ICLSコース開催!!

9月9日、第58回神戸市立西神戸医療センターICLSコースが開催されました。
「心肺蘇生を必要とする患者に対し、医療従事者が適切な知識をもとに質の高い
蘇生技術が行える」
を活動理念とするICLS教育推進チームの活動として、今年度は計4回のICLSコースが計画されて
います。
今回は今年度第2回目のコースでした。
コースディレクター(CD)・コースコーディネーター(CC)のもと、院内・院外から計18名のインスト
ラクターが参集。
当院研修医・臨床工学技士・助産師・看護師が運営として参加。
受講生は当院の研修医・看護師計18名で、14名の看護師が見学者として参加しました。
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なかなかハードです。
胸骨圧迫、BVM換気・・・
圧迫位置は?速さは?深さは?リコイルは?
絶え間なく出来ているかな?換気は大丈夫?胸は上がって
いる?
交代しているとはいえ、普段使わない筋肉を使い、結構な疲労度です。
が、みんな真剣です!
見学者たちも途中から受講生たちの見学を離れ、CDから講義を受けたのち、2チームに分かれて実践
です。
それぞれに声を出し合い、わからないことは聞きながら、頑張っていました。

そして受講生のみなさんは最後の“メガコードステーション”です。
インストラクターから繰り出されるさまざまなシナリオ(心電図波形・患者状態)に対して、グループ一丸
となってICLSを実践します。

今日の学びの集大成
見学したグループは研修医をリーダーに、気道管理・胸骨圧迫・輸液路確保・薬剤投与・時間管理・
記録者とそれぞれが役割を果たし、声を出し合って、難治性不整脈患者の治療にあたりました。
そして、患者は心拍再開に至りました!!
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見ていてもチームの一体感や成長が感じられ、受講生たち自身からもしっかりとした『手ごたえ』の
言葉が聞かれました。
いつ、どんな時に心肺蘇生を必要とする患者さんに出会うかはわかりませんが、今日の学びを忘れずに
機会を作ってブラッシュアップし、「その時」に備えていきましょう。
参加された受講生・見学者の皆さんお疲れ様でした。
CD・CC、各インストラクター、運営に協力してくださった皆さんもお疲れ様でした。
そしてありがとうございました!!



