先輩看護師からのメッセージ Message
患者さんは、多くの方が人生の大先輩ですし、
尊敬をもって接します。
プロフィール画像 2010年 外来勤務 子育て 女性看護師

病棟看護師

入職してから、まず整形外科と耳鼻科の混合病棟で7年 その後、脳神経外科、眼科病棟に異動して6年目になります。

自己紹介

赤工(あかく)です。今年で13年目です。入職してから、まず整形外科と耳鼻科の混合病棟で7年。
その後、脳神経外科、眼科病棟に異動して6年目になります。

お仕事の内容を教えてください。

脳出血やくも膜下出血、脳腫瘍などで手術を受けられる方が多く、急性期から回復期の援助を中心に行っています。麻痺があったり、うまく言葉を発することが出来ない患者さんが多いので、食事や排泄・清潔のケアなどを含めた心身のケアを行います。日常生活を整えながら、患者さんや家族とともにこれからの生活を考えていくようにしています。

患者さんは大体ひと月ほど入院されますが、まっすぐ自宅に退院できる方は少ないですね。長期的に療養できる施設で、リハビリテーションに積極的に取り組まれる方が多いので、そこで少しでも快適な生活が送れるようにサポートをします。

日々のお仕事の中で、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

体に麻痺があり、ほぼ寝たきり状態で入院された患者さんが、少しずつ意識が戻ってくる瞬間に関われることが嬉しいです。表情が豊かになり、一生懸命、話をされるようになっていかれます。そんな姿を拝見していますと、この仕事をやっていて良かったなと本当に思います。

ご自分で動けない患者さんが多いようですが、そんな中での看護師の役割はどういったものでしょうか?また、患者さんにとってどのような存在なのでしょうか?

患者さんの受け取り方もそれぞれですし、看護師側も、患者さんのメッセージに対して何を受け取ったか、人によって違うと思いますが、私が常に心がけていることは、「自分がどうしてさしあげたいか」ではなく「患者さんがどうされたいか」を引き出すことです。言葉を発することが出来ない患者さんに対しては、ご家族の方と沢山コミュニケーションをとり、情報を得るようにしています。元気だったときの趣味や、お仕事の話をうかがい、人物像をイメージしていきます。

患者さんは、多くの方が人生の大先輩ですし、尊敬をもって接します。もし自分がいきなり、「体を拭きますねー」と言われて服を脱がされたら、どんな気分になるでしょうか。恥ずかしいし、嫌な気分になると思います。「相手がされるといやなこと」「自分がされると嬉しいこと」この2つは常に頭に置いていなくてはいけません。本当に、学ぶこと、教えていただくことが毎日沢山あります。

心が疲れたりしませんか?

心が疲れることはあります。でも、人間誰しもそういうときがあると思いますし、家族に聞いてもらったり、意見をもらいながら毎日気持ちを切り替えています。

後輩が困ってるときはどうしますか?

「自分の家族が寝たきりだったらどう思う?」や、「自分が寝たきりになったらどうしてほしい?」というようなことをアドバイスします。それが一番本人たちにとってイメージしやすい解決の近道だと思います。

失敗の中から学んだことはありますか?

毎日反省や失敗ばかりです(汗)ただ、それが積み重なったこの13年間が、きっとすべて学びだったんだと思います。

※ インタビュー内容は2012年10月現在のものです。