病院紹介

院長挨拶

当院は平成6年8月に開院いたしました。当時の「神戸西地域」は、人口が急増し医療需要が著しく増加しておりました。そのなかで、当院は地域の中核病院として高度医療、救急医療を提供するとともに、連携システムのモデルケースとして、地域の医療機関との連携に取り組み、また、旧市立玉津病院の結核医療を引き継ぐという使命をもって誕生いたしました。平成7年1月の阪神淡路大震災では、被害が比較的少なく神戸市における医療提供体制の維持に大きく貢献することができました。その後も診療機能を拡充し、平成26年には手術室の増設と手術支援ロボット”ダヴィンチ”を導入、平成27年には化学療法センターの拡充、がん患者相談支援センターの開設、緩和ケア外来の充実、平成28年度は内視鏡センターの拡充などを行っています。さらに今年度は、PET-CTの導入により、がん診療機能の充実を図ります。

また、当院は平成29年4月1日から市立病院となりました。市立病院として、引き続き、救急医療、結核医療、がん診療をはじめとする高度医療など、政策的医療を提供することにより公的な役割を果たし、地域の皆様から愛される病院を目指してまいります。以下に私どもが重点的に取り組んでいることを述べさせていただきます。

1.患者さんの視点に立った医療

当院の基本理念は「神戸西地域に根づいた安心・安全な医療をめざします」です。「地域に根づく」ということは、救急患者の受け入れだけでなく、積極的に地域の先生方との連携を行うほか、必要に応じ福祉・介護との連携や健康に関しての啓蒙まで行うことと考えます。「安心・安全な医療」には、医学的知識や技術だけでなく、患者さんの視点に立って判断・行動することが大切です。職員による医療行為が「病院の理念に沿っているか」「患者さんのためになっているか」を判断し、適正でなければ是正いたします。もし、お気づきの点がございましたら、遠慮なくご指摘ください。

2. 救急医療

救急医療は開院時から、24時間体制で担っております。生命にかかわる領域においては、救急隊との連携を密にし、救命処置が迅速に行える体制をとっております。時によっては、多くの患者さんに対応しきれず、救急車をお断りすることもありますが、可能な限り皆様の期待にお答えできるよう救急体制を整備してまいります。

3.がんを中心とした高度専門医療

2025年をピークとする超高齢化社会を乗り切るため、地域包括ケアシステムが構築されようとしております。そのためには病院の機能分化が不可欠です。当院は高度急性期・急性期の機能を担っていくため、病院機能の更なる充実を図っております。平成28年度からは、乳がんに対する乳房再建術やロボット支援下腎部分切除術などの高度手術も始めるとともに、内視鏡センターの増改築を行い、リカバリー室などの機能を充実いたしました。さらに、平成29年度は、さらなるがん診療機能の向上を図るため、PET-CTを設置するなど、「国指定のがん診療連携拠点病院」として、常に最新技術を導入し、トップレベルのがん診療が提供できるよう努めてまいります。

4. 小児・周産期医療

神戸西地域は若い人口が多いため、小児・周産期医療は極めて重要な医療分野です。当院は開院時より小児・周産期医療の向上に取り組んでおります。特に迅速性を必要とする緊急帝王切開術においては、産科医、麻酔科医、小児科医、手術室看護師のチームが直ちに対応できる体制をとっております。この体制を敷く施設は神戸市内でも僅かでありますが、今後も地域における周産期医療の核として貢献いたしたいと考えます。

5. 地域医療機関との連携

当院は「地域医療支援病院」の指定を受け、地域医療室を窓口として、主に神戸西地域(西区、垂水区、須磨区)の医療機関と密な連携をとっております。 患者さんの「かかりつけ医」との連携は、シームレスな診療提供を可能とし、「安心・安全な医療」へと繋がるものです。地域完結型医療において、当院は高度急性期・急性期の診療を担当し、その後は地域の医療機関等において、医療・介護・福祉サービスを継続して受けていただけるよう支援してまいります。患者さん、ご家族、地域の開業医の先生方や医療機関、そして施設、事業所の方々からのご相談やご依頼をお受けいたしますので、遠慮なくご利用ください。

職員一同、これからも笑顔を忘れず努力して参りますので、よろしくご支援、ご協力をお願いいたします。

 

 

 

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