看護部について Department

5階 東病棟(救急病棟)・西病棟・集中治療室・手術室

5階東病棟(救急病棟)

救急外来も救急病棟も頑張っています!

私たち救急病棟看護師は、5階の救急病棟と1階の救急外来の2カ所を担当しています。救急搬送件数は年々増加傾向にあり小児から高齢者、妊婦まで24時間365日、救急医療を必要とする患者さんを受け入れています。

救急外来は2022年春、改修工事を経てリニューアルしました。新しく、広くなった救急外来で救急医、看護補助者、事務スタッフなど多職種と良好なコミュニケーションを心がけ、迅速で適切な治療が提供できることを目指しています。2次救急医療を提供する急性期病院として、患者さんの期待に応えるべく日々研鑽しています。これからも一丸となって神戸西地域の救急医療を看護の力で支えます。

 

救急病棟では緊急入院された患者さんを一般病棟に移動されるまで担当しています。短期間ですが、それゆえ病態を見極め、予測性をもった看護が必要です。また身体面だけではなく、身体とともに揺れ動く精神面や社会面にも配慮を要するため、幅広い知識・技術と温かみのある態度を心がけ、患者さんやそのご家族にあわせた支援を提供しています。緊急入院時からよりよい退院に繋がるよう、地域医療課や外来・病棟との部門連携や、感染管理、栄養サポート、精神科リエゾン、緩和ケアなどの医療チームと連携した看護実践をおこなっています。

部署内では卒後年数に応じた研修としてフィジカルアセンスメント、院内トリアージ、災害看護、救急シミュレーションを実施しています。また新型コロナに対応できるよう感染防御に関する学習にも積極的に取り組んでおり、コロナ禍の今、感染防御に努めながらベテランから新人まで力を合わせて頑張っています。

 

5階西病棟

笑顔で元気よく!
コミュニケーションを大切に(^o^)//

5西病棟は循環器内科、泌尿器科、腎臓内科の混合病棟です。急性期から慢性期、終末期に至るまで様々な病期の患者さんが対象となります。
患者さんが安心して入院生活を送ることができ、退院後もその人らしく生活できるように、院内の多職種とも連携を図りながら看護を行っています。忙しい中でも看護のすばらしさを語れる私たちであるよう、笑顔を忘れず、声をかけ合いながらコミュニケーションを大切にしています。

腹膜透析を導入する患者さんへは専用の機器を使用します。
初めてのことは先輩看護師が1つ1つ説明し、実施します。

 

 

循環器内科の患者さんは心電図モニターを装着し観察します。勤務交代時は必ず2人で波型の確認をします。波型をよむのは難しいですが、先輩と一緒に考えることで知識をつけることができます。患者間違い防止にも力を入れています。点滴作成時は6Rの確認を二人で行います。

看護補助者のみなさんも
看護チームの一員です。
患者さんの療養環境や清潔ケアなど力を発揮しています。
看護師は看護補助者さんとのコミュニケーションを大切にしています

 

 

ICU(集中治療室)

患者さんとご家族に寄り添い、支える看護を心がけています

集中治療室は、重症患者さんの救命を最優先とし、内科系・外科系を問わず集中的な治療、看護を実践しています。複雑な治療になることも多く、チーム医療を実践するために他職種とのコミュニケーション、連携を大切にしています。
重症患者さんへの治療、看護は緊張の連続で患者さんの変化に一喜一憂する毎日です。患者さんが回復され、一般病棟に転棟後にご家族と共にお顔を見せて下さる時の喜びは計り知れません。この喜びが集中治療室看護師としてよりいっそうのやりがいへとつながっています。担当看護師が中心となって、生命の危機的状況にある患者さんとご家族のニーズに寄り添い、少しでも安心して集中治療が受けられ早期に元の生活に戻ることが出来るよう、日々個別制のある看護の提供を心がけています。

 

手術室

温もりのある安心できる手術室を目指しています

手術室は患者さん、ご家族にとって非日常的な環境であり、手術は人生の中で大きな出来事の一つとなります。私たち手術室看護師は、その場に専門職として立ち会い、合併症のない最小限の手術侵襲を目指しています。

そのためには多職種との協働が必要であり、チーム医療は欠かせません。当院では様々な職種で協力し手術準備を行います。そして手術当日、手術直前まで徹底した安全確認を繰り返し行います。

さらには、患者さんにとってよりよい環境、「寒い、怖い手術室」から「温もりのある安全で安心できる手術室」に向けて意見を出し合いながら取り組んでいます。成人の患者さんにはお好みに合わせたアーティスト音楽の準備や、小さなお子さんには手術前日に「手術室の探検ツアー」と称するスタンプラリーを交えた手術室見学なども行っています

当手術部では24時間の救急体制をとりながら、先端医療、救急医療が提供出来る手術部として日々努力をしています。より低侵襲で精度の高いロボット支援による手術も実施しています。緊張が伴う部署ですが職種間の垣根をなくし、お互いに感謝しあう風土を大切にしています。