各診療科・各部門紹介

放射線技術部

X線透視検査部門

検査の概要と目的

X線透視検査とは、主に一般のレントゲン写真では写らない部位を、造影剤(※)と呼ばれるものを使用して、X線透視のもと目的の部位を確認しながらX線写真を撮影していく検査です。またX線透視は、さまざまな検査や処置の補助的役割としても用いられています。 
※ 造影剤とはX線吸収の高いもので、X線写真上に良く写ります。 この検査部門では主にバリウムと呼ばれるものを使用し、目的の管腔臓器に対しバリウムと空気またはCO2による二重造影を行うことにより、微細な構造を描出することができます。

検査を受ける時の注意点

X線検査のため妊娠中やその可能性がある方は必ず事前に申し出てください。また造影剤を使用しますので、問診票も必ず記入をお願いします。検査は更衣をしていただきますので、あらかじめ更衣しやすい服装でご来院ください。その他、検査部位によってそれぞれ注意点が異なります。検査が安全に行われ、正しく診断が得られるように、注意事項を正しく守っていただきますようご協力ください。尚、検査予約時には注意事項等の用紙をお渡ししておりますので、よく読んで検査におこしください。

実際の検査について

下咽頭、食道透視検査前処置

特に注意事項はありません。

【 検査内容 】

造影剤を飲んでいただき、タイミング良く連続撮影等行っていきます。

胃十二指腸透視検査前処置

胃の中に食べ物や飲み物が残っていては正しい検査ができません。検査前日の21時以降は絶食し、水、お茶等の飲食をしないでください。血圧、心臓等のお薬の服用は医師の指示に従ってください。検査直前には胃の動きを一時的に抑える薬を筋肉注射します。
【 検査内容 】
バリウム等の造影剤を飲んでいただき、食道から胃、十二指腸へ造影剤の流れに合わせ、体の方向を変えながら写真を撮ります。検査後はバリウムが腸に残らないように下剤をお渡しします。

注腸検査前処置

大腸の中に便が残っていては正しい検査ができません。検査2日前に下剤を飲み、検査前日は検査食を召し上がってください。お薬などを服用している方は医師の指示に従ってください。
【 検査内容 】
バリウム等の造影剤を直腸から管を使って注入し、体の方向を変えながら写真を撮ります。検査後はバリウムが腸に残らないように下剤をお渡しします。便はバリウムで白っぽくなっていますが、心配はありません。水分を多く取れば排泄は早くなります。

その他の検査

検査の種類によっては、静脈に造影剤を点滴注入し体内を経由して、目的部位に造影剤が入っている状態を透視で確認しながら撮影するものもあります。代表的なものとしては、胆嚢造影や腎盂尿管造影などがあります。 

装置の紹介

【 Siemens社製 AXIOM Luminos dRF 】

大視野FPDを搭載

43cm×43cm間接変換方式のFPD(Flat Panel Detector:平面検出器)を搭載しています。FPDを搭載することにより従来のようなフィルムの詰替が 必要なくなり、しかも高画質のまま被曝の低減をはかることが可能となりました。さらに43cm×43cmという大視野FPDを採用しているため、多目的な検査に 対応することが可能です。

最低テーブル高48cm

床上高48cmまでベッドを下げることが出来るため、小柄な方や車椅子 を利用されている方の乗り降りもスムーズに行うことが出来ます。

被曝低減画像処理技術

デジタル画像処理技術により、少ないX線量でも診断価値の高い画像を提供することが出来ます。さらにFPD技術との統合により従来のフィルム撮影に比べて大幅な被曝低減を行うことが可能です。

多彩な検査に対応

大視野FPDと幅広ベッドの搭載により、従来の装置では不可能であった多彩な透視検査に対応にすることが可能になりました。DSA (Digital Subtraction Angiography)機能も装備しているため、血管の撮影を行うことも可能です。救急患者さんの検査にも迅速に対応いたします。

検査人数(主な検査)

※ 表の内容が全て表示されていない場合は、横にスライドしてください。

 

2018年度
(平成30年度)

2019年度
(令和元年度)
上部消化管検査 108 112
下部消化管検査 125 154
外科・消化器外科検査(処置) 223 134
泌尿器科・産婦人科検査(処置) 464 452
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