看護部について Department

6階 東病棟(周産期センター)・西病棟

6階 東病棟(周産期センター)

健やかな妊娠、出産、育児を支えます!

 

 

当院の分娩件数は年間約480件です。妊娠と診断されたその日から、助産師は妊婦さんの応援団です。妊婦さんが健やかにマタニティライフを過ごすことが出来るよう、サポートさせて頂きます。まずその一環として、「妊婦相談室」を設けています。すべての妊婦さんを対象とさせて頂き、実際に病棟助産師と1対1で様々なお話をして頂いています。特に初めて妊娠されたお母さんにとっては疑問や不安等がたくさんあると思います。そんな妊婦さん方のために、いつでも自由に助産師に相談して頂くことが出来る場所になっています。

 

また、当院は全4回の「両親学級」を開催しています。助産師が主となり、産科医、小児科医、栄養士、歯科衛生士からのお話があります。専門スタッフの話を直接聞くことで、お産についてより詳しく正しい知識を、皆様に知って頂ける機会になります。また、同じ両親学級に参加された妊婦さんは、同様の週数の方が大勢いらっしゃいます。ですので、妊婦さん同士が、お互いに喜びや少しの不安も一緒に共有出来る、とても貴重な時間でもあります。安心してお産に臨めるよう、そして楽しく活き活きとしたクラスになるよう、工夫したクラスを開催し、妊婦さんのサポートさせて頂きます。

          

 

いよいよお産!となれば、助産師は安全に出産が進むように、慎重に産婦さんと赤ちゃんの状態を観察します。

産婦さんは、アロマ、音楽、フットスパを用いた足浴などをしながら、リラックスして出産に臨んでください。(当院にご用意があります。)
ご家族には産婦さんのサポートになれるようにアドバイスします。また、分娩室では旦那さんの立ち会いが可能です。ビデオやカメラ等をご持参頂ければ、生まれたばかりの赤ちゃんも自由に撮影して頂けます。赤ちゃんの元気な産声は、産婦さんとご家族だけでなく、私たち助産師にとっても大きな喜びです。

お産が終わってほっとして頂いた後は、いよいよ育児の始まりです。赤ちゃんの抱き方やおっぱいの吸わせ方をお一人お一人に丁寧にアドバイスします。また、赤ちゃんとお母さんは「母児同室」が出来ます。お母さんと相談しご希望をお聞きしながら、無理のない範囲で母児同室を開始し、少しずつ赤ちゃんのお世話に慣れて頂きます。母児同室を行い赤ちゃんが傍にいることで、喜びや愛おしさを感じ安心して穏やかに過ごすことができ、効率よく母乳育児を勧めていくことが出来ます。

 

生まれてから治療が必要な赤ちゃんも時にいますが、小児科医と経験のある看護師、助産師が一日も早くお母さんが安心して赤ちゃんを抱っこ出来るよう、サポートします。退院までに赤ちゃんの育児、お母さんの身体の変化について、個別的にお話させて頂きます。また赤ちゃんの沐浴の練習も退院前に行っています。退院後も必要時には、電話訪問や母乳相談を実施し、育児フォローを行っています。

ここには書き尽くせない私たちの思いがいっぱいあります。出会った妊婦さんとそのご家族が、新しい命の誕生を笑顔で迎えられるよう、私たち看護師、助産師一同、精一杯サポートしていきたいと思っています。

   

 

6階 西病棟

一人ひとりの子どもを大切に!

6階西病棟は、小児病棟です。小児科の他に、整形外科や耳鼻科、形成外科など、新生児から15歳までの患者さんが入院しています。

小児科では採血や点滴、その他検査をして慌ただしく緊急入院となることが多いので、子どもさんも
ご家族の方も不安で一杯だと思います。
そんな不安を少しでも軽くして苦痛を軽減できればと、『一人ひとりの子どもを大切に』をモットーに笑顔で看護しています。

 

掲示板はイベント毎に入れ替え、季節を感じられるようにしています。
退院した患者さんからのお手紙もたくさん飾られています!

 

 

 

ストレスが軽減できるようにプレイルームがあります。
ここでリハビリや催しをすることもあります。 洗面台は子ども用、大人用が並んでいます。

 

採血など、処置をするための部屋です。不安が和らぐように工夫しています。
子どもの頑張る気持ちを応援できる関わりを大切にしています。

 

ベッドから落ちたり、頭をぶつけたりしないように取り組んでいます。
また、清潔な環境を維持し、入院生活が安心・安全に送れるように努めています。