採用情報

各診療科の体制(中央部門の体制)

中央手術部

 当院は国指定がん拠点病院の役割と充実した救急医療体制が求められるため、がんに対する高度医療手術と、救急患者さんに対する緊急手術が可能な体制をとっています。手術室は感染症(結核)対応手術室、バイオクリーンルームを含む計8室が常に稼働しています。2021年度はコロナ感染症の影響で総手術件数は減少し5504件で、うち854件は緊急手術でした。

 医療機器では最新型ロボット機種であるダビンチXi(図1)を導入し、内視鏡外科機器では3Dハイビジョン対応の最新機器も導入しています。ダビンチXiはシミュレーター(図2)も付属しており研修医・専攻医もロボット手術のトレーニングを行うこともできます。ロボット支援手術支援手術は泌尿器科、消化器外科、呼吸器外科で多岐にわたる術式を行っています。また、ICUと連携して、より高度な手術も各外科系診療科で行っており、外科系医師を目指す若い先生方は高難度手術を含む多種多様な手術を経験することができます。

 

 

図1 ダビンチXi

 

 

図2 シミュレーター

救急部

西神戸医療センターは神戸市の救急体制のなかで、軽症の1次救急から、2次救急病院群をバックアップする重症救急までの広い範囲を担っている。心臓外科をもたないので3次救急病院ではないが、夜間を含め緊急血管造影検査およびintervention、内視鏡的治療、緊急手術などを積極的に行っている。救急部は独立した部門ではないが、研修医は2年間のうち1.5ヶ月間救急部所属となり、小児救急を含め、救急外来や緊急入院患者の診療を通じて救急診療に役立つ診断能力、治療技術を習得するための研修を行う。

また日々の時間外救急診療では、研修医が大きな役割を果たしており、症例には事欠かない。また、心肺蘇生教育にも力を注ぎ、研修医に日本救急医学会認定ICLSコースを提供してきたが、現在、米国心臓協会AHAコースも受講できる体制を整えた。また、JPTECにも積極的に参加している。多大な研修意欲をもつ医師を求む。

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年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度
年間救急外来件数
(時間外)
22,203 21,982 21,581 21,438 22,887
年間救急病棟
入院件数
2,127 2,181 2,231 2,346 2,477
救急車件数 3,057 3,082 3,493 3,559 4,225
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