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脳神経内科

脳神経内科

ご挨拶

地域の基幹病院として脳神経内科全般にわたる疾患の診療をしています。救急患者さんには24時間体制で対応しています。昔は“治らない”と言われていた神経難病に対する治療は進歩しており、少しずつ治療選択肢も増えてきており、地域のニーズに応じた急性期治療に力をいれつつ、脳神経内科医の対応が必要な神経筋疾患の診断および継続的な外来診療を行っています。

地域の医療機関との連携をとっており病状の安定した患者さんはかかりつけ医の先生をご紹介し、治療を継続していただきます。

診療内容

脳神経内科とは脳や脊髄、神経、筋肉の病気をみる内科です。どこが障害をうけるかで、さまざまな症状が出現します。脳血管障害(当院には脳外科もあるので脳梗塞が中心です)、脳炎・髄膜炎といった感染症、てんかん重積発作、ギラン・バレー症候群等の緊急対応を要する疾患を診るとともに、パーキンソン病等の神経変性疾患、多発性硬化症、神経筋接合部疾患である筋無力症といった長期の加療継続が必要な疾患も診察しています。入院患者さんの約75%は緊急入院です。

施設認定

日本神経学会准教育施設

主な疾患

高齢化に伴い、パーキンソン病、認知症の発症率は増加しており、当科では診断、治療の導入を行うことが増えています。変性疾患は外来診療が中心で、入院は検査目的、合併症のあるとき、急変時が主です。

急性期脳梗塞患者では超急性期の血栓溶解療法(t-PA静注療法)も行っています。また、脳神経外科との連携で、血管内治療も速やかに行う体制になっています。機能回復のためには早期のリハビリが重要であり、近隣のリハビリ専門病院と連携しております。

各種自己免疫性疾患(多発性硬化症、重症筋無力症、多発性筋炎など)に対して血漿交換や免疫吸着法、免疫グロブリン大量静注法を施行しています。重症筋無力症では呼吸器外科で胸腺鏡下胸腺摘出術を施行しています。外来では上記疾患以外にも片頭痛、てんかんなどを多数診療しています。顔面痙攣に対してボツリヌス療法を施行しています。

認知症は外来での診断を行っていますが、入院はできません。また、継続しての診療は、かかりつけの先生にお願いしております。

診療科の特徴

外来患者数は1日平均80人、入院患者ベッド数は約18床、年間入院患者数は約300人、24時間救急体制を取っており、入院患者さんの約75%は緊急入院です。

神経急性疾患から慢性疾患まですべての脳神経疾患を診療しています。

診療科トピックス

急性期脳血管障害のうち出血性疾患(脳出血、くも膜下出血)は当院では脳神経外科が担当します。急性期脳梗塞患者では超急性期の血栓溶解療法(t-PA静注療法)も行っています。また、脳神経外科との連携で、血管内治療も速やかに伝える体制になっています。機能回復のためには早期のリハビリが重要であり、近隣のリハビリ専門病院と連携しております。

変性疾患は外来診療が中心で、入院は検査目的、合併症のあるとき、急変時が主です。

各種自己免疫性疾患(多発性硬化症、重症筋無力症、多発性筋炎など)に対して血漿交換や免疫吸着法、免疫グロブリン大量静注法を施行しています。重症筋無力症では呼吸器外科で胸腺鏡下胸腺摘出術を施行しています。外来では上記疾患以外にも片頭痛、てんかんなどを多数診療しています。顔面痙攣に対してBotox療法を施行しています。

認知症は外来での診断を行っていますが、入院はできません。また、継続しての診療は、かかりつけの先生にお願いしております。

  • やなぎはら ちえ

    柳原 千枝

    平成2年 卒

    役職

    脳神経内科部長
    脳血管疾患リハ専任医

    専門分野

    脳神経内科全般

    資格

    日本神経学会専門医 日本神経学会指導医

    日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会指導医

    脳卒中学会専門医 脳卒中学会指導医

  • いしお ゆきこ

    石尾 ゆきこ

    平成19年 卒

    役職

    医長

    専門分野

    脳神経内科全般

    資格

    日本内科学会認定医

  • たけしま りゅうさく

    竹島 隆朔

    令和2年 卒

    役職

    専攻医

    専門分野

    脳神経内科全般

  • おくのみや たろう

    奥宮 太郎

    平成20年 卒

    役職

    医師

    専門分野

    脳神経内科一般

    資格

    神経内科専門医・指導医

    総合内科専門医

    認定内科医

    脳卒中専門医

診療室 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
123 石尾 柳原 石尾 柳原

奥宮

124 竹島

令和5年(1月~12月)入院症例数

脳血管障害 158 脳梗塞など
変性疾患 51 パーキンソン病、パーキンソン病関連疾患、運動ニューロン疾患、脊髄小脳変性症など
てんかん 26 てんかん、症候性てんかん
髄膜脳炎 25 無菌性髄膜炎、細菌性髄膜炎、ウイルス性脳炎など
脱随疾患 3 多発性硬化症、視神経脊髄炎など
末梢神経疾患 18 ギランバレー症候群、CIDPなど
神経・筋接合部
疾患
4 重症筋無力症など
筋疾患 4 筋強直性ジストロフィー、封入体筋炎、多発性筋炎など
脊髄疾患 4 脊髄梗塞、脊髄炎など
腫瘍性疾患 2
その他 28 めまい、頭痛、誤嚥性肺炎など

受診について

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