各診療科・各部門紹介

放射線技術部

放射線技術部 MR検査部門
検査の概要と目的

MRI装置は中心に穴のあいた大きな磁石と考えてください。この大きな穴の中に体を入れて、それからFMラジオに用いられる電波を体に当てて、体の中の様子を画像化(写真)する検査です。体のタテ方向、ヨコ方向、ナナメ方向などの任意の切り口の断面の鮮明な断層写真が得られ、診断に大変役立つ検査です。また、放射線を使っていないので被ばくする心配はありません。しかし、磁力の向きを変化させていく為に工事現場のような大きな音が発生します。部位によって検査時間は異なりますが、概ね30分程度です。

検査を受けるときの注意点

金属は検査の妨げになりますので、以下のものは取り外してください。

  • 貴金属(時計、指輪、ネックレス、イヤリング、ヘアピンなど)
  • 眼鏡、補聴器、入れ歯、エレキバン、カイロ、ニコチンパッチなど
  • 金属のついている下着(ブラジャー、スリップなど)
  • 金属を含む化粧品(マスカラ、制汗剤等)
  • 一部のコンタクトレンズ
    (保存ケースや眼鏡等をご用意ください)

次のような方は検査ができない場合がありますので、必ず事前にお知らせください。

  • 心臓ペースメーカーなどの電気電子機器を体内に入れている方
  • 外傷や手術で人工関節や脳動脈クリップ、金属ステントなどの金属が体内にある方
  • 妊娠中もしくは妊娠している可能性のある方、授乳中の方
  • 閉所恐怖症など狭い場所が苦手な方
  • 入れ墨のある方

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機器紹介

当院では、1.5T(テスラ)の装置1台と3T(テスラ)の装置1台の合計2台で運用しています。どちらもSiemens社製で1.5T装置は平成14年に増設 ・ 稼動、3T装置は平成23年に更新・稼働した装置です。検査目的や部位に応じて、2台の装置を使い分けて検査をおこなっています。

Skyra

▲MAGNETOM Skyra 3T
(Siemens)

MAGNETOM Symphony 1.5T(Siemens)
▲MAGNETOM Symphony 1.5T
(Siemens)
 
検査内容

頭部MRI検査

頭部MRI検査  頭部MRI検査 

仰向けで寝ていただき、検査内容にもよりますが概ね15分~30分の検査です。 頭をセンサーの中に入れて寝転んでいただきます。頭を動かさないようにお願いします。狭いところが苦手な方は申し出て下さい。

脊椎MRI検査

脊椎MRI検査   

仰向けで寝ていただき、概ね30分程で終了します。体を動かさないようにしていて下さい。

上腹部MRI検査

上腹部MRI検査  上腹部MRI検査  上腹部MRI検査

 

上腹部MRI検査 

 

仰向けで寝ていただき、息を止める検査と息を止めない検査があります。また、検査室に入る前に、お薬(造影剤)を飲んでもらう場合や、造影剤投与のための注射をする場合があります。息止めはその都度声をかけていきます。検査時間は15分~45分です。

下腹部MRI検査

上腹部MRI検査  上腹部MRI検査 

 

 

 

腸の動きによって画像がボケる場合がありますので、検査室に入る前に、腸の動きを弱めるお薬を注射させていただきます。その後、検査室に入り寝ていただきます。検査は15分~30分で終了します。妊娠中、またはその可能性のある方、授乳中の方は申し出て下さい。

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3T装置稼働しています

新しい3T装置はガントリ-径(撮影する筒の中)が70㎝でCT並みの広さとなり、装置の奥行き自体が短くなったことで閉塞感がかなり軽減されました。 体内金属や入れ墨などの金属制限が厳しくなり、検査にあたっては今まで以上に確認をお願いいたします。

以下3T装置での検査をご案内いたします。

両側乳房検査

   

今までは右・左のどちらか片側のみの検査でしたが、両側同時検査が可能となりました。両側検査することで早期発見治療に貢献いたします。

心臓検査

     

 

以前より心筋検査は可能でありましたが、冠動脈検査が可能となりました。
検査時間は約60分と長いのですが、ヨード造影剤副作用等でCT・血管造影検査不可能時に有効な検査となります。

その他特殊検査

     

 

 

頭部検査は3Tの高磁場を活かして様々な検査が可能になりました。

MRS(スペクトロスコピー)、DTI(拡散テンソル画像)、ASL(非造影のパーフュージョン)、造影剤を使用せずに四肢の血管撮影も可能ですし、身長が205㎝までの患者さんであれば全身の検査が可能です。

その他MRI検査

その他MRI検査  その他MRI検査 

お薬(造影剤)を使う場合や、心電図のシールを貼らしていただく場合など様々な検査がありますので、その都度、検査担当の放射線技師が説明いたします。

検査件数
  全検査数 造影なし 造影あり
平成26年度 9,447件 6,809件 2,638件
平成27年度 10,050件 7,118件 2,932件
平成28年度 10,241件 7,437件 2,804件