当院では、看護リフレクションを深めていきたいと思っています。
“看護リフレクション”とは、簡単に言えば「日々の振り返り」です。
看護師は日々、業務を通してたくさんの経験をしていて、それをしっかり振り返ることで看護の質を高めることができると言われています。
昨年度末のお話になりますが、「看護リフレクション入門」の著者でもある
日本赤十字北海道看護大学
慢性看護学領域教授 東 めぐみ先生に
お越しいただき、研修を行いました。
当日は100名を超える看護師や、内容に興味をもった医師が参加しました。
また、当院は地域の医療関係者にも研修の案内を出していて、この日も院外から数名の方が参加してくださいました。
看護リフレクションは学校でも行っているので、若いスタッフや学生さんの方がよくご存じかもしれません。
でも、経験のある看護師は聞き慣れない言葉に戸惑ったりします。
しかし、実際に事例を書いて、リフレクション面談をしてもらうととても楽しくて、それにハマってしまう看護師もいるほどです。
毎日、看護をしていても
・看護をする時間がない
・忙しすぎて業務しかできない
・もっと勉強したいのに、忙しくて時間がない
という話を聞いたことがありますが、こんなときこそ、リフレクションをしてみるのがいいのではないでしょうか?
リフレクションができるようになると、自分の看護実践に意味づけができます。
それが看護の楽しさにつながっていくといいなぁと思います。