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各診療科の体制

総合内科

総合内科では特定の専門的視点にとらわれることなく内科疾患全般を診療の対象とすることで、内科的管理が必要な複数の疾患を同時に持つ患者さんや原因がはっきりしない症状を持つ患者さんを対象として診療を行います。いかに患者さんの情報を収集し全身の状態を把握することで診断・治療を行っていくかを外来及び入院診療の中で学んでいただきます。近年、ビッグデータや人工知能を用いた医療や遺伝子(ゲノム)情報を用いたPrecision medicine(精密医療)など様々なイノベーションが医療の現場でおこりつつあります。総合内科ではそのような次世代の医療を念頭に、一人一人の患者さんにしっかりと向き合う医療に取り組むとともに広い視野を持った人材の育成を目指しています。

脳神経内科

急性期脳血管障害から変性疾患まで、神経内科疾患全般にわたり診療を行っています。近隣に脳神経内科専門医が少ないこともあり、多岐にわたる豊富な症例を経験することができます。また24時間救急対応を行っている当院の性格上、救急入院が多いのも当科の特徴の一つです。

初期研修医には、脳神経内科の基本的な考え方と診察の仕方を学んでいただくとともに、少なくとも、脳卒中急性期の対応を習得できるようなっていただきます。充実した内科研修が可能な施設であることは間違いありません。

糖尿病・内分泌内科

当科は糖尿病を中心として内分泌・代謝疾患全般についての診療を行っています。初期研修医の皆さんに受け持ってもらう入院患者に関しては、年間150例程度ですが、2型糖尿病が半数強、その他、1型糖尿病、下垂体疾患、原発性アルドステロン症を中心とした副腎疾患が、それぞれ1割程度となっています。また、他科入院患者で手術や、抗癌剤治療を行う糖尿病症例も多く、また結核患者にも糖尿病の合併が多いので定期的に他病棟の回診を行なっています。

当直の際の救急医療では糖尿病性昏睡、低血糖、低Na血症などの電解質異常、甲状腺疾患などが主なものです。他、外来診療に関しては入院の必要性が少ない、甲状腺・副甲状腺疾患が比較的多く見られます。検査としては、希望すれば甲状腺エコーの研修も可能です。また、興味ある症例を担当した場合は、症例報告を行う機会を十分に設けています。

腎臓内科

近隣に腎臓内科のある病院が少ないこともあり、多彩な腎疾患の診療を行えます。特に、他院ではあまり経験できない新規のネフローゼや急速進行性腎炎症例も豊富で、腎生検による確定診断、ステロイド初め、免疫抑制薬の適応・使用など経験できます。腎生検も年間60件以上行い、腎病理についても学べます。また、CKD患者教育は、看護師・栄養士・薬剤師初め、他職種との連携に力を入れております。CKD病診連携のために近隣の開業医の先生方と勉強会の機会も設けております。

内シャント作成は腎臓内科でおこなっておりますが、難しい症例については形成外科と共同で行っております。腹膜透析カテーテル埋め込みは泌尿器科、シャントPTAは放射線科と共同で行っております。年間70例ほどの透析導入あり、また、腹膜透析も新規導入が増えてきております。腎移植については近隣の大学病院に紹介しております。その他、ICUでのCHDF, 各種血液浄化(血漿交換、アフェレーシス)も豊富です。CKD患者の増加に伴い、どの科でもCKD患者を診る機会は増えてきております。将来、腎臓内科に進まれる方はもちろん、他科に進まれる方も、当科での経験が、将来のCKD患者診療に役立つものと思われます。

免疫血液内科

当科は血液疾患、リウマチ・膠原病疾患の診療を担当しています。血液疾患に関しては、白血病、リンパ腫、骨髄腫をはじめとする血液悪性腫瘍だけでなく、その他の造血障害を含む多様な患者さんの診療を行っています。血液内科医を目指す方にとっては、多くの初診患者さんの診断から初期治療を経験することができ、貴重な後期研修ができるものと思います。

造血幹細胞移植は当院では行っていませんが、神戸市立医療センター中央市民病院での数カ月間の研修ができるように配慮しています。リウマチ・膠原病疾患については、現時点ではほとんどが外来診療で行っていますが、希望に応じて、症例を経験することは可能です。

循環器内科

朝8時半のカンファレンスから外来、病棟、CCU、心エコー室、カテ室での1日が始まる。急性心筋梗塞、不安定狭心症、心不全、大動脈解離、重症不整脈、肺塞栓等の救急患者で循環器内科入院患者の大部分を占めている。近隣に循環器疾患の救急対応が可能な病院は限られているため、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学士、看護師との協力のもと、EBMに基づいた新しい医療を導入しながら神戸西地域の心疾患患者の治療にあたっている。

また、時々地域の先生方との勉強会を行い、病診病病連携の充実に努めている。心疾患治療はプライマリーケアの原点であり、症例も豊富な循環器内科研修は内科系はもちろん外科系研修医にとっても将来必ず役立つものと思われる。

消化器内科

消化器内科の研修は朝の病棟回診から始まる。クローン病で入院している若い患者さんはお腹を痛がっていないか?急性閉塞性化膿性胆管炎で緊急入院した患者さんの血圧は安定しただろうか?膵癌が見つかって肝転移があるから手術ができないと病状説明を受けた患者さんは眠ることができただろうか?そんな思いを持ちながら患者さんを診察していくと、いろんなことを学ぶことができる。電子カルテに入力していると、上級医の先生が現れた。患者さんの現況を報告し、今後の対策についてディスカッションが行われる。おっと、消化器内科医全員が集まる朝のカンファレンスが始まる時間だ。昨日の夜、緊急入院した患者さんについて治療方針の確認が行われる。夜間に急性肝炎で入院した患者さんの担当医になった。カンファレンスが終わると、また病棟に戻って点滴や内服薬を処方したり、検査をオーダーしたりする。

朝のうちに上級医の先生に確認しておかないと、みんな外来や、検査・治療に行ってしまう。病棟での指示を出し終えると、今日は腹部エコーを当てに行こう。患者さんに許可を得て一通り当てさせてもらい、上級医の先生や技師さんにチェックをしてもらう。エコーは救急外来の診察でもよく使うから、頑張らないと・・・。PHSが鳴った。担当患者さんのESDが始まるらしい。処置具を扱うのは難しいけど、治療に加わっている充実感がある。またPHSが鳴った。今度は緊急入院した急性膵炎の患者さんの担当医になるようにということだ。専攻医の先生と一緒に診察するが、専攻医の先生はテキパキと仕事をこなしている。

2年後にはこんなふうになれるのかなあ?あっという間に夕方になった。「カメラやってみる?」昨日、そう言ってくれた先生から呼ばれ、胃モデルを相手に胃カメラの練習が始まった。えー難しい!全然思うように動かない。でも時間を忘れてやっている間に、なんとなくできるようになってきた。「先生うまいやん!」ほめられるとやっぱりうれしい。消化器内科で頑張ろうかな!

呼吸器内科

呼吸器疾患全般について、常に最新の知見をもとに診療を行うことを目標としています。患者さんに真摯に向き合いながら、臨床研究や若手医師の教育も欠かさないように努めています。呼吸器疾患には、悪性腫瘍、感染症、気道疾患、間質性疾患、循環器系障害、神経疾患に伴う呼吸障害、膠原病に伴う肺病変など多くの疾患ジャンルがあり、さらには救急処置や人工呼吸器を用いた集中治療管理なども含まれ、医師として幅広い知識・経験・技術が得られる領域です。

当院では結核を含め、呼吸器内科として必要なすべての診療を十分に行える設備と体制を有しています。肺癌治療に関しても、呼吸器外科や放射線治療科と連携して、集学的治療も多数行っております。神戸西地域の呼吸器基幹施設として、広い地域から多くの症例が紹介されており、充実した研修が可能です。

緩和ケア内科

当科は癌患者のみならず心不全・呼吸不全などの非癌患者の苦痛緩和を中心に診療を行っています。院内緩和ケアチームとして他職種アプローチによる苦痛緩和にも取り組んでいます。当院が国指定がん拠点病院であることより初期研修の間に緩和ケア研修会に参加していただきます。当院で研修することで癌患者などの苦痛緩和を通し当科との協働をすることで緩和ケアの基本的な考え方や知識を得ていただきます。

精神・神経科

ニュータウンを診療圏にもち、あらゆる年齢層、あらゆる精神障害を対象として診療を行っており、一日平均外来患者数は40名前後である。スタッフは医師7名(常勤2名、非常勤4名)と心理士5名(常勤2名、非常勤3名)である。精神科入院病棟はないが、一般病棟入院中で精神症状が出現した際や、精神的問題が生じた際に、他科と連携して対応している。

チーム医療を通じて、精神療法・集団精神療法・認知療法・行動療法・認知行動療法・栄養指導療法・家族療法を理解し、又、総合病院精神医学の特徴(特にコンサルテーション・リエゾン精神医学について)を知ることができる。又、臨床研修協力施設である単科精神科病院において、急性期統合失調症の治療に参加し、精神病レベルか神経症レベルかを鑑別して、精神病レベルの診断・検査・治療方針を習得することができる。

研修指導にも力を入れておりプライマリーケアにおいて精神障害を正確に見分け、心身両面からアプローチできるように、精神科臨床の実際を体験し、精神科において必要な基本的知識・態度・技術を習得することができる。

小児科

神戸市の西地域と周辺の三木市、明石市などを診療圏にもち、スタッフ9人と専攻医2人の計11人で診療に当たっています。専門領域は、アレルギー、血液、神経、感染症、腎臓などです。小児病棟は23床、新生児病棟は5床です。入院患者数は、年間1,200人程度(コロナ禍前は年間1500人程度)、うち新生児病棟には200人程度です。初期研修2年の間に、8週間(希望があれば最長プラス3-4か月)小児科をローテーションします。ローテーション期間中には、月に15〜20人の入院患者さんを担当します。病棟回診に参加することにより、担当していない患者さんも含めベッドサイドで理学的所見を学ぶことができます。

また、当院は小児救急医療に長年熱心に取り組んできました。年間の時間外診療の小児患者は年間約4,500人、時間外入院患者数は約450人(令和3年度実績)にのぼります。初期研修医の先生方にも、救急患者さんの対応を一緒に診療いただいています。トピックスは、全国で187施設しか認められていない小児科専門医基幹病院に指定されていることです。初期研修のみならず、後期研修(専攻医)も当院で継続することが可能です。小児科の臨床研修病院として決して期待を裏切らないので、奮って応募してください。神戸の地で一緒にこどもの医療に携わりましょう。

放射線診断科

日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関、日本IVR学会専門医修練認定施設、日本核医学会専門医教育病院に指定されており、放射線診断専門医6名を含め7名で画像診断、IVR業務を行っています。主な診断機器はCT2台(160列、80列)、MR装置2台(3.0T、2台)、血管造影装置、ガンマカメラ1台、PET-CT 1台です。

年間の診断件数はおよそCT 27,000件、MRI 11,000件、RI 1,200件、PET-CT 1,200件、マンモグラフィ 1,100件です。IVRの年間件数は約500件で、IVR学会専門医の指導のもとに、緊急疾患や悪性疾患を含めた各種IVRに積極的に取り組み成果をあげています。

画像診断・IVRにおいて広い範囲の研修が可能です。専門医が丁寧に指導していきますので、意欲ある方の積極的な応募を期待しています。

放射線治療科

日本医学放射線学会専門医総合修錬機関、日本放射線腫瘍学会認定施設に指定されています。放射線科医2名(うち治療専門医1名)で、放射線治療業務を行っています。放射線治療装置はバリアン社製 TrueBeam、3D治療計画装置はバリアン社製 Ecipseを使用しています。H30年度の治療患者数は433名、うち前立腺癌IMRTは82名です。令和元年度は放射線治療装置更新に伴う一時休止のため例年より少なく、治療患者数は220名、うち前立腺癌IMRTは25名です。体幹部定位照射、IMRT、IGRTなどの高精度放射線治療を実施しています。

研修としましては、放射線治療の原理の理解と実践の基本習得を目的とし、治療計画から照射までを一連して経験いただきます。各疾患の進展度を画像診断で把握し腫瘍の発育形成を理解したうえで、使用する放射線のエネルギー、総線量、1回線量、分割回数、治療日数をそれぞれの腫瘍に適したものを決定し外部照射の治療計画を行います。また関連診療科とのカンファレンスも充実しております。今後ますます発展する放射線治療の領域で飛躍をめざす若手医師の参加をお待ちしています。

外科・消化器外科

現在スタッフ8名、専攻医が3名の体制になっており、昨年の外科の総手術件数は817件であった。症例の多くは癌で、主なものは胃癌63例、大腸癌155例等である。良性疾患としては、胆石症145例、急性虫垂炎76例等である。胆石症の殆どは腹腔鏡下手術であり、急性胆嚢炎に対しても積極的にTryしている。さらに若い先生方を中心に胃癌や大腸癌に対しても腹腔鏡下手術を積極的にTryしている。ちなみに昨年の腹腔鏡下胃切除は54例、大腸切除は108例であった。内視鏡外科技術認定医も3人在籍している。胃癌、直腸癌、食道癌に関しては、ロボット支援手術も行っている。肝胆膵の悪性腫瘍手術も多く、肝胆膵外科高度技能医修練施設となっている。

原則として主治医執刀制をとっていて若い先生方にも積極的に執刀させている。定期手術だけでなく、緊急手術も多いので技術の上達は早く、若い先生方にとっても研修しがいのある病院であると自負している。がむしゃらに働く体力に自信のある積極性のある、かつ協調性のある若い研修医を期待している。

乳腺外科

乳癌は日本人女性において罹患率第1位の癌腫であり、欧米諸国はもとよりアジア諸国においても急増しています。その診断、治療は研究・臨床ともに目覚しい進歩がみられます。そのような情勢を踏まえ、当院においても平成25年に乳腺外科が開設されました。乳腺外科は外科・消化器外科研修の一環として初期研修を行っています。当院は術前の画像・病理診断から手術、放射線治療、内分泌療法や抗がん剤治療まで、がん診療連携拠点病院として乳癌診療を幅広く行っています。

放射線科、病理診断科、形成外科をはじめ各科との連携がよいのも当院の特徴です。乳腺外科スタッフと外科後期研修医、初期研修医からなるチームで手術を初めとした診療を行っています。部長は乳癌学会認定乳腺指導医で当院は乳癌学会認定研修施設です。

呼吸器外科

肺、縦隔、胸壁、胸部外傷の外科治療を担当しています。肺癌・縦隔腫瘍・転移性肺腫瘍などの悪性腫瘍の手術のほか気胸・嚢胞性肺疾患や胸部外傷および結核・膿胸を含む感染症手術など年間300例以上の全身麻酔手術例を行っています。手術は胸腔鏡下手術が殆どで、単孔式胸腔鏡手術、ロボット支援胸腔鏡手術も導入しており、患者さんの状況に応じて術式を選択しています。また、集学的治療を要する悪性腫瘍に対しては放射線治療科、呼吸器内科と合同で治療方針を決め、気管支形成術や肺動脈、上大静脈再建術といった拡大手術も行います。当科をローテーションする研修医は呼吸器外科修練に必要な豊富な症例を経験でき、急性・慢性膿胸手術、気道インターベンションとして気管・気管支レーザー治療、ステント挿入、また胸部外傷治療も経験できます。手術以外では術後補助化学療法や気管支鏡検査(超音波内視鏡含)も当科の担当領域で、呼吸器外科領域に関して専門的な治療を広範囲に積極的に行っていますので、ほとんどの呼吸器外科領域治療・検査を経験することが出来ます。

呼吸器外科専門医合同委員会認定修練基幹施設、日本呼吸器内視鏡学会認定施設認定を受けています。上記の広範囲な呼吸器外科領域治療・検査の指導および国内主要学会、国際学会発表、論文作成指導を行っており、呼吸器外科医を志す研修医・専攻医には最適の環境を提供できると考えています。当院で外科専門医を取得する場合には兵庫京大外科専門研修プログラムにて外科専門医や呼吸器外科専門医の取得の指導を行います。スタッフは、呼吸器外科専門医は3名で、日本呼吸器外科学会指導医の1名と専攻医2名を含む計4名です。(大政貢部長、本山秀樹医長、中西崇雄医長、足立泰志専攻医2年目)。

良いチームワークで仕事が出来ていると自負しております。チーム制を取り入れていますので、週末は分業制としており、レジデントも十分な休暇をとれるようにしています。呼吸器外科に興味を持たれている方や将来呼吸器外科医を目指す研修医を大歓迎しますので、興味のある方は神戸市立西神戸医療センター呼吸器外科部長大政貢までご連絡ください。また、コロナ感染症状況次第ですが、病院見学も随時受け入れています。

整形外科

骨折をはじめとする外傷から脊椎や関節の慢性疾患まで幅広く診ています。症例は豊富で、年間手術件数は647件でした。内訳は上肢の骨折が165、下肢の骨折が130、人工股関節30、人工膝関節40、脊椎47などです。簡単な手術では初期研修医に執刀して貰うこともあります。

勿論周りの上級医がサポートします。現在スタッフ医師は4人で、全員専門医資格を持ち臨床経験が豊富です。若いうちにいろいろな症例を万遍なく経験したい方にぴったりな病院で、充実した日々が過ごせると思います。整形外科に興味のある、やる気に溢れた方を歓迎します。見学は随意受け付けています。

脳神経外科

4名の専門医が常に診療に当たっており、毎年入院患者は400名をこえ、大部分は脳血管障害や脳腫瘍の症例ですが、頚椎症や椎間板ヘルニアおよび脊髄腫瘍などの脊椎手術、頭部外傷の症例も見られ、小児の先天的疾患以外の脳神経外科症例は経験可能です。日本脳卒中学会認定研修教育病院施設として認定されており、脳卒中症例に対しては24時間体制で患者を受け入れ、2年間で種々の脳卒中症例を経験することが可能です。

又、高齢者や外科的に直達手術が困難な症例に対しては、専門医による脳血管内手術、Radiosurgery(定位的放射線治療)や、navigation systemを利用したStereotaxic surgery(定位脳外科)等を積極的にとり入れ治療選択の充実を図り、治療成績の向上に努めています。将来脳外科医をめざすファイトある研修医を歓迎しています。

泌尿器科

尿路生殖器の内科的診断から外科的治療まで多岐にわたる診療を行っています。腹腔鏡技術認定医、がん治療認定医がそろっています。診療の中心は、腎・膀胱・前立腺などの尿路生殖器悪性腫瘍の治療で、特に腹腔鏡手術を積極的に行っています。

2014年から手術支援ロボットda Vinciも導入し、泌尿器分野では最先端の治療に取り組んでいます。また、手術適応のある良性疾患にも積極的に治療を行っており、尿路結石では体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や尿路内視鏡手術、前立腺肥大症に対してはホルミウムヤグレーザーを用いた核手術(HoLEP)を行っています。泌尿器科手術に興味のある、やる気のある研修医を歓迎します。

皮膚科

皮膚科医は合計4名(スタッフ2名、医員/専攻医2名)体制で皮膚科としては比較的人数が多く、各種皮膚疾患を幅広く治療しています。特に皮膚アレルギー・免疫疾患に力を入れて診療を行っており、初期研修ではプリックテスト・パッチテストなど各種アレルギー検査手技を習得できるように努めており、基幹病院として積極的に検査を行っています。アトピー性皮膚炎においては小児領域では食物アレルギーを合併することが多く、小児科と協力して診察を行い、軟膏外用療法などの基本手技を習得できるように指導しています。近年皮膚科領域では乾癬、特発性蕁麻疹、アトピー性皮膚炎等の疾患で生物学的製剤が使用可能となり、当科でも使用症例が増加しています、生物学的製剤の作用機序や副作用の予測においては臨床免疫学や分子生物学的な知識の習得が必要であり、適宜専攻医/研修医の希望に応じたミニレクチャーを行っています。
外科的手技としては指導医のもとで皮膚生検、手術などに実際に入って頂き、基本的な縫合や局所麻酔、切開術、悪性腫瘍切除術などが経験できます。陥入爪に対するフェノール法やワイヤー法、人工爪作成等爪のトラブル対処法が学べます。また皮膚科独自の検査としては真菌鏡検、皮膚エコー、ダーモスコピーなどがあります。
入院症例は蜂窩織炎や帯状疱疹などの急性感染症が多くを占め、抗菌薬や抗ウイルス薬の基本的な投与方法を学習します。水疱症など自己免疫疾患の症例も多く、ステロイドを含めた免疫抑制剤の全身投与や副作用対策が習得できます。
当院は日本皮膚科学会認定皮膚科専門医研修施設(主施設:神戸大学)、及び日本アレルギー学会認定専門医研修施設に指定されています。皮膚科の基本は皮疹をよく「みる」ことです。皮膚科を志望する先生方も、将来他の診療科に進まれる先生方も是非皮膚科をローテート頂き、皮疹をどのように診て鑑別疾患を考えるか、そのプロセスを一緒に体験しましょう。

産婦人科

医師7名(スタッフ5名、専攻医2名)の体制で、地域の中核、急性期病院として産婦人科疾患全般にわたり診療を行っています。外来は3診体制で、妊婦健診、婦人科外来をわけて行っています。外来では、妊婦健診や腫瘍の診療と共に力を入れているのは、月経困難症の管理や更年期障害などです。妊婦健診には特に力を注ぎ、全ての妊婦対象の超音波外来も設けています。年間の分娩数は約450例ですが、NICUの収容に制限があるため、早産のための母体搬送は34週以降(院内の妊婦は32週以降)を受け入れています。総合病院で動脈塞栓術にも対応でき、前置胎盤や産後大量出血や母体の様々な内科疾患合併の妊婦が当院へ搬送されてこられます。

当科は時間外の救急は原則受け付けていませんが、救急外来で内科や外科の医師が婦人科関連の疾患と判断した場合などには積極的に受けるようにしています。周辺の病院の産婦人科より依頼があれば搬送もできるだけ受ける様努めています。年間手術数は産科手術を含めて約800件で、若い先生にも様々な手術の助手、術者となってもらい積極的に研修してもらっています。可能な限り低侵襲手術を心掛け、膣式手術や腹腔鏡・子宮鏡といった内視鏡手術に力を入れています。

特に腹腔鏡手術は年間200弱程度で、婦人科手術の半数近くを占めるようになりました。悪性腫瘍の手術は年間50~70件ですが、最近では卵巣癌や子宮体癌が増えてきています。このため癌化学療法も入院、外来にて積極的に行っています。産婦人科は症例数が多いため、研修医にとって分娩、救急疾患、手術などを経験するには非常に恵まれた環境にあると考えています。
当院は産婦人科専門医研修連携施設です。

眼科

医師4名(スタッフ3名・専攻医1名)、視能訓練士6名の体制で、地域の中核・急性期病院として、通常および難症例の白内障、緑内障、ぶどう膜炎、網膜硝子体疾患を重点的に治療しています。また当院施設は日本眼科学会専門医研修連携施設です。令和3年度実績で、中央手術室での年間手術件数は979件、白内障は単独で751件、硝子体や緑内障などの同時手術を含めると892件、網膜硝子体手術は114件、緑内障は85件です。抗VEGF薬硝子体注射は外来で行っており、634件でした。

豊富で多彩な症例を経験することができ、真摯にやる気があれば短期間で診療の基礎を習得でき、早期に第一線で働く充実を得ることができます。なお、当科は日本眼科学会専門医制度研修施設です。

耳鼻いんこう科

医師5名(日本耳鼻咽喉科専門研修指導医3名、医員1名、後期研修医1名)で診療に当たっています。施設は日本耳鼻咽喉科学会と日本気管食道学会の専門医研修指定病院です。

令和元年度外来患者数初診2,095名、のべ患者数16,505名、令和元年度入院患者数 617名、一日平均15.34名、令和元年度の手術件数は422件でした。

手術の内訳(令和3年度)

耳手術 鼓室形成術 24件
乳突削開術(併施含む)7件
鼓膜チューブ挿入術 19側
鼻・副鼻腔手術 内視鏡下鼻・副鼻腔手術 95側
鼻中隔矯正術 63件
下鼻甲介切除術 118側
口腔・咽喉頭手術 扁桃摘出術 52側
舌、口腔、咽頭腫瘍摘出術 21件
喉頭微細手術 17件
頭頸部手術 顎下腺良性腫瘍摘出術 6件
顎下腺摘出術 4件
耳下腺良性腫瘍摘出術 15件
耳下腺悪性腫瘍摘出術 3件
甲状腺良性腫瘍摘出術 4件
甲状腺悪性腫瘍摘出術 5件
鼻・副鼻腔良性腫瘍摘出術 11件
頸部郭清術 3件
リンパ節生検 28件
頸部嚢胞摘出術 4件
気管切開術 6件

外来には一般耳鼻咽喉科疾患から頭頚部腫瘍までの多彩な疾患が集積しています。

咽喉頭の早期癌発見のためのNBI電子ファイバーや小児難聴に対するDPOAE、 ABR、 ASSRがあり新しい機器の使用の研修が可能です。術中運動神経モニタリングシステム(NIM3.0)および副鼻腔手術専用のナビゲーションシステムが導入され、より安全な手術が可能となりました。言語聴覚士と連携して聴覚・音声・嚥下障害のリハビリテーションを行っています。症例が豊富ですので耳鼻咽喉科・頭頚部外科の幅広い研修が可能です。

形成外科

形成外科は2016年度から常勤医による診療体制となり、2019年度からは医師3名で診療にあたっています。2020年度の手術件数は約400件で、約半数が入院手術です。顔面骨骨折や手指損傷などの外傷性疾患や良性及び悪性皮膚腫瘍、瘢痕・ケロイドなどの一般的な形成外科疾患に加え、より専門性を持った乳房切除後の乳房再建など他科との合同手術もあり、需要に応じて幅広い手術を行っています。多様な症例を経験でき、縫合などの創傷管理を含めた基本的手技の習得が可能です。形成外科手術は整容面の改善に直結することが多く、術後早期から改善を実感でき、形成外科としてやりがいを感じる瞬間です。興味のある方は是非研修に来てください。

麻酔科

当院は日本麻酔科学会の麻酔科認定病院で、麻酔科管理症例が3500例以上(全身麻酔3000例、脊髄クモ膜下麻酔500例)あり、年間1000例の集中治療室患者管理も行っています。初期研修医は全員が麻酔科をローテーションするプログラムとなっており、救急治療に必須の静脈路確保と各種の声門上デバイスおよび喉頭鏡による気道確保手技を身に付けることができます。手術室は8室あり、4名の日本麻酔科学会認定指導医と1名の学会認定専門医を含む8名で、全身麻酔全例と脊髄クモ膜下麻酔のほぼ全例を担当しています。麻酔科研修医は必ず麻酔科指導医または専門医と共に麻酔管理を行うようにしており、研修期間中は常に指導を仰げる体制です。救命処置教育として、日本救急医学会のICLSコースのみならず米国心臓協会(AHA)のBLS受講も可能で、専門医取得時に必須のACLSコース受講へ容易に進めるように配慮しています。

病理診断科

病理医4名(病理専門医2名、医員1名、非常勤1名)が、生検組織や手術組織の病理診断、細胞診、術中迅速診断と病理解剖に従事しています。臨床検査技師6名と共に臨床各科からの病理診断の要望に迅速かつ正確に対応できるよう体制を整えています。病理組織の病理診断科による一括管理や肉眼あるいは顕微鏡画像のデジタル保存やレポートのコンピューター化も行われています。臨床各科とのカンファレンスも活発に行っています。症例は全科にわたり、年間外科病理診断9,352件、細胞診検体6,323件、術中迅速病理診断528件、病理解剖8件です(2021年実績)。
当院の病理診断科は日本病理学会認定病院として病理専門医の研修指定病院としても機能しており、京都大学及び神戸市民病院機構の病理専門研修プログラムに連携病院として参加しています。

中央手術部

当院は国指定がん拠点病院の役割と充実した救急医療体制が求められるため、がんに対する高度医療手術と、救急患者さんに対する緊急手術が可能な体制をとっています。手術室は感染症(結核)対応手術室、バイオクリーンルームを含む計8室が常に稼働しています。2021年度はコロナ感染症の影響で総手術件数は減少し5504件で、うち854件は緊急手術でした。

医療機器では最新型ロボット機種であるダビンチXi(図1)を導入し、内視鏡外科機器では3Dハイビジョン対応の最新機器も導入しています。ダビンチXiはシミュレーター(図2)も付属しており研修医・専攻医もロボット手術のトレーニングを行うこともできます。ロボット支援手術支援手術は泌尿器科、消化器外科、呼吸器外科で多岐にわたる術式を行っています。また、ICUと連携して、より高度な手術も各外科系診療科で行っており、外科系医師を目指す若い先生方は高難度手術を含む多種多様な手術を経験することができます。

ダビンチXi

図1 ダビンチXi

図2 シミュレーター

救急部

西神戸医療センターは神戸市の救急体制のなかで、軽症の1次救急から、2次救急病院群をバックアップする重症救急までの広い範囲を担っている。心臓外科をもたないので3次救急病院ではないが、夜間を含め緊急血管造影検査およびintervention、内視鏡的治療、緊急手術などを積極的に行っている。救急部は独立した部門ではないが、研修医は2年間のうち1.5ヶ月間救急部所属となり、小児救急を含め、救急外来や緊急入院患者の診療を通じて救急診療に役立つ診断能力、治療技術を習得するための研修を行う。

また日々の時間外救急診療では、研修医が大きな役割を果たしており、症例には事欠かない。また、心肺蘇生教育にも力を注ぎ、研修医に日本救急医学会認定ICLSコースを提供してきたが、現在、米国心臓協会AHAコースも受講できる体制を整えた。また、JPTECにも積極的に参加している。多大な研修意欲をもつ医師を求む。

年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度
年間救急外来件数
(時間外)
21,438 22,887 23,260 15,069 15,620 17,202
年間救急病棟
入院件数
3,405 3,855 4,122 3,440 3,304 3,262
救急車件数 3,559 4,255 4,661 4,045 3,813 4,241
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