病院からのお知らせ

クリスマスコンサート2015開催

がん総合診療部主催で、12月4日金曜日14時から、当院地域医療ホールで、がん患者さんやご家族との集いクリスマスコンサートを昨年に続けて開催しました。
御園和美がん総合診療部副部長、呼吸器内科 多田公英医師をリーダーとする準備グループが、9月頃から用意を進めてきました。


北風の冷たい日でしたので、どれだけの皆さんにご参加頂けるか心配しておりましたが、開始のかなり前から、外来通院あるいは入院中の患者さんやご家族に、40人余りご出席頂きました。

多田医師の司会で、がん総合診療部長 竹内康人医師の開会の挨拶の後、バイオリン 病理診断科 石原美佐医師、ビオラ 神経内科 石尾ゆきこ医師、ピアノ 研修医 濱場千夏医師/阪上由可子医師のメンバーで、『あまちゃん』のテーマ、映画音楽メロディー『80日間世界一周』、『ある愛の詩』、『ティファニーで朝食を』より『Moon River』と私達に馴染みのある名曲ばかりでしたので、口ずさんでおられる患者さんが見受けられました。

次に披露したのは、消化器内科 井谷智尚医師をリーダーとする音楽同好会メンバーによるコーラス。ピアノ伴奏は、医事課 中島健さん、消化器内科 荒尾真道医師、濱場千夏医師が担当。医師、看護師、放射線技師、外来受付・放射線受付クラーク、司書等多職種のメンバーが終業後に集まり猛練習を繰り返してきました。
『聖夜』『ジングルベル』『赤鼻のトナカイ』『サンタが町にやってくる』という定番のクリスマスソングで始まり、井谷医師のウィットに富んだお喋りを挟んで、『故郷』『川の流れのように』と心にしみるような曲が続き、さらに最近流行りました『365日の紙飛行機』『花は咲く』を聴衆の皆さんも一緒に歌って頂きました。

会場から沸き起こったアンコールの呼びかけに対して、「こういったこともあるかと思って用意しました。」と井谷医師が笑いをとりつつ、『カントリーロード』を歌い、会場内がほのぼのとした雰囲気になりました。
多田医師の閉会の挨拶をもってお開きとなりました。皆さん、笑顔で会場を去っていかれました。
夕方、入院患者さんに尋ねると、「ありがとうございました。皆さん、非常にお上手でしたが、本当に病院で働いておられる職員さんなんですよね。」「元気をもらいました。職員の皆さんが応援してくださっていることが、良く分かりました。明日からがんばります。」「私の主治医の先生が歌っておられたんですよ。」といった感想を頂きました。
来年度以降も、がんと戦われている患者さんやご家族の皆さんを応援する企画をスタッフ一同で考えていきたいと思います。

 

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