救急病棟をご紹介します‼
救急病棟のスタッフは、看護師40名と看護補助者6名の46名で、【救急外来】と【救急病棟】を担当しています。
救急病棟に入院される患者さんは、小児から高齢者まで幅広く、全ての診療科に渡ります。
適切な治療が迅速に行われるよう24時間緊急入院を受け入れています。
病状が安定すると、短期間で一般病棟に転棟されることが多く、平均在室日数は、3.2日です。
今年度は5名の新人が加わり、今では救急病棟の欠かせない存在となっています。
その新人5名の声を聞いてみました。
質問1.救急病棟の雰囲気はどうですか?
A:PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)をとっていることもあり看護師同士のコミュニケーションは多いと思います。
短期間でも患者さんに何ができるのか、パートナーの先輩と相談しながら、患者さんへのケアを実施しています。
また他のパートナーが忙しい場合は、手伝うなど助け合う風土があり、チーム全体で働いているな…と日々実感します。
質問2.教育体制はどうなっているの?
A:1~3年目までの基礎学年は年間ラダーに沿って学習を進めているので、1年目はプリセプターの先輩(パートナー)と月毎に目標を考え、振り返りを行います。
救急病棟は勉強する疾患が幅広いですが、多くの経験ができます。
PNSで働いているため、その日のうちに振り返りができ自分のスキルアップに繋がります。
質問3.休日の過ごし方は?
A:新型コロナウィルス感染症のため、遊びに行くことはあまりできませんが、家で映画を見たりして過ごしています。
新型コロナウィルス感染症が落ち着いたら、先輩と食事に行きたいです。
質問4.同期との関係はどうですか?
A:同期は仲が良く、メールや電話をしたりしています。
時々、うまくいかず落ち込むこともありますが、出来事や思いを共有し合い、支えてくれる存在です。
新卒看護師が多重課題に挑戦!!
4月に入職して半年が経過しました。
一人で出来る看護ケアが増え、複数の患者さんを担当しています。
夜勤も独り立ちし始めたところです。
複数の患者さんを担当していると、同時に患者さんの対応をする場面に遭遇します。
今回は一度に複数の患者さんに対応する時に、根拠に基づいた優先順位を
どのように考え、看護が提供できるかを考える研修をしました。
グループで事例に沿って、どの患者から対応するか考え、ロールプレイを
しました。
他のグループのロールプレイを見て、
「なぜ、この優先順位なんだろう。」
とみんなで考える機会となりました。
グループにより状況の捉え方や優先順位が違う場面があり、いろいろな視点で
状況をアセスメントすることができたと思います。
患者さんへの声のかけ方では
「待ってください。」
ではなく、具体的に返答をするほうが安心できるという意見が出ました。
また、患者さんと目線を合わせた姿勢での接し方など良かった点、倫理的に
配慮ができていた点、改善できそうな点をお互いに意見交換をしました。
ロールプレイでは患者さんや看護師を演じていたみなさんがいきいきして
いたのが印象的でした。
明日から、複数の患者さんを担当するときにすぐ実践できる研修となりました。