西神戸ナースの ブログコーナー Blog

日本緩和医療学会学術大会に参加しました!!

緩和ケアセンターの緩和ケア認定看護師です。

6月30日~7月1日に神戸で開催された28 日本緩和医療学会学術大会】に参加しました。

コロナ禍になり、学会も現地とWEBのハイブリッド式が多いですが、

今回はポスター発表をするため、現地に参加しました。

当日はあいにくの雨・・・

緩和ケアセンターから2題発表です。さっそくポスターを貼ったら、

Let’s go!

会場が3つに分かれているため、あちこちと移動して講演を聞きます。

 

≪1日目≫ランチョンセミナー

『がん患者の不眠への対応』の講演を聞きながらもぐもぐ…(*´ч`*)

今年は全国の駅弁8種類?くらいから事前に選ぶ

スタイルでした。

自分で選べるのがいいですよね^^♪

おいしい(,,・ω・,,)・・・・・・ん?足りない・・・・?笑

 

午後からはポスター発表

『入院前支援センターによる緩和ケアニーズ評価の検討』

『緩和ケアリンクナースによるACPの課題と取り組み』

               

両方とも、緩和ケアセンターメンバーと関係者でずいぶん検討した研究です。研究を通して、日々実践

していることの意味、今後の課題を見出すことができました!

ポスター、会場で見ると一段ときれいで映えています!!

私たちの抜群やん!とにんまり( ̄▽ ̄)

 

1日目最後の講演

『どの職種でも明日からすぐ使える医療者教育のTips

患者さんのケア以外の内容もあり、いろいろ学びを深めることが

できました。

 

≪2日目≫ランチョンセミナー

『看護師だからこそ、ここまでできる!症例から読み解くがん疼痛治療のポイント』

演者の余宮きのみ先生のお話、すごくわかりやすい!(書籍を持っていますが、そちらもわかりやすい!!)

        

 

2日目のお弁当も気になりますよね?????笑

“蝦夷わっぱ飯”を選びました

ホタテ、かに、いくら、エビ・・・豪華☆★

こちらもおいしかったですd(・ω・d)!!!!!!!!!!!!

 

 

お弁当の話題だけ?と思われたかもしれませんが、他施設の発表をいろいろと聞いて、たくさんの刺激を

受けました。

 

会場では認定看護師の同期と数年ぶりに再会して、日頃の看護を熱く語り合う素敵な時間もありました。

緩和ケアセンターで取り組んでいるIPOSIntegrated Palliative care Outcome Scale)について、他施設の

方と意見交換ができたりして、充実した2日間でした。

◆リフレッシュ研修◇

新たな環境の中、慣れない業務に取り組んでいる新人スタッフに、慰労と職務に対する意欲作り、仲間

づくりにつなげてもらうことを目的にリフレッシュ研修を行いました。

今年は、ヨガと神戸どうぶつ王国の散策です。

お天気にも恵まれ、楽しい1日の始まりです!

 


   

 

椅子ヨガでは先生の心地よい声掛けのもと、ゆっくり体を動かしていきます。

凝り固まった全身の緊張がほぐれていき、最後は寝落ちをしている人がチラ

ホラいました。

「肩こりがほぐれて心地よかった」「リラックスできました」

と、好評でした。

   

 

淡路屋のお重弁当。容器もかわいく「おいしそう~」の声が…

 

グループ行動では、園内クイズの答えを探して散策開始。

   


答えは、QRコードから入力。みんな正解したかな?

    

   

    

 

動物がかわいく癒された。園の大きさもちょうどよかった。

体も心もリフレッシュできた。

他部署の同期と話をしたり、散策中に会うと声を掛け合ったりできて楽しかった。

久しぶりに同じ部署の同期全員と集まれてうれしかった。

 

天気にも恵まれ、心も体も温まった一日になれたかな。

☆新人看護師☆がんばっています!

新人看護師が入職して、そろそろ3ヶ月が経過しようとしています。

学生から社会人となり、慣れない環境の中、知識や技術の習得に励んでいます。

夜勤も2~3回程度経験した人が多いのではないでしょうか。

 

6月某日の夕方、ある病棟を訪問しました。

新人の同期3人がそろって、採血の練習をしていました。

1人の新人が「採血の自信がない」と言っていたため、先輩と練習することになったそうです。

私も飛び入りで参加し、練習にと腕を差し出しました。

結果、3人とも、手順もばっちりで、とても上手にできていました。

「自信がついた」と語っていました。

これからも、緊張感を忘れずスキルアップを目指してほしいです。

   

3人の新人看護師へインタビューをしました

Q:入職して3ヶ月経ちましたが、どうですか?

 ―― 正直、しんどいなって思ったり、頑張ろうと思ったり波がありました。

 ―― できることも増えたけど、わからないことも増えて、しんどいこともあります。

 ―― 同期3人は仲が良く、互いに支え合っています。月に1回ご飯を食べに行っています。

と、笑顔で答えてくれました。

3人にはそれぞれ、プリセプターというお姉さんの役割をしてくれる先輩がついています。

一番聞きやすく、優しい頼りになる先輩のようです。

 

Q:うれしかったことはありますか?

 ――「このスキルはOK!次からはひとりでいいよ」と自立できた時です。

 ――「記録がよく書けているね」と言われ、先輩から褒められるとうれしいです。

 

プリセプターの先輩看護師にもインタビューしました

Q:新人看護師とどのように関わっていますか?

 ―― その日に経験したことを自分で振り返っています。

 「今日は、こんなことができるようになりました」とうれしそうに報告に来てくれるので、

 こちらもうれしくなります。

 就職してすぐは眉間にしわが寄って、緊張しているようでした。わからないことや不安とか

 少しでも聞きやすいように、声をかけています。でも、つい自分が話しすぎてしまうんです

 よね。私おしゃべり好きだから・・・最近は表情も柔らかくなったように思います。

と、話してくれました。

 

主任さんにもインタビューしました

Q:主任さんからみた新人看護師の成長は?

 ―― みんな頑張っていますよ。

 学生時代は実習も少なく、初めは学生気分が残っていましたが、日々患者さんと関わる中で、

 患者さんにとってどうなのかと患者さん目線で考えられるようになり、成長を感じています。

 カンファレンスでも担当患者さんのことを伝えられています。新人看護師との関わりで注意して

 いることは、何かをレクチャーする時、一つは自分で考えられるようにして、関わっています。

 元気に、毎日来てくれることがうれしいです。

 

部署ではこのように、新人看護師を支援し、共に成長できるように日々の関わりを大切にしています。

新人看護師は、毎日新しいことを経験し、その経験を重ねて成長していくと思います。

緊張も続く毎日ですが、プライベートはできるだけリラックスしてほしいと思っています。

私も見守っていますよ!

5月~新人研修の様子~

新緑の輝く季節になりました。

前回に引き続き、研修の様子をお知らせします。

この時期の新人さんは、病棟にも慣れてきましたが、覚えることも多くしんどくなる時期です。

顔を合わせると「久しぶり~!」「元気?」「頑張ってる~!」と話が盛り上がります。

 

≪フィジカルアセスメント≫ 『ABCDアプローチ』『フィジカルイグザミネーション』に

ついて救急看護認定看護師から実技や報告の方法を学びました。

 

      

 

   

 

≪スキルトレーニング≫ 実施頻度が高い技術について、基本的なことを繰り返し練習します。

*リネン交換・寝衣交換*

真剣な表情でアドバイスを聞いています。

             

患者さん役になることで、声かけの大切さを学びました。

 

*導尿、尿道留置カテーテル挿入*

「恥ずかしいだろうから、確実にできるスキルを早く身につけたい」

       

*輸液ポンプ・シリンジポンプ*

   

 

*心電図*

 

*移乗*

        

 

「患者さん役をやってみて、初めて気づく不安や恥ずかしさがわかった」

「基本的な技術を早くできるようになりたい」

「就職してから、できるようになったことも多い。また、頑張ろうと思った」

「みんながそれぞれの場所で頑張っていることがわかった」

 

みんな前向きに頑張っています!!

              

ウェルカム研修

4月6日(水)~4月14日(金)は、新規採用者のウエルカム研修でした。

研修の初日は、全体オリエンテーションと「仲間つくり」のレクリエーション、配属部署の発表があり

ました。皆さんスーツ姿で緊張がみえました。

翌日からはユニフォームに着替えて、基礎研修を行いました。

 

 ≪ 研修内容紹介 ≫

★酸素療法、点滴・輸液管理、採血スキル・・・

 先輩の指導の下、模擬血管を使って互いに練習します。

 患者さんへの声かけも忘れずに・・・

     

           

★医療安全、感染防止対策・・・

←袖付きエプロン、うまく着脱できるかな?

 これがなかなか難しいのです。

 

 

 

これは廃棄物の分別の練習です。グループみんなで考えました。

 

★褥瘡予防・・・

 体位変換など、患者さんの体験をしました。

 

 

 

 

 

最終日は、配属部署でのシャドーイング研修を行いました。

初めての病棟出勤で、緊張しながら部署に行きました。    

シャドーイング研修で先輩を見て得た多くの学びを、グループで共有しました。

 ・患者さんへのより良い看護のために、チームの一員としての意識をもつ

 ・どんな状況であっても患者さんに寄り添うことを忘れない

 ・一人一人の患者さんの言葉をよく聞き、気持ちを考えられるようになる

など、とても良い学びを得ていました。

この学びを大切にし、部署での業務が始まりました。

 

新副院長兼看護部長就任!

4月から新しく、小林 由香 副院長兼看護部長が就任されました。

西神戸医療センター看護部は、新リーダーのもと未来に向かって歩み始めました。

看護部目標の中に、「相手を、そして自分自身を思いやる職場環境をつくる」とあります。経験年数に

かかわらず、誰もが意見を出し合え、働きやすい職場環境をつくれるよう取り組んでいきます。

 

  

 

 

小林副院長兼看護部長より一言・・・

「皆さん、はじめまして。副院長兼看護部長の小林由香です。

 私は、これまで、3つの神戸市医療センターで働き、その間に

 2度、看護職員留学制度を使って学ぶ機会を得ました。

 これまでの私の看護師としての学びは、学校だけでなく、日々の 先輩や同僚との関りや、患者さん

 のケアをしながら患者さんとそのご家族から学ぶことがたくさんありました。

 勉強と言うとちょっとしんどいなと思うかも知れませんが、自分がわからないなと思うことを自ら

 で、それがわかったり、できたりする経験をすると看護がどんどん楽しくなります。

 西神戸医療センターの看護師は、とても患者さんを大事にしています。そうすることで、患者さんとの

 相互作用で、看護する楽しさをまた患者さんからもらえているのだと思います。

 私は、看護師が楽しく仕事ができるように環境を整えるのが今の仕事だと思っています。

 ぜひ、一度、西神戸医療センターの看護を見に来てください。」

 

 

 

そして、4月6日に新規採用者のオリエンテーションが行われました。

初日は「仲間作り」をテーマにゲームをしました。活き活きした笑顔が印象的でした。

楽しくてブログを書いている私もつい夢中になって参加してしまいました。楽しいひとときが共有できました。

新年度が始まりました!

  3月はWBCで盛 り上がり、14年ぶりの世界1に日本中が歓喜しました。侍JAPANのチーム力の

  高さにパワーを感じました!

 

  今年は、70名の看護師・助産師が入職してきてくれました。

  とても嬉しいです。

  チームの一員となり、一緒に働けるのが楽しみです!!

 

  日本の各地では、桜がきれいに咲いていますね。

  病院の周囲にも桜の名所があるので、紹介したいと思います。

  病院の敷地内には桜の木があり、春を感じさせてくれます。

       

 

  コロナが流行する前は、患者さんと桜を見ながら春の風を感じてお散歩をしたな・・・

  なんて懐かしく思います。

  またこんな時間が共有できることを願っています。

 

  そして、病院の前には西神中央公園があります。

  一年を通して四季を楽しめますが、桜の時期が一番素敵です。

  今はレジャーシートを広げてお花見しながら宴会ということはできませんが、仕事の後、桜の

  トンネルを通ると、1日の疲れも吹き飛びます。

  医療者であってもリフレッシュすることは大切です。

        

 

  この3年間は、病院も大変なことが多くありました。大変なコロナ禍でも成長できたことも

  あります。

  明るい未来に向かって、日常の看護を取り戻し、互いの頑張りを認め合い、嬉しいことを共有

  しながら歩んでいきましょう。

令和4年度 新人研修【フォロワーシップ】

早いもので、今年度も終わりを迎えようとしています。

3月3日『自分が果たしているフォロワーシップについて考えることができる』

目的に研修を行いました。

1年目最後の研修なので 楽しむ、みんなでつくる研修” をモットーに、グループワークの

時間を多く設けました。

 

 ①チームとは

 ②チームメンバーの役割・行動について

 ③フォロワーシップを発揮する

 ④フォロワーシップを発揮するには

 

自分たちの役割や普段できているところの意見交換では

 1に、ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)

 2に、ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)

この仕事はこれにつきる!!と盛り上がっていました。

就職初日のグループワークで書いた《目指す看護師像》《やりたいこと》などを振り返りました。

 「あー、こんなこと書いてた。全然やれてない」

 「目指す姿に近づいたかな・・・」

出来ていないことはあるけれど、1年間を通して大切にしてきたことは、

『患者さんの思いに寄りそう』『疲れていても笑顔を忘れない』でした。

 

本当に頼もしく成長しているみんなを見て嬉しい1日でした。

4月になると後輩ができます。

まだまだ不安はいっぱいだろうけど頑張ろうね。

  

助産師外来

 周産期センターでは、病棟助産師が外来で妊婦さんへの保健指導や、褥婦さんの産後2週間健診・

1か月健診、母乳相談を行っています。

コロナ禍で2年ほど中止していましたが、昨年11月より助産師外来を再開することができ

ました。

助産師外来は、助産師が主体となって妊婦さんの健康診査や保健指導を行う外来です。

当院では妊娠中期と妊娠後期の妊婦健診を1回ずつ、助産実践能力が一定の水準に達していると認め

れたアドバンス助産師が担当しています。

 (アドバンス助産師・・・CLoCMiPレベルを認証された助産師)

CLoCMiP(Clinical Ladder of Competencies for Midwifery Practice)・・・助産実践能力習熟段階

           

 

エコーでは、ゆっくりとエコー画面を一緒に見ながら、妊婦さんに赤ちゃんの成長を感じてもらっています。

また、エコーの後は時間をかけて妊婦さんと面談し、

少しでも不安が軽くなり楽しんで妊婦生活を送ってもら

えるよう関わっています。

 

助産師外来では産婦人科医と助産師が連携を図り、妊婦さんが安心して出産していただけるよう取り組んでいます。

助産師も専門能力を発揮でき、やりがいを感じています。

 

≪医療安全≫院内パトロールを実施しました

医療安全活動の一環として、厚生労働省が毎年11月25日を含む1週間を医療安全推進週間

定めています。

当院では、毎年11月の第4火曜日 看護部安全委員会の日に「医療安全 院内パトロール」

実施しています。

看護師だけでなく、医療安全担当の医師、臨床検査技師、リハビリセラピスト、事務の方も一緒に

安全の視点からパトロール(監査)をしています。

  

 

  

 

今年のパトロールの重要ポイントは「患者誤認防止」です。

11月から副院長兼看護部長の「患者間違い防止への協力依頼」の放送を開始しました。

『こんにちは。副院長兼看護部長の濱本です。』

からはじまり、

『患者さんはフルネームでお名前を名乗っていただきますよう…』

と続きます。

パトロール中に、アピールしてまわりました。

患者さんに向けての放送ですが、職員の認識を高める目的もこめています。

放送の効果は・・・・・こ・れ・か・ら・・・・です。

 

院内の知らなかった扉を開けて、階段を降り、さらに扉を開けると、

「へぇ~。こんな所に出られるんだー」

と、探検のようでした。

これからも、院内の安全が保たれるように、職員一同取り組んでいきたいと

思った2時間でした。

ずーっと院内を歩いて、たくさん話したので、とても疲れました…。

院内は広い・・・!と改めて感じました。