放射線科

安心して確実な検査・治療を受けていただけるようサポートします
放射線科は地下と3階に位置し、内視鏡センター血管造影室、CT、TV透視、IP(尿路系造影)ESWL(結石破砕室)、核医学(PET-CTを含む)、放射線治療の9部門を担当しています。病気の診断、治療方針の決定の要となる検査から、内視鏡治療や脳・心臓・肝臓などの血管内治療など、高度医療の一端を担っています。内視鏡センターでは、胃・大腸カメラの検査にともなう苦痛や不安を出来るだけ少なく、安心して受けていただけるように、希望の方に鎮静剤を使用した検査を行っています。また、医師・放射線技師・臨床工学技士と連携してチームで患者さんをサポートしています。放射線治療では安心して治療を受けていただけるようにセルフケアの指導や精神面のサポートを行っています。現在、内視鏡技師免許取得者5名、INE(インターベイションエキスパートナース)2名、核医学診療看護師1名がいます。専門性を活かした看護を提供できるように努めています。
内視鏡センターでの内視鏡の点検の様子
患者さんが安全に検査・治療を受けられるよう、日々、私用する機器や環境の「医療点検」を行っています。これは医療安全を確保するための重要な取り組みであり、看護師をはじめとするスタッフが責任を持って実施しています。
血管造影室(アンギオ室)
血管造影室では、X線透視や血管造影など画像ガイド下でカテーテルや細い針を用いて行う低侵襲な検査・治療が行われています。また、心臓カテーテル治療、脳動脈瘤の塞栓術など緊急を要する重症度の高い患者さんもおられます。看護師は、検査・治療が安全に、安心して受けていただけるように、検査や治療介助だけでなく全身状態の観察や患者さんへの痛みや違和感がないか声かけを行い治療がスムーズに進むようサポートしています。
そして血管造影室は、医師・看護師・臨床工学技士・放射線技師など他職種で連携する現場です。各職種が専門性を発揮し、互いの役割を尊重しながら協働することで、安全かつ質の高い医療が提供されるよう日々努めています。
CT室
CT室では造影剤投与の静脈路確保を看護師が行っています。ヨード剤はアナフィラキシー症状を起こしやすく速やかに対応する必要があります。多職種とシミュレーションを行い、対応出来る様にトレーニングしています。