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周産期センター

周産期センターの紹介

西神戸医療センターでは平成6年の開院以来、安全・安心なお産の提供をめざしています。当院は総合病院のため糖尿病や高血圧といった合併症を抱える妊婦の方も専門的な診療をうけながらお産をしていただくことが可能です。また、リスクの高い妊婦の情報を妊娠期から産科医、小児科医、精神科医、看護師、助産師、検査技師などと共有し連携をとりながら入院を受け入れる体制をとっています。
周産期センターには新生児の治療室がありますが、超音波検査などで出生後すぐに緊急手術が必要な場合はNICU(新生児集中治療室)のある施設や小児外科のある施設へ搬送させていただくことがあります。

外観

出産に立ち会った助産師を含め、病棟の看護師・助産師が入院中の赤ちゃんのお世話をしています。お母さんと赤ちゃんを同じスタッフが担当し、産後の身体のケアだけでなく、赤ちゃんの病状や育児に対する不安などお母さんの気持ちに寄り添いながらケアしています。
総合病院と聞くと年齢層の高い方が出産されているイメージが強いと思いますが、下のグラフにも示したように約3割は10代と20代の比較的若い年齢層の方が出産されています。
「次も是非、西神戸で出産したい!」というお母さん方も多く、出産の度に当院に戻ってきて下さる方もたくさんいらっしゃいます。

分娩件数グラフ

スタッフ紹介

産科病棟では総勢34名の助産師と看護師が皆さんの妊娠・出産・育児のお手伝いをしています。20代のスタッフが半数以上を占めていますが、経験を積み助産能力が一定の水準に達していると認められた「アドバンス助産師」の認定を受けた助産師が9名在籍しています。また、新生児蘇生法(NCPR)をスタッフ全員が習得し、出産直後の赤ちゃんが生まれた後の環境に適応できるようケアをしています。

スタッフ集合写真

クリニックなどではアメニティが充実していて施設も綺麗で食事もおいしくて・・・というお話を耳にされると思いますが、当院でもお母さん方に満足していただけるよう工夫を凝らして頑張っています!

食事

出産お祝い膳を2020年にリニューアルしました。また、最近では皆さんへさらに素敵なサポートができるようファミリアサポートクリニックに登録し、病棟にはフォトブースが設置されました。さらに、赤ちゃんの肌着はファミリア製の肌着を使用しております。

記念撮影

出産の記念撮影をしていただけます

妊娠中のサポート

産婦人科外来看護師・助産師と周産期センター看護師・助産師が協力して健診や診察、相談をお受けしています。

妊婦健診・検査

当院の産婦人科外来は3階の5番受付になります。初診時から出産直前まで健診を受けていただきます。
お母さんと赤ちゃんにとって安全で安心できるお産になるように、妊娠中に必要な診察と検査を行います。定期的な受診がすこやかな赤ちゃんの成長を確認でき、異常の早期発見や対処につながります。妊婦健診の予約にかかわらず、腹痛・出血・お腹の張りなど気になる症状があればいつでもお気軽に病院までご連絡ください。

受付
受付

妊娠中の診察や指導について

妊娠週数

健診頻度

診察内容

妊婦相談室での
指導

初診~
妊娠23週まで

3~4週間に1回

  • 出産予定日を決定します。
  • 血液型や感染症の採血を行います。
  • 妊娠全期間の健診で尿検査と血圧測定・超音波エコー検査を行います。
  • プロフィール作成(緊急連絡先等)
  • 妊娠前期の注意点
  • 両親学級テキストのお渡し

妊娠24週~
35週まで

2週間に1回

  • 妊娠中期の採血と腟分泌物(おりもの)の検査があります。
  • 妊娠中期の注意点
  • 胎動カウントの方法(妊娠28週以降)
  • 授乳について(乳頭チェック)
  • 両親学級DVDの視聴案内

妊娠36週以降

1週間に1回

  • 妊娠後期の採血と腟分泌物(おりもの)の検査があります。
  • 健診毎にNST(ノンストレステスト)で赤ちゃんの健康状態を確認します。
  • 妊娠後期の注意点
  • 分娩方法・バースプランについて
  • 入院時期と物品の確認
  • 乳頭ケアについて(乳頭チェック)
  • 両親学級DVDの視聴案内

妊婦相談

産婦人科外来のフロアにある妊婦相談室では、病棟助産師が妊娠期の指導や相談をお受けしています。当院で妊婦健診を受けられている方は少なくとも3回は来ていただく機会を設けています。それ以外でも日々の気になることや腹帯・骨盤ベルトの着帯方法、両親学級のDVDの視聴など妊婦健診の待ち時間などで気軽にご相談ください。

妊娠前期 当院で妊娠健診に通われる方・分娩をご希望の方(里帰り分娩を含む)は皆さんに妊婦相談室でプロフィールを聴取させていただきます。妊娠中の注意点やマイナートラブル(つわり等)の対処法についてお話しします。
妊娠中期 妊娠中期の注意点と、胎動カウントの方法をご説明し妊娠28週頃から実施してもらっています。授乳に関するご希望についても伺い、必要な方には妊娠中からケアを行います。
妊娠後期 出産前の心身の準備の説明や入院物品の確認を行います。陣痛が来たとき、破水したときだけでなく、お一人お一人の状況や今までの経過に合わせた電話のタイミングを相談して決めます。いよいよ出産も近づきいろいろな不安やイメージが膨らんできている時期なので、出産の流れや乳頭マッサージの方法なども個別でご説明します。会陰マッサージや出産後のskin to skin(カンガルーケア)、臍帯血バンクについても対象の方にご説明をさせてもらいます。
妊婦相談室
妊婦相談室

産婦人科外来のお向かいに妊婦相談室があります

助産師外来

  • 現在は休止していますが、今後再開予定です

妊娠15~19週の時期に助産師が胎児心拍の聴取とエコーを行います。また着帯方法や授乳方針など個別で指導や質問に対応しています。初めて心拍を聞くことができたり、エコー画面で赤ちゃんの全身が確認できる時期なので皆さんゆったりと楽しんでくださいます。

両親学級DVD視聴

  • 現在は休止していますが、今後再開予定です

両親学級で使用していたテキストには妊娠中の経過やマイナートラブルへの対処法、妊娠中の栄養、お産の流れやマッサージ・呼吸法、入院中の生活、母乳育児について赤ちゃんを迎える準備の内容がすべて詰まっています。初診で妊婦相談に寄られた際にお渡ししています。(別途費用を頂戴しています)
また、2020年から両親学級でお話しする内容を映像化しています。健診や採血の待合中にも視聴できる様にポータブルDVDプレーヤーとイヤホン(片耳用)をセットで貸し出しています。ご家族と一緒にご視聴も可能です。ご覧になりたい方はお気軽に妊婦相談室にお声がけください。1講義の視聴時間は約20分です。

DVD講義

内容

対象週数

おっぱいクラス

  1. 母乳育児の利点
  2. 乳房の構造と変化
  3. 母乳分泌のしくみ
  4. 授乳姿勢、抱き方
  5. 頻回授乳
  6. 母児同室
  7. 妊娠中の乳房・乳首ケア
  8. 食事・栄養について

妊娠22週以降

育児クラス

  1. 赤ちゃんとの生活
    睡眠・栄養・排泄
  2. 産後の心と体
  3. お父さんができること
  4. 赤ちゃんが喜ぶ抱っこの仕方

妊娠22週以降

あわ沐浴

  1. 沐浴とは
  2. 準備物品
  3. 4つのポイント
  4. あわ沐浴の方法

妊娠22週以降

安産クラス

  1. お産が近づいたサイン
  2. お産の開始
  3. 電話連絡のタイミング
  4. 入院から出産までの流れ
  5. 呼吸法・リラックス法
  6. バースプラン

妊娠28週以降

小児科医からのお願い

  1. 出産前後の小児科医の役割
  2. 母乳
  3. 予防接種
  4. 家庭内の風邪に気をつけて
  5. 事故防止
  6. 子育て支援

妊娠28週以降

出産時のサポート

陣痛室

出産のため入院された後は、陣痛室で過ごしていただきます。
歩いたり座ったり、いろいろな姿勢をとることで痛みの緩和や気分転換につながり、お産も進みやすくなります。好きな音楽を聴いたり、アロマを使ってリラックスしながら過ごしていただくこともできます。「陣痛室でこうやって過ごしたい。こうしてほしい。」などのご希望があれば出産に対するイメージ作りにもなりますので、気軽に妊婦相談室で助産師にお伝え下さい。
なお、コロナ渦の現状では陣痛室での付き添いはご家族の方1名のみ可能ですが、分娩室での立ち会いは中止しています。

分娩室

出産が近づく頃、分娩室へ移動します。陣痛の程度などそのときの状況に合わせ、歩いて行くかベッドでの移動となります。
分娩室では、水分なども取りながら楽な姿勢で過ごします。出産のスタイルは仰向けか横向きとなります。
赤ちゃんが生まれる時には必ず産婦人科医が立ち会いますが、生まれるまで特に問題がなければ医師の立ち会いはなく助産師とともに呼吸法を合わせ出産にそなえます。必要時には小児科医が立ち会うこともあり、安全な出産となるよう努めています。

カンガルーケア

カンガルーケア

出産後、母子ともに落ち着いていれば、希望される場合ゆっくりとカンガルーケア※をしながら過ごしていただきます。その間は、陣痛室で付き添われていたご家族の方1名とそばで過ごすことができます。(コロナ渦の現状では、家族が赤ちゃんに触れることはご遠慮いただいています。退院後にゆっくり抱っこしてあげてください。)

  • 母子ともに出産直後は不安定な時期です。カンガルーケアについては詳しい内容と同意書を妊婦相談室でお渡ししています。

カンガルーケア

カンガルーケア

出産後のサポート(出産後~退院)

授乳

体調がよければ出産当日から授乳を始めます。お母さんも赤ちゃんも初めての授乳です。抱っこの仕方、赤ちゃんの支え方など一緒に練習していきましょう。妊娠中におっぱいクラスのDVDを観て頂いているとイメージがつきやすいです。お母さんにとっても赤ちゃんにとっても一番いい授乳の方法を一緒に見つけましょう!
お母さんのナプキンや赤ちゃんのお尻拭きは病院からお渡しします。
授乳クッションやピンク色の病衣も貸し出しをしていますので持参できなくても大丈夫です。

産後セット

病院からお渡しする産後セット

母児同室

経膣分娩の方は1日目から、帝王切開の方は3日目から24時間の母児同室ができます。赤ちゃんと一緒に過ごすことで生活リズムを知り、入院中に赤ちゃんとの生活に慣れていくことができます。気になることがあればいつでもナースコールを押して解決していきましょう。体調が優れないときは、赤ちゃんは新生児室でお預かりすることもできます。

個室
4人部屋

個室(右側)と4人部屋(左側)

退院前のお話

「おかあさまのしおり」という、授乳のことや赤ちゃんとお母さんの体のことなどが書かれている冊子をお渡しします。育児の中で気をつけることなどを含めて、退院の前日にお話させていただきます。
また、当院ではあわ沐浴を行っています。退院前日には、実際に赤ちゃんのあわ沐浴をしていただきますので、出産までにあわ沐浴のDVDも観てくださいね。

新生児診察・検査

赤ちゃんは全員生後1日目と退院日に小児科医の診察を受けます。また、先天代謝異常検査と聴覚スクリーニング検査を受けます。
入院中に赤ちゃんに関して気になることがあれば、いつでもスタッフに声をかけて下さい。

出産後のサポート(退院後)

電話訪問

希望される方には授乳の相談やミルクの量の調整、お母さんの体調の確認のため病棟看護師・助産師からお電話をかけさせて頂きます。退院するとわからないこともたくさん出てくると思いますが、何でも質問して下さい。自信を持って育児ができるように一緒に考え、アドバイスさせて頂きます。

母乳相談

退院後1か月健診までに体重の増えを確認したい赤ちゃんには、毎週金曜日開催の母乳相談に来て頂くことがあります。その時に授乳の様子についてもお話しましょう。
また、授乳に関して困っていることやおっぱいのトラブルなど、電話での確認が難しい場合もこの母乳相談で対応させていただきます。

2週間健診

神戸市在住の方を対象に、産後2週間頃にお母さんの体調を確認する2週間健診を行っています。産婦人科外来で血圧測定や尿検査、産後相談などを行います。
退院して数日が過ぎ、心身共にしんどくなる時期です。一度助産師とお話させてくださいね。

2週間健診の様子

2週間健診の様子

赤ちゃんとお母さんの1か月健診

赤ちゃんは小児科、お母さんは産婦人科で診察を受けます。退院した後の健康状態や、成長を確認する大切な診察です。また、助産師と話す時間もあります。悩みや困っていることなど、この機会に是非聞いて下さい。

地域の保健師さんとの連携

1か月健診が終わると産婦人科と小児科は卒業です。その後もお母さんと赤ちゃんに継続したサポートができるように、必要であれば地域の保健師さんと連携をとることがあります。
皆さんの希望のすべてに添えないこともありますが、お一人お一人の大切な妊娠、出産、育児を精一杯サポートさせていただきます。
皆さんにお会いできることを周産期センタースタッフ一同楽しみにお待ちしています!

産科病棟からの景色

ある晴れた日の産科病棟からの景色です。遠くに明石海峡大橋も見えます。

妊娠中の定期的診察

妊娠中は産婦人科外来診察室で下表のように妊娠週数にあわせて定期的に診察を受けてください。

診察表

また、以下の症状があるときは異常ですから、分娩予定日や陣痛に関係なく、至急ご来院ください。

異常な症状

  • 破水
  • 顔、手足の強いむくみ
  • 発熱
  • 出血
  • 頭痛
  • 下腹部痛
  • 目がかすむ

外来受付は9:00から11:45までとなっておりますが、急な場合は午後でも夜間でも診察いたしますからなるべく早く、連絡の上、ご来院ください。その他、入院までの間でお困りのことがあれば、外来での妊婦相談をご利用ください。

妊婦健診関連にかかる費用について

  • 妊婦健診にかかる費用については、自費診療となります。ただし、傷病を有する場合、そこにかかる診療については保険診療となります。
  • 神戸市にお住まいの方は、妊婦健診受診券をご利用いただけます。
  • 下表は標準的な妊婦健診スケジュールのため、実施時期は多少前後する可能性があります。予めご了承ください。
  • 妊娠確認検査、妊婦基本健診には診察料が含まれます。

妊娠確認検査

名称 項目 費用
妊娠確認検査
(1回目)*
超音波検査 7,000(市内) (非課税)
8,400(市外) (非課税)
妊娠検査薬・
判断料
妊娠確認検査
(2回目)
超音波検査 3,000(市内) (非課税)
3,600(市外) (非課税)
  • 妊娠確認検査(1回目)の超音波検査は、状態によって保険診療となる場合があります。

妊婦健診にかかる費用

名称 項目 費用
妊婦基本健康診査
助産師外来
尿検査 5,000(市内) (非課税)
6,000(市外) (非課税)
保健指導
検査計測
初期検査
(12週頃)
血液型検査 15,000(市内) (非課税)
18,000(市外) (非課税)
不規則抗体
B型肝炎抗原
C型肝炎ウイルス抗体
HIV抗体
梅毒血清反応
風疹ウイルス抗体
血糖
血算
HTLV-I
子宮頸がん健診
トキソプラズマ抗体検査
中期検査
(24週頃)
クラミジア検査 7,000(市内) (非課税)
8,400(市外) (非課税)
B群溶血性連鎖球菌
血算
血糖
後期検査
(36週頃)
血算 8,000(市内) (非課税)
9,600(市外) (非課税)
不規則抗体
超音波検査 12週・20週・30週・36週の計4回
(週数は多少前後する可能性があります)
5,000(市内) (非課税)
6,000(市外) (非課税)

妊婦健診以外でかかる費用

名称 費用
胎児3D/4D超音波検査
(1回目)
3,000
(税込)
胎児3D/4D超音波検査
(2回目以降)
2,000
(税込)
超音波検査
(健診回数を超えて
希望により実施する場合)
3,300
(税込)
両親学級テキスト代 700
(税込)

異常時の連絡先

平日午後 平日午後5時〜翌朝午前9時、
土曜日、日曜日、祝日
22週未満 産婦人科外来
078-997-2200(代表)
救急外来
078-997-2200(代表)
22週以降37週未満 産婦人科外来
078-997-2200(代表)
産科病棟
078-993-3786(産科病棟直通)

入院の時期

分娩予定日の前後で、次のような症状のある場合は、病院へ連絡してください。
夜間は産科病棟直通(078-993-3786

初産婦の場合
  • 子宮収縮10分毎
  • 破水(※ 破水した場合は清潔なパットを当て、シャワーや入浴はしないでください。)
経産婦の場合
  • 子宮収縮20分~30分毎
  • 破水
  • おしるしのあった場合
その他
  • 妊娠中医師より特に注意をうけている場合
  • 激しい下腹部痛
  • 出血の多い時

入院時の注意

  • 電話連絡先を必ず決めておいてください。
  • 入院時には化粧はしないでお越しください。

入院日数

分娩後5日間となっております。(産褥の経過によります)
異常の場合には状態に応じて入院期間を延ばすことがあります。

入院費用

出産にかかる費用について

  • 分娩費は、正常分娩については保険診療の対象外のため全額自費診療となります。※帝王切開や傷病がある場合、該当するものについては保険診療となります。
  • 下表は分娩費の概算です。母子の状態によっては、投薬、処置料等が追加されたり、入院日数が伸びたりするため、記載している金額とは異なる場合があります。予めご了承ください。
  • 健康保険に加入されている場合、出産一時金から分娩費が直接病院に支払われる「出産一時金直接支払制度」があります。
  • 個室に入られた場合は、別に室料差額(個室の部屋代)がかかります。

普通分娩の場合の入院分娩費用(概算)【入院日数:6日間の場合】

分娩時刻 神戸市内 神戸市外

時間内分娩

平日 9:00~17:00

約45〜
50万円
約48〜
57万円

時間外分娩

平日 6:00~9:00、17:00~22:00
土 6:00~22:00

約47〜
52万円
約55〜
63万円

深夜分娩

土・平日 22:00~6:00
日祝 0:00~24:00

約48〜
53万円
約58〜
68万円
  • 正常分娩で、産まれたお子さんが1児の場合の概算です。
    多胎の場合、お子さんに関すること(新生児介補料、新生児保育料、分娩介助料)はお子さんの人数分かかります。

帝王切開の場合の入院分娩費用(概算)【入院日数:10日間の場合】

保険診療+自費 神戸市内 神戸市外
約45万 約52万

個室に入られた場合の室料差額(1日につき)

個室 神戸市内 神戸市外

個室A(ユニットシャワー・トイレ付)

14,000円 18,200
個室B(トイレ付) 10,000円 13,000
  • 重篤な患者さんや緊急入院の患者さんがおられる場合、病状により診療が優先される場合など、ご要望に添えない場合があります。
  • また、部屋の数に限りがあり、個室A・Bの指定はできかねます。
  • 神戸市内居住者とは、住民票の住所が神戸市内にある方に限ります。
  • 表は関係法令、その他法改正により、変更されることがあります。
  • 産科の個室については、消費税法上非課税になります。

休日に退院される場合、前日に請求書を発行します。平日9:00~17:00の間は2階総合受付会計窓口で、また、平日17:00以降や休日は1階救急外来受付でお支払いください。クレジットカード、デビットカードでのお支払いもできますが、利用できない場合もございますので、詳しくは支払い窓口または病棟事務職員へお問い合わせください。

入院時の必要物品

  • 入院申込書(控)、入院同意書、健康保険証、印鑑、母子健康手帳、診察券
  • 衣類

    1. 腹帯1枚(巾を二つ折りにして巻いておく)
    2. バスタオル2枚
    3. 寝衣(授乳ができる前開きのもの)2枚
    4. ショーツまたは生理用ショーツ2~3枚(普段より大きめのもの)
    5. 授乳用ブラジャー・母乳パット数枚 
    6. ガーゼハンカチ3~4枚
  • 日用品

    1. 洗面用具(洗面器を含む)
    2. ティッシュペーパー
    3. 食事用具(はし、コップ、スプーン(大)、ふきん1~2枚)
    4. 筆記用具
    5. ゴミ袋数枚
    6. 洗濯バサミ2コ
    7. シャンプー、リンス、石鹸 
    8. 時計
    9. イヤホン
  • 退院時新生児用品

    1. 着物、肌着、おむつ2~3枚(布おむつの場合おむつカバー)
    2. おくるみ又はそれにかわるもの

注意

  • 荷物にフルネームを書いてください。
  • 腹帯、バスタオルは荷物の上段に入れて直ぐ取り出せるようにしてください。
  • 貴重品は持参しないでください。
  • お産用パット(ナプキン、紙ショーツ1枚、産褥ショーツ1枚、清浄綿、赤ちゃんのおしりふき2パック)は病院で準備します。(ナプキンを1袋準備しておいてください)

看護、給食、寝具

  1. 付添いは原則として必要ありません。
    (必要な場合は医師等よりご説明します。)
  2. 食事・寝具は病院で用意いたします。
  3. シーツの交換については原則週1回、病衣は原則週2回(7~9月は週3回)配布いたします。

昼間母子同室について

  1. 基本的に昼間母子同室制を実施しております。
  2. 母子同室中の時間帯(10:00~15:00)は病室内での面会はできません。

お部屋について

個室・特別室をご使用の場合は、治療費とは別に室料差額が必要です。なお神戸市外在住の方は、当院の規定により3割加算となります。

室料差額一覧表(1日につき)

個室 神戸市内 神戸市外

個室A(ユニットシャワー・トイレ付)

14,000円 18,200

個室B(トイレ付)

10,000円 13,000
  • 重篤な患者さんや緊急入院の患者さんがおられる場合、病状により診療が優先される場合など、ご要望に添えない場合があります。
  • また、部屋の数に限りがあり、個室A・Bの指定はできかねます。
  • 神戸市内居住者とは、住民票の住所が神戸市内にある方に限ります。
  • 表は関係法令、その他法改正により、変更されることがあります。
  • 産科の個室については、消費税法上非課税になります。

退院手続きおよび退院後の通院手続き

退院時は、入院治療費を支払い、領収書をナースステーションに提示し、退院の指示を受けてください。退院後、外来通院が指示された時は次回予約券をお渡しします。 外来診察予約日に来院の際は、診察券と保険証をご持参のうえ、2階西玄関入口または3階エレベーター(1~3階専用)横に設置してある再来受付機にてお手続きください。(予約の内容により、各受付でのお手続きが必要な場合もございます。)

入院生活のご案内(PDF冊子)

入院中のお願いとお知らせ

  1. 散歩、外出、外泊は必ず主治医の許可が必要です。許可があれば「外出、外泊許可願い」の用紙を提出していただきます。
  2. 安全のため、病衣(寝衣)、スリッパで、院外には出ないでください。
  3. 他の患者さんのご迷惑とご自身の早期回復のため、病院施設内での喫煙、飲酒は固くお断りします。また、病院敷地内は全面禁煙となっており、喫煙場所はございません。ご理解、ご協力をお願いします。なお、禁煙を希望される方を対象に禁煙教室(毎月第1火曜日、完全予約制)を開催しています。詳しくは受付2番へお問い合わせください。
  4. 病棟には食堂を設置してあります。病状にもよりますが、できるだけご利用ください。
  5. 病院の冷暖房については、救急病棟以外は各室で運転・停止、室温設定ができるようになっています。看護師等のスタッフに申し出てくだされば、対応させていただきます。(相部屋の場合は調整が必要になります。)
  6. ベッド周りのカーテンは看護に支障をきたしますので常時開けていただきますようお願いいたします。体調が悪くカーテンを閉めたい時は足元だけ閉めるようにしてください。
  7. 洗濯は、コインランドリーもありますが、できるだけ自宅でお願いします。
  8. 病衣の洗濯は当院でいたしますが、ポケット付きの病衣はポケットの中のものを全部出してから、洗濯に出してください。
  9. 生命保険等の入院証明書については、できるだけ入院中にお申し出ください。入院中に提出できない時は、2階総合受付にお申し出ください。 ただし、産婦人科については外来受付5にご依頼ください。耳鼻いんこう科については退院後、最初の外来時にご依頼ください。
  10. 金銭、貴重品はお預かりできません。床頭台の引き出しに簡易保管箱を設置していますので、ご利用ください。盗難の恐れがありますので、多額の現金は持たないようにしてください。
  11. 電気製品の持込みは原則としてお断りいたします。
  12. 患者さんへの病棟の電話については、業務に支障をきたしますのでお取次ぎはできません。お伝えしますので、患者さんからかけ直していただくことになります。
  13. 携帯電話は、病院内の一部の指定の場所でご使用いただけます。それ以外の場所では、電源をお切りください。ご使用の際には、マナーモードに切り替えて、周囲の方に迷惑のかからないようご配慮ください。
    また、影響があると思われる医療機器などを装着している患者さんの周辺では、指定場所であっても職員が携帯電話の使用をご遠慮願う場合があります。ご協力お願いします。医療スタッフはPHSを使用していますが、医療機器への影響のない機種を選定しておりますのでご安心ください。
  14. 2階に売店と食堂・喫茶があります。
  15. 2階に理容室があります。(受付時間:9:00~17:00)病棟に出張もできます。 定休日:毎週日曜日、祝日
  16. 郵便ポストは2階食堂横の入り口にあります。郵便切手・ハガキは売店で売っています。

携帯電話の使用可能な指定場所

1階正面玄関 公衆電話付近
2階西玄関 公衆電話付近
3階フロア 中央放射線受付横の指定場所
5階フロア 家族控室横の公衆電話付近
地下1階
6~10階
エレベーターホール
6~10階

食堂の公衆電話付近

    • 10階食堂は、10階西病棟入院患者さん以外入れません。
病棟個室

各店の営業時間一覧

売店 平日:8:00~19:30
土曜、日曜、祝日:8:30~ 17:30
食堂 平日:10:00~15:00
土曜、日曜、祝日:定休
喫茶 平日:7:30〜19:30
土曜、日曜、祝:8:00~ 19:00

テレビの使用について

  • ベッドの頭位置にテレビのイヤホン差込口があります。
  • 予め各ベッドサイドにカラーテレビが設置されています。
  • このテレビは専用カードを挿入すると使用できます。
  • テレビの使用を希望される方は、カード販売機でカードを購入してください。 (カード販売機は、各病棟階患者食堂にあります。)
  • カードは1枚1,000円です。1時間使用するのに60円必要です。
  • カードに残額がある場合、カード精算機で精算できます。 (カード精算機は、1階守衛室前および2階西玄関前中央待合ホールにあります。)
  • イヤホンはイヤホン販売機で購入してください。 (イヤホン販売機は、2階西玄関前中央待合ホールにあります。)
  • 選局および音量調節はテレビに付属のリモコンで行ってください。

各チャンネルとテレビ局一覧

1チャンネル NHK総合
3チャンネル サンテレビ
4チャンネル 毎日放送
5チャンネル ケーブル神戸TV
6チャンネル 朝日放送テレビ
8チャンネル 関西テレビ
10チャンネル 読売テレビ
11チャンネル テレビ大阪
12チャンネル NHK教育

テレビ使用の際は次の点にご注意ください

  • 他の患者さんのご迷惑にならないよう、イヤホンをご使用ください。
  • 使用時間は、6:00から21:00(小児病棟は20:00)までです。厳守してください。
  • テレビの持ち込みはお断りいたします。
  • 治療上、管理上または上記注意事項を守らない場合は、使用をお断りすることがあります。

フリーWi-Fiの利用について

西神戸医療センターでは、当院をご利用いただいている患者さんの利便性向上を目的にFree Wi-Fiをご用意しています。

サービス利用可能エリア 入院エリア・外来エリア・救急外来エリア
サービス利用可能時間 7:00~21:00(全日) ※救急外来エリアは24時間利用可能

ご利用に当たってのお願い

  • 患者用Free Wi-Fiサービスのご利用にあたっては、「西神戸医療センター無料LANサービス利用規約」を遵守していただくとともに、他の方のご迷惑にならないようにご利用していただきますようお願いします。
  • 1回接続で最大1時間ご利用いただけます。接続回数に制限はございません。
  • 接続や設定の方法など、ご利用に関する技術的な対応や個別のサポートは行っておりませんので、ご了承の上、ご利用をお願いします。

設定の案内及び設定手順

西神戸医療センター 無料 LANサービス利用規約

洗濯機、乾燥機について

  • 専用カードで使用できます。
  • 洗濯機、乾燥機はそれぞれ1回につき100円(100度)です。
  • 専用カードはテレビのカードと共用で使用できます。
  • 使用時間は7:00~20:00です。厳守してください。

簡易保管箱について

病室ベッドの横にある床頭台の引き出しに、簡易保管箱を設置しています。無料でご利用いただけますので、貴重品等の保管にお使いください。

火災にそなえて

当院は消防法に定められた防火設備を完備しています。各室の避難経路図を参考に非常出口をあらかじめ確認されるようお願いします。万が一、火災が発生した場合は次の事項にご留意ください。

  1. 火災の場合は、落ち着いて医師・看護師その他職員の指示に従ってください。夜間の場合は混乱が大きくなる恐れがあります。特に冷静に行動してください。

    避難するときは

    • タオルなど口を被うものを必ず携行してください。
    • 荷物を持たないでください。
    • エレベーターは使用しないでください。(停電により、閉じ込められる危険性があります。)
  2. 火災が発生した時は、防火扉が自動的に閉まりますが、防火扉についている小さな扉は手で開けられますので、落ち着いて行動してください。
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