各診療科・各部門紹介

薬剤部

スタッフ紹介

役職名 薬剤師名
【薬剤長】 森本 茂文 博士( 薬学 )
【副薬剤長】 中浴 伸二
【スタッフ】

常勤薬剤師 27名
レジデント 1名
非常勤薬剤師 11名在籍
非常勤事務 4名
業務委託スタッフ 2名

 

 

薬剤長のごあいさつ

西神戸医療センター薬剤部の薬剤師は、「患者さんのため」「医師の負担軽減」「適切な病院運営への貢献」をモットーに全員が力をあわせてその専門性を発揮し、安心で安全な薬物治療を提供できるように努めています。
様々なチーム医療にも参画し、そこでも薬の適正使用に関して専門家として活躍をしています。

 

専門薬剤師・認定薬剤師

日本医療薬学会認定指導薬剤師 2名
日本医療薬学会認定薬剤師 2名
病院薬学認定薬剤師 4名
日本医療薬学会がん指導薬剤師 1名
日本医療薬学会がん専門薬剤師 2名
がん薬物療法認定薬剤師 2名
外来がん治療認定薬剤師 1名
抗菌化学療法認定薬剤師 2名
感染制御専門薬剤師 1名
感染制御認定薬剤師 1名
認定実務実習指導薬剤師 7名
栄養サポートチーム専門療法士 2名
緩和薬物療法認定薬剤師 2名
救急認定薬剤師 1名
糖尿病療養指導士 2名
糖尿病薬物療法准認定薬剤師 1名
妊婦・授乳婦認定薬剤師 1名
小児薬物療法認定薬剤師 1名
麻薬教育認定薬剤師 1名
老年薬学認定薬剤師 4名
禁煙支援薬剤師 1名
スポーツファーマシスト 1名
漢方薬・生薬認定薬剤師 1名

認定施設

  • 日本医療薬学会 認定薬剤師研修施設
  • 日本医療薬学会 がん専門薬剤師研修施設
  • 日本医療薬学会 薬物療法専門薬剤師研修施設
  • 薬学生実務実習受入施設

業務内容

1. 内服薬、外用薬調剤

【外来】

  • 外来患者様のお薬は、原則、院外処方せんを交付しており、院外の薬局でのお薬の交付となっています。これは、いろいろな病院やかかりつけ医にかかった際に処方されるお薬について、重複投与や飲み合わせが悪いお薬のチェックを院外薬局の薬剤師が総合的にチェックすることができます。そのため、「かかりつけ薬局」を決めることをお勧めいたします。
  • 院外処方せんは、交付された日を含め4日間が有効期限となっています。それを過ぎた場合には、再度診察を受けていただき再交付が必要となります。その際は、保険が適用されませんのでご注意ください。
  • 院外処方せんを交付の際、薬剤費が安くなる「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」を希望される場合は診察時に医師にお申し出ください。

【入院】

医師が電子カルテで処方され薬剤部に出力される処方せんにより調剤します。用法、用量や薬剤同士の相互作用をチェックし、電子カルテに連動した調剤支援システムを用いて安全かつ効率的に調剤を行います。それにより、散剤や水剤は監査システムを用いて間違いのないお薬を作れるようなしくみも導入しています。また、飲み忘れを防いだり、多種類のお薬の管理をしやすくしたり、さらに飲みにくい患者様に対応するため、1回に服用するお薬を1つに包装する一包化や、錠剤を粉薬にしたりする調剤を行っています。 

【 調剤 】

2. 注射薬調剤

電子カルテの注射オーダと連動した自動注射薬払出装置を用い、定数配置病棟以外の入院患者様の注射薬を一施用毎に注射薬調剤を行っています。投与量、投与速度、配合変化などの処方チェックは調剤時だけでなく、病棟担当薬剤師もあわせてチェックを行い、安全に注射薬が投与されるよう努めています。

【 自動注射薬払出装置 】
【 注射薬調剤室 】

3. 注射薬無菌調剤

【 安全キャビネット 】

注射薬無菌調製室は、薬剤部内および化学療法センターに併設したサテライトファーマシーの2ヶ所で抗がん剤を、安全キャビネットを用いて無菌的に調製しています。抗がん剤調製の安全性を高めるために、調製薬の監査システムを導入しています。処方や投与間隔等のチェックを行い、休日の抗がん剤調製も対応しています。安全で安心できるがん化学療法の実施に努めています。
また、高カロリー輸液(TPN)や一部のホルモン製剤についても、クリーンベンチにより無菌的に調製しています。

4. 医薬品情報業務(DI業務)

最新の医薬品の情報を収集し、有効かつ安全に薬物治療が行えるよう院内への発信に努めています。
薬事委員会での新規採用薬の審議の準備や、院内で発生した副作用情報の収集も行い、医薬品情報にかかる種々の業務を行います。

5. 薬剤師外来

抗がん剤治療指導外来

医師の依頼や患者さんの希望により、抗がん剤治療を予定または開始されている患者さんを対象に、外来の診察受付6番にある専用の診察室(薬剤師外来)で薬剤師が面談しています。医師の診察前や診察後に、患者さんへの抗がん剤投与スケジュールや薬の説明、予想される副作用とその対応、日常生活での注意点の説明を行っています。相互作用や副作用等のモニタリング(問題がないか)や患者さんの不安の有無などを継続的に確認しています。それらを医師に情報提供し、必要に応じて処方提案を行うことで、医師、看護師と連携してより安全で有効な薬物療法を目指していきます。抗がん剤を服用中の患者さんで、薬剤師との面談をご希望される方は医師にご相談下さい。
薬剤師外来 面談

薬剤師の外来診察同席業務(レブラミド外来)

厳しい管理(内服モニタリング、正しい使用など)が求められているレブラミドという抗がん剤を服用している患者さんに対し、外来診察室で医師とともに外来診療を行っています。薬剤師は、その場で使用量の変更、休薬期間の設定、他のお薬の追加や中止の検討を医師に提案し、治療計画の管理をサポートしています。
外来診察室

常用薬確認外来

手術前に、おくすりや健康食品を事前に中止していなければ、入院、手術が中止になる場合もあり、患者さんに安心して手術を受けていただけるよう、常用されているおくすりで手術前に中止するべきものがないか、健康食品に中止をするべき成分が含まれていないかについて、薬剤師が外来で患者様と面談し、事前にチェックを行うことをしています。
薬剤師

薬剤師

6. 製剤

市販されていない薬剤を使用しなければならない場合に、クリーンな環境下で薬剤を調製し、患者様に供給しています。

 

7. 薬剤管理指導、病棟薬剤業務

入院時持参薬管理

当院では予定入院患者さんについて、原則、入院時に直接薬剤部にお越しいただき面談し、他院で交付された常用薬や健康食品等を含めたお薬の確認を行っています。常用薬が入院時の治療に影響がないか、重複投与とならないよう事前に服用中のお薬を確認し、それを患者様の電子カルテ情報として登録を行い、薬物治療の管理を開始します。
ご面倒ですが、ご入院の度に同様の聞き取りをさせていただいておりますが、患者さんの安全な薬物治療を行ううえで必要な情報をお聞きさせていただいておりますので、ご協力の程お願い致します。

薬剤管理指導、病棟薬剤業務

各病棟に薬剤師が常駐し、入院患者さんの最適な薬物治療のために、薬学的視点から治療を支援できるよう活動しています。持参薬を含めた使用薬品の管理はもちろん、相互作用のチェックや副作用のモニタリングといった薬学的ケアを実践しています。
ベッドサイドで患者さんと面談することにより、内服薬だけでなく投薬される注射薬についてもその使用目的や可能性のある副作用やその対処法等について説明させていただきます。早期に薬剤の効果や副作用の有無を確認し、医師へ新たな処方の提案を行うなど、より安全で効果的な薬物治療への総合的な関与を行っています。また、病棟内に置かれている医薬品の全てにおいて適切に管理されているのかを定期的にチェックしています。

8. TDM(治療薬物モニタリング)

主に抗MRSA薬を中心に、患者さんから採血した血液中の薬物濃度の測定結果を基に、各病棟担当の薬剤師が治療効果や安全性の評価を行い、最適な薬剤の投与量、投与間隔を設計し、医師へ処方提案を行っています。 

9. 麻薬管理

医療用麻薬は、手術中、手術後の痛み、がん性疼痛などの症状緩和に用いられます。法令により厳密に管理が規制されており、全ての院内の医療用麻薬について適正な管理を行っています。

10. 各チーム医療への参画

最適な薬物治療を病院スタッフが一丸となって提供するため、 院内医療チームの一員として薬剤師が専門性を発揮し活躍しています。

  • がん総合診療部チーム
  • ICT(感染管理)チーム
  • AST(抗菌薬適正使用支援チーム)
  • NST(栄養サポートチーム)
  • リエゾンチーム
  • 緩和ケアチーム
  • 認知症サポートチーム
  • 糖尿病療養指導支援チーム

11. 教育、研修

レジデント制度について

高度医療に対応した臨床薬剤業務並びにチーム医療を実践できる薬剤師を養成するため、2019年度よりレジデント制度を導入しています。
原則として期間は2年間で、1年目の医療薬学一般コースでは臨床薬剤業務に必要な知識や技能を、2年目の医療薬学専門コースではさらに高度な臨床薬剤業務を通して、チーム医療を実践できる実力を習得します。

2019年度レジデントからのメッセージ

私は他院での勤務を経て当院レジデントとなりました。今日の薬剤師には広範な知識が求められていると感じていますが、私自身は担当病棟でよくみる疾患に偏った知識となっていました。また、疾患によってはそれを扱う診療科が自施設に無く、薬物療法の知識・薬剤管理指導経験が乏しいものもあったため、当院におけるレジデント研修を希望致しました。2年間のレジデント研修では薬剤師業務の基本であるセントラル業務から、化学療法センター業務、各種チーム医療に病棟業務をローテーションで学べるようになっています。また、独力で行うのは困難な臨床研究についても、経験豊富な先生方にご指導いただけます。レジデント研修を通じて、自分に欠けている知識・実務の補填と、これまでに培った能力のブラッシュアップに努めたいと思います。また、本研修で学んだことを今後の新人薬剤師の教育に活かせるよう十分に研鑽を積みたいと考えています。(2009年卒 堀)</p

学生実習の受入れ

モデル、コアカリキュラムに基づき臨床現場で必要な「薬剤師として求められる基本的な資質」の修得を大学で学ぶ基礎知識を活かして薬学生に身につけてもらえるよう全力で指導を取り組み将来の薬剤師の育成にも力を注いでおります。

研修

【 新薬研修会 】
部内での新薬研修会等をカンファレンス室で行っています。病棟担当薬剤師によるカンファレンスも毎週行い症例等の情報を共有しています。

臨床薬学講師

院外の看護大学や薬学部の臨床薬学に関する講師、院内の勉強会での講師を務め、いろいろな医療従事者や学生に対する教育も行っています。

12. 論文、学会発表、講演会など

平成30(2018)年度

【学会】

  • 西村亮、佐藤雄一、奥野昌宏、中浴伸二、中田学
    DPP-4阻害薬の連日製剤から週1回製剤への変更に伴う服薬アドヒアランス、糖尿病治療満足度質問票の変化および治療成績への影響
    第2回日本老年薬学会学術大会、東京、2018.5.12-13
  • 山﨑彬史、奥野昌宏、中浴伸二、中田学
    入院中に認知機能低下があり、他職種連携により内服薬を整理して自己管理可能にできた一症例
    第2回日本老年薬学会学術大会、東京、2018.5.12-13
  • 中西真也
    抗がん剤自動調整ロボット導入によるミキシング業務効率化とその後の業務展開
    日本医療薬学会第6回がん専門薬剤師全体会議、東京、2018.5.12
  • 山﨑彬史、高栁信子、奥野昌宏、中浴伸二、中田学
    結核病棟において、リファンピシン(RFP)使用中の患者に対してオピオイドの選択に介入した2症例
    第12回日本緩和医療薬学会年会、東京、2018.5.25-27
  • 村上朋美、山﨑彬史、高栁信子、奥野昌宏、中浴伸二、中田学
    肺癌患者の呼吸苦に対して、病棟配置薬剤師の提案によりロラゼパムを使用し、呼吸苦が緩和できた一症例
    第12回日本緩和医療薬学会年会、東京、2018.5.25-27
  • 西村亮、中西真也、吉野新太郎、原田卓弥、中浴伸二、濵宏仁、森本茂文
    カルボプラチン-アルブミン結合パクリタキセル療法におけるアプレピタント投与の有無による制吐効果への影響
    第28回日本医療薬学会年会、神戸、2018.11.23-25
  • 山﨑彬史、濵宏仁、中浴伸二、森本茂文
    β2受容体刺激吸入薬に起因する低カリウム血症についての調査
    第28回日本医療薬学会年会、神戸、2018.11.23-25
  • 森本めぐみ、濵宏仁、中浴伸二、森本茂文
    分娩後の予防的メチルエルゴメトリンおよび抗菌薬内服投与の廃止に伴う影響の有無に関する検討
    第28回日本医療薬学会年会、神戸、2018.11.23-25

13. 薬剤部の見学について

レジデント・職員を希望される方のために、随時薬剤部の見学会を実施しています。希望される方は下記の1~4を必ず記載の上、E-mailにてお申込ください。

 1. 氏名(フリガナ)
 2. 性別
 3. 大学名・学年
 4. 見学希望日時(第2希望までご記載ください。)

 申込先 : nakasako@kcho.jp (件名は【見学申込】としてください)

       担当 : 副薬剤長 中浴(なかさこ)
       TEL 078-997-2200 (代表)

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