小児科ナースの活動広がる!
小児科には、【小児アレルギーエデュケーター(PAE:Pediatric Allergy Educator)】の資格を
有するスタッフがいます。
PAEとは、アレルギーに関する専門的知識と技術によって患者・家族・メディカルスタッフへの教育を
行い、治療やQOLの向上を目指す専門職です。
普段は、院内で患者への直接指導やスタッフへの勉強会を行っているのですが、今回は明石市より依頼
を受け、小児科医師2名、PAE看護師3名で保育士向けの講習会を行いました。
今回はその様子をお伝えします!!
医師による講義の後、保育士さんたちが“見て”イメージできるようにシナリオに沿って演じます!
場面設定:保育園での昼食後、卵アレルギーのある園児がアナフィラキシーを発症する
小児科部長は園長先生役で熱演!!臨場感が伝わりますか?!
こちらはエピペン®を打つ場面です。
後ろのスライドにもご注目下さい!
見ている人がわかりやすいように、場面に合わせた説明スライドを作成しました
看護師と医師で相談しながら、時間をかけて作ったこだわりの出来です!
デモンストレーションを見てもらった後は、グループに分かれて同じように演じてみます。
実際に演じてみると 質問がたくさん出てきます~!!
緊急事態には人は慌ててしまうもの。
でも、子どもの命を守るために、できる限りの準備をしておきたい・・・
保育士さんたちもとても熱心です!!
そういう場面に遭遇した時にみんなが行動できるように、PAEとしてこれからも活動
していきたいです。
地域に貢献できることは、さらなるやりがいにつながっています♪