よりよい医療のために

よりよい医療への取り組み

褥瘡(じょくそう)予防対策

褥瘡対策委員会が中心となり、入院患者さんの褥瘡発生予防や悪化の防止に積極的に取り組んでいます。平成21年より皮膚科で創傷外来を開設し、通院中の患者さんの褥瘡もより充実した対応ができるようになりました。

褥瘡予防対策の内容

各部署に褥瘡対策委員を配置し、全ての入院患者さんに対して入院時から統一した考えのもと、医師と看護師が連携して日常生活自立度を判定し、自立度の低い患者さんに対して一人一人に褥瘡予防マットレスの導入や骨突出部の定期的な圧力の評価、スキンケアなどの予防対策をたてて積極的に取り組んでいます。褥瘡ができても早期に適切な処置を行い、早期治療を目指しています。

褥瘡は予防が最も大切といわれています。また早期に処置を行えば治る範囲のものが多く、当院での治りにくい褥瘡のほとんどは入院前にすでに発生していたものです。治りにくい褥瘡に関しては褥瘡回診で皮膚科医師、皮膚・排泄ケア認定看護師、管理栄養士が専門的な視点で関わり、局所処置、体圧分散ケア、スキンケア、栄養管理などチームで治療にあたっています。また通院中の患者さんでは訪問看護師とも連絡を取り合い褥瘡の改善、悪化防止につとめています。

トピックス

褥瘡ケアはここ十年で大きく進歩しましたが褥瘡発生予防と早期治癒に主眼がおかれ痛みの緩和という視点では評価されてきませんでした。最近では褥瘡ケアにおいても緩和ケアの考え方が導入されつつあります。痛みを考慮した創傷被覆材の開発やより処置をしやすく工夫された形状のものが開発されてきています。また、褥瘡予防マットレスにおいても患者さんの生活の質を考慮し活動・可動状況に合わせてモード調整可能なものが増えてきました。当院でも学会やセミナーに参加し最新の治療・ケア方法が取り入れられるよう努力しています。

在宅における褥瘡の状況は以前に比べると改善はしてきていますが、依然として有病率は高く、重度の褥瘡が多いと言われています。褥瘡は圧力やずれ、摩擦などが局所に一定時間以上かかる状況がある時に発生しやすくなります。自宅でトイレ以外は寝ている、痛みなどが原因で同じ姿勢で過ごすことが多くなった時は早く医療機関や介護保険の関係者に相談して予防に努められることをお勧めします。

 

その他の取り組み
精神科リエゾンチーム 外科系専門医制度と連携したデータベース事業 倫理委員会事務局 緩和ケアチーム

感染防止対策 褥瘡(じょくそう)予防対策 医療安全推進対策 クリニカルパス

院内がん登録の実施と兵庫県がん登録事業への協力  ネームバンド 栄養サポートチーム(NST) 医療事故の公表について

医療事故の公表事案件数 患者満足度調査 RMT(Respiratory care Management Team)  輸血拒否患者さんへの対応

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