ECPRシミュレーション
放射線科で“ECPR(体外循環式心肺蘇生法)”のシミュレーショントレーニングを行いました。
“ECPR”は、心停止した患者さんの命を救うため、心臓や肺の機能を特殊な機械を使って維持し、原因となる冠動脈の血行再建を迅速に行うことが目的です。
訓練には、医師や看護師、放射線技師、臨床工学技士たちが集まり、それぞれが役割を果たしました。
シミュレーションリーダー大末先生より開始の挨拶
いざシミュレーション本番
シミュレーション後の振り返り場面
ECPRでは、一人の患者さんの命を繋ぐため、医師を中心としながら各々の専門家達が役割を理解して最大限のパフォーマンスを発揮する必要があります。
その為に、良質な胸骨圧迫やアルゴリズムに沿った治療、円滑なコミュニケーションが欠かせません。
いざという時に安全かつ迅速に対応出来るように、現在では年3回のシミュレーションを毎年実施しています。
最後に・・・
放射線科では、IVR(Interventional Radiology)・内視鏡・放射線治療など、多岐にわたる高度な技術を駆使して治療・検査を行っています。
どの技術も重要で、それらは患者さんの命と未来を支える仕事です。
もし、このブログを読んで放射線科での看護に興味をもってもらえたら、病院見学の際に放射線科に来てください。
そこには、命を支え、未来をつなぐために働く私たちの姿があります。
そして、スタッフの雰囲気や空気感を見てもらい、放射線看護を感じてもらえれば嬉しいです。