来)

厳しい管理(内服モニタリング、正しい使用など)が求められているレブラミドという抗がん剤を服用している患者さんに対し、外来診察室で医師とともに外来診療を行っています。薬剤師は、その場で使用量の変更、休薬期間の設定、他のお薬の追加や中止の検討を医師に提案し、治療計画の管理をサポートしています。
外来診察室

常用薬確認外来

手術前に、おくすりや健康食品を事前に中止していなければ、入院、手術が中止になる場合もあり、患者さんに安心して手術を受けていただけるよう、常用されているおくすりで手術前に中止するべきものがないか、健康食品に中止をするべき成分が含まれていないかについて、薬剤師が外来で患者様と面談し、事前にチェックを行うことをしています。

6. 製剤

市販されていない薬剤を使用しなければならない場合に、クリーンな環境下で薬剤を調製し、患者様に供給しています。

薬剤師薬剤師

7. 薬剤管理指導、病棟薬剤業務

入院時持参薬管理

当院では予定入院患者さんについて、原則、入院時に直接薬剤部にお越しいただき面談し、他院で交付された常用薬や健康食品等を含めたお薬の確認を行っています。常用薬が入院時の治療に影響がないか、重複投与とならないよう事前に服用中のお薬を確認し、それを患者様の電子カルテ情報として登録を行い、薬物治療の管理を開始します。
ご面倒ですが、ご入院の度に同様の聞き取りをさせていただいておりますが、患者さんの安全な薬物治療を行ううえで必要な情報をお聞きさせていただいておりますので、ご協力の程お願い致します。

薬剤管理指導、病棟薬剤業務

各病棟に薬剤師が常駐し、入院患者さんの最適な薬物治療のために、薬学的視点から治療を支援できるよう活動しています。持参薬を含めた使用薬品の管理はもちろん、相互作用のチェックや副作用のモニタリングといった薬学的ケアを実践しています。
ベッドサイドで患者さんと面談することにより、内服薬だけでなく投薬される注射薬についてもその使用目的や可能性のある副作用やその対処法等について説明させていただきます。早期に薬剤の効果や副作用の有無を確認し、医師へ新たな処方の提案を行うなど、より安全で効果的な薬物治療への総合的な関与を行っています。また、病棟内に置かれている医薬品の全てにおいて適切に管理されているのかを定期的にチェックしています。

8. TDM(治療薬物モニタリング)

主に抗MRSA薬を中心に、患者さんから採血した血液中の薬物濃度の測定結果を基に、各病棟担当の薬剤師が治療効果や安全性の評価を行い、最適な薬剤の投与量、投与間隔を設計し、医師へ処方提案を行っています。 

9. 麻薬管理

医療用麻薬は、手術中、手術後の痛み、がん性疼痛などの症状緩和に用いられます。法令により厳密に管理が規制されており、全ての院内の医療用麻薬について適正な管理を行っています。

10. 各チーム医療への参画

最適な薬物治療を病院スタッフが一丸となって提供するため、 院内医療チームの一員として薬剤師が専門性を発揮し活躍しています。

  • がん総合診療部チーム
  • ICT(感染管理)チーム
  • AST(抗菌薬適正使用支援チーム)
  • NST(栄養サポートチーム)
  • リエゾンチーム
  • 緩和ケアチーム
  • 認知症サポートチーム
  • 糖尿病療養指導支援チーム

11. 教育、研修

学生実習の受入れ

モデル、コアカリキュラムに基づき臨床現場で必要な「薬剤師として求められる基本的な資質」の修得を大学で学ぶ基礎知識を活かして薬学生に身につけてもらえるよう全力で指導を取り組み将来の薬剤師の育成にも力を注いでおります。

研修

【 新薬研修会 】
部内での新薬研修会等をカンファレンス室で行っています。病棟担当薬剤師によるカンファレンスも毎週行い症例等の情報を共有しています。

臨床薬学講師

院外の看護大学や薬学部の臨床薬学に関する講師、院内の勉強会での講師を務め、いろいろな医療従事者や学生に対する教育も行っています。

12. 論文、学会発表、講演会など

平成29(2017)年度

【論文】

  • 高栁信子、奥野昌宏、久保嘉靖、橋本朗子、田中康博、高蓋寿朗、新里偉咲、池末裕明、中田学
    “医師の診察に同席した薬剤師からの処方提案がレナリドミド治療に与える影響”、日本病院薬剤師会雑誌、54, 167-174, 2018.

【学会】

  • 高栁信子、久保嘉靖、奥野昌宏、新里偉咲、中田学、“慢性骨髄性白血病患者に対する薬剤師外来の役割~ニロチニブのアレルギー症状が出現した2症例を通して”、日本臨床腫瘍薬学会学術大会2018、横浜、2018.
  • 奥野昌宏、久保嘉靖、高栁信子、中田学、“当院における薬剤師専用診察室での薬剤師外来2年間の運用とその評価”、日本臨床腫瘍薬学会学術大会2018、横浜.
  • 西村亮、佐藤雄一、山﨑彬史、中田学、原田卓弥、吉野新太郎、中田学、2 型糖尿病患者の服薬状況の確認と週 1 回 DPP-4 阻害薬への期待、第1回日本老年薬学会学術大会、」東京、2017
  • 西村亮、佐藤雄一、中田学、週1回DPP-4阻害薬への変更による服薬アドヒアランス、糖尿病治療満足度質問票の変化と治療成績への影響、第27回日本医療薬学会年会、千葉、2017.
  • 久保嘉靖、高栁信子、三浦 恵理、奥野昌宏、中田学、薬剤師外来における医師への提案の現状~泌尿器科を中心に~、第55回日本癌治療学会学術集会、横浜、2017.
  • 高栁信子、奥野昌宏、中田学、メサペインを導入し在宅療養できた一症例 ~腎・肝機能障害と電解質補正に対する処方提案を通じて~、第11回日本緩和医療薬学会年会、札幌、2017.
  • 高栁信子、奥野昌宏、佐原裕美子、安藤俊弘、竹内康人、中田学、産婦人科医と薬剤師・緩和ケア内科医との連携でメサペイン錠を導入し退院できた一症例、第55回日本癌治療学会学術集会、横浜、2017.
  • 山﨑彬史、大西美穂、村上朋美、吉野新太郎、妹川信一、家村恵、松尾種代、中田学、緩和ケアチームが介入しメサドンにローテーションして高用量のオピオイドをすべてオフにできた一例、第11回日本緩和医療薬学会年会、札幌、2017.
  • 山﨑彬史、奥野昌宏、中田学、リファンピシンによる効果減弱を考慮し、頭頸部癌に対する化学療法の薬剤選択に介入した一症例~結核病棟入院中の症例を通して~、第27回日本医療薬学会年会、千葉、2017.

【講演】

  • 吉野新太郎、臨床介入に必要な職種間チーム医療、神戸薬科大学第40回薬剤師実践塾、神戸、2017.
  • 高栁信子、地域がん診療拠点病院・薬剤師から学ぶ!外来がん患者に対するこれからの薬剤師の役割~管理栄養士との連携を通して~第69回西神戸臨床栄養研究会、神戸、2018.
  • 高栁信子、外来がん患者に対するこれからの薬剤師の役割~血液がん診療を通して~、兵庫県病院薬剤師会東西神戸支部合同学術講演会、神戸、2017.

【その他】

  • 久保嘉靖、“周術期の抗凝固薬等の中止基準の作成について”、兵庫県病院薬剤師会会報(医薬品情報活動)、153、2018.

調剤薬局、医療機関の皆様へ

当院では原則、すべての外来患者さんに院外処方せんを発行しております。

疑義照会、薬剤情報の問合せ

院外処方せんにおける疑義照会、薬剤情報問合せは

  1. 処方内容については電話にて薬剤部で受付後、医師からの回答となります。 
    078-993-3755へお電話ください。
  2. 調剤方法、薬剤情報については薬剤部へお問い合わせください。078-993-3755
  3. 保険情報については総合受付へお問い合わせください。078-993-3753
  4. 処方内容が変更になった場合は疑義照会内容と結果を上記様式(疑義照会結果報告書)にてファックスでお知らせください。ファックス番号 078-993-3757
    後発品へ変更した薬品名の情報提供は、お薬手帳に内容を明記し、次回当院を受診される際に、医師に見せていただけるようご指導お願いいたします。

疫学研究の実施(薬剤部)についてのお知らせ→

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