専門資格 | 日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師 |
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日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 | |
日本医療薬学会 がん指導薬剤師 | |
併任等 | 大阪薬科大学博士(薬学) |
兵庫県病院薬剤師会常任理事 | |
神戸市看護大学大学院非常勤講師 | |
大阪薬科大学特別講師 | |
武庫川女子大学薬学部大学院非常勤講師 |
専門資格 | 日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師 |
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日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 | |
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 | |
兵庫県喘息死ゼロ作戦 認定吸入インストラクター | |
併任等 | 兵庫県病院薬剤師会代議員 |
神戸女子大学特別講師 |
専門資格 | 日本医療情報学会 医療情報技師 |
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日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 |
常勤薬剤師 | 29名 |
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レジデント | 2名 |
非常勤薬剤師 | 10.4名 |
CRC | 1名 |
非常勤事務 | 4.6名 |
業務委託スタッフ | 3.6名 |
西神戸医療センター薬剤部の薬剤師は、「患者さんのため」「医師の負担軽減」「適切な病院運営への貢献」をモットーに全員が力をあわせてその専門性を発揮し、安心で安全な薬物治療を提供できるように努めています。
様々なチーム医療にも参画し、そこでも薬の適正使用に関して専門家として活躍をしています。
2024年度・薬剤師の取得資格 | 人数 |
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日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 | 2名 |
日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師 | 2名 |
日本医療薬学会 がん指導薬剤師 | 1名 |
日本医療薬学会 がん専門薬剤師 | 2名 |
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 | 2名 |
日本病院薬剤師会 日病薬認定指導薬剤師 | 4名 |
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師 |
18名 |
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師 | 1名 |
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師 | 1名 |
日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士 | 3名 |
日本臨床栄養代謝学会 臨床栄養代謝専門療法士 (がん専門療法士) |
1名 |
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 | 3名 |
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 | 2名 |
日本医療情報学会 医療情報技師 | 3名 |
日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 | 5名 |
日本老年薬学会 老年薬学認定薬剤師 | 4名 |
日本小児臨床薬理学会 小児薬物療法認定薬剤師 | 1名 |
日本麻酔科学会 周術期管理チーム薬剤師 | 1名 |
日本小児臨床アレルギー学会 小児アレルギーエデェケーター |
1名 |
日本循環器学会 心不全療養指導士 | 1名 |
日本結核 非結核性抗酸菌症学会 登録 抗酸菌症エキスパート |
1名 |
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 | 11名 |
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 | 6名 |
日本薬剤師研修センター 漢方薬・生薬認定薬剤師 | 2名 |
日本くすりと糖尿病学会 糖尿病薬物療法履修薬剤師 | 2名 |
日本アンチドーピング機構 スポーツファーマシスト | 5名 |
日本薬剤師会 生涯学習認定 JPALSレベル5 | 1名 |
兵庫県薬剤師会 禁煙指導認定薬剤師 | 2名 |
禁煙支援薬剤師 日本禁煙科学会 | 2名 |
兵庫県肝炎医療コーディネーター | 2名 |
国際医療リスクマネージメント学会 日本医療安全学会 医療安全認定臨床コミュニケーター |
1名 |
国際医療リスクマネージメント学会 日本医療安全学会 チーム医療安全推進者 |
1名 |
兵庫県喘息死ゼロ作戦 認定吸入インストラクター | 2名 |
日本臨床栄養協会 NR・サプリメントアドバイザー | 1名 |
薬局窓口は2階にございます。西側の1階正面玄関からエスカレーターを上がったところ左奥にすすみ右側にあります。西側の入り口から入るとそこが2階になり、そのまま中央フロワー右側にあります。患者支援センターと同じブース内にあり、患者支援センターのスタッフと協働しながら業務を行っています。
お薬の処方は、すべてオ-ダリングシステムによるコンピュ-タ-入力によって行われ、医師の処方入力時に相互作用・処方量などのチェックを自動で行っています。また入力時に様々な情報画面を自動的に表示させ医師に薬剤の情報を提供しています。
医師が電子カルテで処方入力後、処方せん、薬袋、お薬説明書、お薬手帳用シール紙が薬剤部で発行されます。調剤では、全自動の錠剤自動分包機や散薬自動分包機、散薬や水薬の鑑査システムが常に連動して稼働しており、調剤の正確性と安全性の質を高めています。薬剤師は、処方せんに印字されている前回処方薬や患者の年齢、性別、血液検査値をチェックしながら、また時には診断名などを電子カルテで確認しながら、相互作用、用法、用量、処方日数の処方監査を行い調剤を実施します。疑問が生じた場合は直接医師に連絡し、相談しています(疑義照会)。また、患者さんが飲みやすいように朝・昼・夕など服用するタイミングごとに複数の薬を1つの袋にまとめたりしています(錠剤自動分包機による一包化)。
(調剤室)
(監査台)
(錠剤自動分包機)
(散薬監査システム)
(散薬自動分包機)
注射薬の医師の指示入力は、すべてオ-ダリングシステムによるコンピュ-タ-によって行われ、医師の入力時に相互作用・処方量・手技などのチェックを自動で行っています。調剤業務と同様の疑義照会を行い、配合変化等のチェックをしています。注射薬は、患者さんごと、1回使用ごとに袋に入れられ、さらに薬剤によっては病棟看護師向けの注意事項が記載された用紙も添付し、病棟に送られます。1回使用ごとに注射薬を袋に入れる注射薬自動分包機を可動させて、よりスピ-ディに、より間違いのない調剤を行っています。
注射薬の抗がん剤は、入院、外来問わず、薬剤部内および化学療法センターに併設された2ヶ所で、安全キャビネットを用いて無菌的に調製(ミキシング)しています。抗がん剤は、静脈炎など一般的な注射薬と比べて血管のトラブルが多い薬です。また、病棟で抗がん剤をミキシングすると、病棟スタッフだけでなく、患者さんにも抗がん剤が空気中に飛散して吸引してしまうリスク(抗がん剤の曝露)はゼロではございません。薬剤部で調製すること、および揮発性の高い薬剤だけでなく、全薬剤に対して曝露防止器具である閉鎖式薬物移送システムを使用することで、調製する薬剤師だけでなく、病棟や化学療法センターにいる医師、看護師、そして同室におられる他の患者さんにおける曝露をなくすとともに、無菌的に行うことで(静脈炎などに伴う)感染症のリスクも軽減させ、患者さんの合併症を未然に防ぐようにしています。また、高カロリー輸液(TPN)や一部のホルモン製剤についても、クリーンベンチにより無菌的に調製しています。
医薬品情報の発信は適時を逃すと医療の質が下がります。最新の医薬品情報を適時適切な方法で発信できるように常に情報を収集し、有効かつ安全に薬物治療が行えるように努めています。厚労省やPMDA(医薬品医療機器総合機構)などから医薬品の安全性情報などのニュ-スが全国に配信されたとき、その内容を全職員に送信しています。また医師や看護師など院内のスタッフから薬剤ついて質問・相談を受ければ全ての薬剤師が臨機応変に情報を発信しています。
薬事委員会での新規採用薬の審議の準備や、院内で発生した副作用情報の収集も行い、医薬品情報にかかる種々の業務を行います。
また、当院の医薬品集を適時に電子カルテで閲覧できるように更新させるだけではなく、ネット環境でも閲覧できるようにQRコードを発行し、全ての医療スタッフの薬物療法に関わる業務の質の向上に寄与しています。
医師の依頼や患者さんの希望により、抗がん剤治療を予定または開始されている患者さんを対象に、外来の診察受付6番にある専用の診察室(薬剤師外来)で薬剤師が面談しています。医師の診察前や診察後に、患者さんへの抗がん剤投与スケジュールや薬の説明、予想される副作用とその対応、日常生活での注意点の説明を行っています。相互作用や副作用等のモニタリング(問題がないか)や患者さんの不安の有無などを継続的に確認しています。それらを医師に情報提供し、必要に応じて処方提案を行うことで、医師、看護師と連携してより安全で有効な薬物療法を目指していきます。抗がん剤を服用中の患者さんで、薬剤師との面談をご希望される方は医師にご相談下さい。
(受付6番の案内表示)
(入口)
(診察室)
レブラミド、ポマリストという抗がん剤を服用している患者さんに対し、外来診察室で医師とともに外来診療を行っています。薬剤師は医師と患者さんと三者で話し合いながら、その場で使用量の変更、休薬期間の設定、副作用予防対策、他のお薬の追加や中止の検討を医師に提案し、治療計画の管理をサポートしています。診察室で(医師のそばで)残薬確認や服薬指導も行っており、また患者さんからの質問もその場で解決するため、薬局での待ち時間の短縮にも繋がっています。患者さんからは「副作用が起こっても、目の前で医師と薬剤師が対策を相談してくれるので安心です」「不安なく家に帰る事ができます」などのお声を頂いています。
手術前に、おくすりや健康食品を事前に中止していなければ、入院、手術が中止になる場合もあり、患者さんに安心して手術を受けていただけるよう、常用されているおくすりで手術前に中止するべきものがないか、健康食品に中止をするべき成分が含まれていないかについて、薬剤師が外来で患者さんと面談し、事前にチェックを行います。
患者さんの中には製薬企業から市販されていなくても、治療には必ず必要な薬剤があります。また市販されている剤形では使用が難しい薬品もあります。そのような薬剤を病院独自に調製しています。院内の審査委員会で科学的・倫理的妥当性、有効性、安全性について十分に検討した上で使用します。多くの医師の要望に対応するため、様々な疾患・病態に合わせた薬品を調製しています。これによりきめ細かい個々の患者さんにあった薬物療法が実現できています。
当院では予定入院患者さんについて、原則、入院時に直接薬局窓口に来ていただいて面談し、入院時に家から持ってこられるお薬(当院の外来や、他の病院・医院からの処方薬、薬局や薬店で買われたお薬、健康食品など)の確認を行っています。入院中に行われる治療や検査への影響を考慮し、医師や看護師に注意を促すとともに、中止・減量の検討が必要な場合は、医師に意見を提案しています。ご入院の度に同様の聞き取りを実施して患者さんの時々の状況を常に把握し、入院中に安全な薬物治療を行ううえで必要な情報を得ています。この鑑別業務を効率よく迅速に行い速やかに検査や治療を開始できるよう、持参薬鑑別支援装置を導入し、鑑別の自動化を促進しています。
全病棟に薬剤師を配置しています。薬剤師が入院患者さんの病室(ベッドサイド)に定期的に訪問して、患者さんやご家族に対して、入院中に実施されている点滴・注射・内服治療の作用や副作用の発生時期等をご説明しています。また今後、実施される薬物療法の予定、副作用を減らす(避ける)ための注意点などもお伝えしています。さらに個々の患者さんの使用目的に合わせたオリジナルのお薬一覧表を作成し、患者さんとご家族が薬物療法についてご理解しやすいように工夫しています。その中で、患者さんやご家族からの薬物療法に対する不安をお聞きしたときは、その不安の軽減に向けて対応しています。
常に医師、看護師など多職種と連携をとり、薬物療法が最大限に効果を発揮し、副作用は最小限になるように薬学的管理(効果・副作用のモニタリング、使用方法の変更、相互作用の確認、薬の中止・新規薬の医師に対する処方提案など)を実践しています。さらに10診療科を超える医師のカンファレンスや、診療科の病棟回診に参加・同行し、医師との情報共有やディスカッションを深めています。
尚、病棟担当薬剤師の全員(12名)はiPadを携帯しており、病棟で臨床スタッフより問合せがあってもその場でネット環境にて検索したり、iPad内にダウンロードしたデータを利用して、即座に回答できる環境を整えています。iPadは他にも、注射薬無菌調剤(化学療法センター内)に1台、常用薬確認外来(患者支援センター)に1台、調剤室に2台、注射室に1台を設置しています。
主に抗MRSA薬を中心に、患者さんから採血した血液中の薬物濃度の測定結果を基に、各病棟担当の薬剤師が治療効果や安全性の評価を行い、最適な薬剤の投与量、投与間隔を設計し、医師へ処方提案を行っています。
医療用麻薬は、手術中、手術後の痛み、がん性疼痛などの症状緩和に用いられます。法令により厳密に管理が規制されており、全ての院内の医療用麻薬について適正な管理を行っています。
様々な多職種が、お互いのチーム内での役割分担と職能を十分に理解し情報共有した上で、同じ目標に向かって、それぞれの専門性を発揮する医療チームの一員として活躍しています。
がん治療において院内の多職種でマネジメントすることは一般的となっており当院でも活動を行っています。また、“同職種による地域でのチーム”との考え方で保険薬局薬剤師と『化学療法に関しての薬薬連携』の活動を行っています。化学療法が外来で行われることが多くなった昨今、副作用は自宅で発現することも少なくはありません。そのような副作用マネジメントを保険薬局薬剤師と病院薬剤師が情報共有することで、より迅速で効果的な対応に繋げていく活動を行っています。
病院内であらゆる感染症が伝播・拡大しないように活動しています。また抗菌剤の使いすぎは耐性菌(薬が効きにくい菌)を生み出すこともあり注意が必要です。当院では、薬剤師が抗菌薬や消毒薬の正しい使用方法などを進言しています。また回診(ラウンド)があり、薬剤師が主導でディスカッションしています。
どの様な病気でも栄養状態を改善させることは大切です。医師、管理栄養士、看護師、理学療法士とともに薬剤師もNST回診に同行し、点滴や栄養剤での栄養の管理方法、下痢や便秘など消化器症状や血液検査値の異常に対応する薬剤、栄養輸液に関する処方提案を積極的に行っています。また誤嚥や栄養面に悪影響を与えるお薬の情報共有も実践しています。回診は週4回実施しており、それぞれ異なる4名の薬剤師が担当しています。さらに薬剤部から「NST新聞」を院内向けに2か月に1回発刊し、院内におけるNSTの知識向上に貢献しています。
入院患者さんの精神的な支援を目的に精神科医師や臨床心理士を中心としたリエゾンチ-ムが活動しています。薬剤師はカンファレンスに参加しています。また回診にも薬剤師も同行してディスカッションに加わっています。
当院では医師、看護師、臨床心理士、薬剤師などが集う緩和ケアチ-ムが活動しており、薬剤師も薬物療法(麻薬、その他鎮痛剤など)に関して、医薬品情報を提供したり、処方提案などを行っています。また回診にも薬剤師も同行してディスカッションに加わっています。
糖尿病教室などで治療に関わる糖尿病薬・注射薬について情報提供し、患者さんが主体的に薬物治療に関わる環境を整える支援を行っています。カンファレンスにも参加し、効率的・効果的に継続できる薬物療法の確立に努めています。また、糖尿病医療に関連したヒューマンエラーについての対策の検討、糖尿病治療や患者教育に関する職員への啓発・研修も行っています。
医師、看護師、管理栄養士、臨床心理士、作業療法士、医療ソーシャルワーカー、薬剤師からなる高齢者・認知症サポートチームとして、身体疾患の治療の目的に入院された認知症患者さんに、安全でより質の高い医療を提供し、入院中の認知機能の向上に努めています。退院後のより良い生活にスムーズにつながるように、カンファレンスや回診に参加して、薬剤の情報提供や処方提案などを行っています。
心臓病の患者さんの症状増悪や再発予防を目的として、運動療法を中心に、生活指導や薬物療法、食事指導など、総合的にサポートするためのチームです。薬剤師はカンファレンスに参加しています。多職種と情報共有し、薬物療法の面で関わっています。
医療はただ治療すれば良い、生活の質が上がれば良い、と言うものではありません。身体面は勿論ですが、精神面、経済面などの問題も生じてきます。また宗教的なこと、国籍の違い、家族のバックアップ体制などにも医療は大きく影響します。主治医と共に、様々な診療科の医師、薬剤師、看護師、事務の専門家等が集まり、今後の臨床推論をしながら患者、家族にとって最善の医療とは何かを考え、臨床スタッフに助言を行います。
大腿骨近位部の骨折は2回目以降の大腿骨骨折(二次性骨折)のリスクを上昇させます。二次性骨折は患者さんや家族の負担増はもちろんのこと医療費、介護費の増加にも繋がります。当院でも2022年9月より整形外科医師を中心に他職種が連携する二次性骨折予防チームを発足しました。薬剤師は、院内フォーミュラリの作成、フォーミュラリに基づいた処方提案を医師へ積極的に行っており、処方件数の向上や骨折予防に貢献しています。
がん臨床試験は、プロトコールが複雑になり、科学的、倫理的な面など、質の高い試験の実施が求められています。しかし多忙な医師だけでは、正確に実施するには困難になってきており、試験支援スタッフの存在が不可欠となっています。そこで日本がん治療学会認定のCRCの支援で、試験データの品質管理をしています。患者さんから得られた症状・所見、検査データ等の原資料の適切な作成および整備を研究者から独立した第三者的な立場で試験全体のQuality Control を行うことで試験の実施を円滑、試験データの信頼性の向上に寄与しています。
病院薬剤師は医師と協働する業務が非常に多岐にわたり、薬剤師の発言や行動が直ぐに患者の命に関わることも少なくはありません。新人薬剤師には11週間の新人職員教育プログラムを設け、全ての業務を経験してもらい臨床現場に柔軟に適応できる人材を育てています。講義は9講義あり、講師は10年目以上の経験豊かな薬剤師が担当します。また、若手薬剤師には、年間勉強会を実施し、全ての領域の疾患の(薬剤師が関わった実際の症例)372症例を2年間かけて医療薬学専門・指導薬剤師から学びます。これらの研修を実施することで、医師と対等にディスカッションができ、臨床スタッフから信頼される臨床家としての薬剤師を育てます。さらに、病棟担当になった場合、医師や看護師、患者さんから様々な質問を受けて戸惑うこともありますが、各診療科カンファレンスに出席している薬剤師や他の病棟薬剤師に直ぐに聞ける体制がありますので、安心して病棟に上がることができます。
令和5年度の新人職員教育プログラム例
研修期間は4月1日から6月16日までの約11週間。病院全体研修3日間、調剤室15日間、注射室10日、抗がん剤ミキシング9日間、病棟12日間、医薬品情報室3日間の合計52日間。講義は抗がん剤ミキシングの実施と器具の解説で3講義、感染管理、麻薬管理、医療安全、救急における輸液療法、救急における薬剤指導、処方オーダリングシステムを各1講義ずつの合計9講義。
年間勉強会(令和6年度のスケジュール例)
1年目の講義の時間は60~75分/回。内容は、266症例を46回の講義で解説します。領域①「胃がん」の講義数は1回、4症例を提示。②「大腸がん」の講義は1回、7症例。③「肺がん」の講義は2回、10症例。④「乳がん」の講義は1回、6症例、⑤「造血腫瘍」の講義は5回、34症例、⑥「その他のがん」の講義は5回、27症例、⑦「高血圧症」の講義は1回、3症例、⑧「糖尿病」の講義は1回、6症例、⑨「心疾患」の講義は1回、5症例、⑩「脳血管障害」の講義は1回、7症例、⑪「精神神経疾患」の講義は1回、1症例、⑫「免疫・アレルギ-疾患」の講義は4回、31症例、⑬「感染症」の講義は6回、38症例、⑭「栄養代謝・透析」の講義は6回、29症例、⑮「緩和医療・麻酔」の講義は3回、15症例、⑯「医療安全・インシデント回避」の講義は5回、36症例。最終講義は将来の臨床家としての薬剤師をテ-マに「薬剤師外来」を解説、7症例。2年目の講義の時間は45~60分/回。内容は106症例を43回の講義で解説します。1年目よりゆっくりしたペースで奥深く症例を振り返ります。
院内フォーミュラリーの推進(教育)
当院では様々な症状に対して、効果(ベネフィット)と副作用(リスク)、経済面も考慮し、どの薬剤を優先して選択すべきなのかを診療科医師と相談(監修)してフローチャートにまとめたフォーミュラリーを該当委員会の諮問・承認を得て作成しています。電子カルテやネット環境の当院ホームページからでも閲覧可能であり、研修医や他の新人臨床スタッフの臨床薬学教育だけではなく、新人薬剤師の教育にも役立っています。電子カルテに公開しているため、医師も薬剤師も同じ情報源を見ながら薬物療法のディスカッションが可能であり、新人薬剤師でも医師に処方提案しやすい環境を整えています。作成したフォーミュラリーは、「睡眠薬」「便秘薬」「湿疹抗アレルギー薬」「消炎鎮痛剤(外用薬)」「消化性潰瘍治療薬」「成人アレルギー性鼻炎薬」「鉄欠乏性貧血」「二次性骨折予防薬」「内服不能時のレボドパ製剤」「C. difficile 感染症治療薬」「脂質異常症治療薬」「せん妄治療薬院内フォーミュラリ」の12種類が公開されています。写真の例は、電子カルテで閲覧した時の、「睡眠薬」フォーミュラリーになります。
その他の研修
NST回診の担当になった場合、当院作成のNST薬剤師回診マニュアルや過去のNST新聞を教材として11講義の研修があります。症例検討を多く取り入れた実践的な内容です。
高度医療、地域に根差した医療、患者に寄り添う医療など、幅広い臨床業務を実践できる薬剤師を養成することを目的に、2019年度より薬剤師レジデントを採用しています。研修期間は2年間であり、日本医療薬学会研修ガイドラインに準拠した研修カリキュラムを用いた指導を行っています。病棟業務では、レジデント在籍中に全ての診療科、及び最大10病棟を研修します。また、毎週行われる薬剤カンファレンス(症例検討・処方介入事例)に参加し、年8回行われるセミナー、年2回の英文抄読会では発表を行うとともに、専門・認定薬剤師からの講義(10講義)を聴講します。NSTや、緩和医療、リエゾン、AST/ICT等での各チーム医療のラウンド・カンファレンスに参加し、チーム医療の中での実践能力を高めます。日本病院薬剤師会近畿学術大会や日本医療薬学会、日本薬剤師レジデントフォーラムで発表を行い、研究能力を高め、症例に対する探求心と臨床家としての資質を向上させます。当院は日本医療薬学会の医療薬学専門薬剤師、がん専門薬剤師、薬物療法専門薬剤師の研修施設に同学会から認定されており、将来の認定取得にも視野に入れた研修が可能です。また、毎週、医療薬学専門・指導薬剤師の講義の年間勉強会を聴講しジェネラリストとしての知識を向上させます。2024年度は、2名が在籍しています。
臨床現場で必要な「薬剤師として求められる基本的な資質」そして、全人的医療(身体面、精神面、社会面、倫理面)の修得を大学で学ぶ知識と結び付けながら薬学生に身につけてもらえるよう全力で指導を取り組み、将来の臨床家としての薬剤師の育成に力を注いでおります。
病棟担当薬剤師と医薬品情報業務(DI業務)担当薬剤師が一堂に会する症例検討会を毎週行っています。薬剤師による患者さんへの薬剤指導、医師への処方提案、医師・看護師・他職種への情報提供のタイミング・方法・内容、臨床推論をディスカッションし、臨床での医療の質を向上させています。さらに、病棟薬剤師がどの様な処方提案・介入を行っているかを全件エクセル化し全員で情報共有して評価しあうことで、臨床家としての薬剤師の資質を高めています。このカンファレンスは、毎週水曜日の14時から30分間、業務時間内に行っており、毎回20名以上の薬剤師が参加しています。
口コミ レジデント(5期生)2年生より 「薬剤部の特徴は前向きな雰囲気の中、全員が向上心を持って業務に取り組んでいる点です。多くの先生方が高品質な医療を提供する為に日々研究を行い、多数の学会発表が行われています。それに加え、毎週行われる薬剤カンファレンスでは、介入内容を集計し病棟業務を可視化することで競争心が見られ、全員の意識向上に繋がっていると感じています。当院のレジデントは1年目でセントラルとほぼ全ての診療科病棟で研修、2年目は複数の希望病棟で長期研修を行うことで専門性をさらに高めることができ、他職種連携からも大変勉強になることがたくさんあります。また不明な点があった際も質問をするとその度に先輩方が優しく教えてくださるおかげで薬剤師としてとても成長できる環境であると感じています。」 |
院外の看護大学や薬学部の臨床薬学に関する講師、院内の勉強会での講師を務め、いろいろな医療従事者や学生に対する教育も行っています。
薬剤師の各学会が認定する認定・専門薬剤師制度の中に、がん領域における専門知識・技術・経験等の能力を担保する資格に日本医療薬学会が認定する「がん専門薬剤師」があります。この資格は認定研修施設に5年以上研修が必要などの認定基準があり、その施設(基幹施設)は兵庫県内で(R6年4月現在)11施設ありますが当院も同研修施設に認定されています。その他、同学会の「医療薬学専門薬剤師」、「薬物療法専門薬剤師」の研修施設に認定されており、各専門薬剤師の資格を習得できる環境が整っています。
また、当院は神戸市で4施設が認定されている国指定がん診療連携拠点病院の一つでもあり、さらに兵庫県で8病院が指定されているDPC特定病院群(大学病院本院に準じた診療機能を有する病院)にも指定されています。多くの知識を学べる環境であり、様々な認定・専門薬剤師の資格を目指せる環境です。
口コミ パート薬剤師より 「私は、調剤室、注射室で経験を積み、入院前支援センター開設時のメンバーとして参加し、その成果を学会で発表させて頂きました。また、抗がん薬の治療を受けている患者さんの副作用について共に考え、時に患者さんのお話を聞きながら、できるだけ長く治療を受けられるようにしたいという思いから、それに必要な認定を取得したいと薬剤部長にお伝えしたところ快諾して頂きました。薬剤部長、がん専門薬剤師の先生のご指導のもと、外来がん治療認定薬剤師を取得する事ができました。現在は病棟薬剤師と従事し、薬剤師外来も兼務しております。正職員と変わらず、薬剤師としてさまざまな仕事の機会を与えて頂いたこの環境に感謝しています。 |
当院は日本医療薬学会の「地域薬学ケア専門薬剤師」の研修施設に認定されており、1回/週ですが院外薬局からの薬剤師の研修を受け入れています。薬剤カンファレンス(症例検討会)の参加、病棟では各診療科カンファレンス・回診に参加する等、臨床家としての専門性を高めます。また、薬剤部内で開催される年間勉強会にも参加し、(薬剤師が関わった実際の症例)372症例を2年間かけて医療薬学専門・指導薬剤師から学び、臨床家としての専門性を育成します。研修内容は、研修を受ける院外薬局の薬剤師の都合に合わせて変更・調整し(例:時間内の14時から行われる薬剤カンファレンスはズームでのオンライン研修、時間外の17時45分から行われる年間勉強会は対面研修、診療科カンファレンスは都合が合う日のみ参加、17時45分からの講義を中心に、等)、研修しやすい環境を提供しています。
口コミ 地域薬学ケア専門薬剤師の研修生(4年生)より 2021年度から研修を開始して、3年が経過しました。カンファレンス(診療科・薬剤部)に参加することで、多くの学びを得ています。薬剤カンファレンスではプレアボイド事例や介入事例が共有され、薬剤師業務のブラッシュアップにつながります。また、医療薬学指導薬剤師の先生から2年間のプログラムで勉強会を実施して頂いています。症例を交えた実践的な内容で、受講後すぐに実臨床で参考にした事例も経験しました。研修は現地参加が主ですが、薬剤カンファレンスはオンラインで参加する場合もあります。週1回とはいえ人員のマイナスは薬局経営の面からデメリットになりますが、状況に合わせて柔軟にご対応いただけるのは研修生としてありがたいです。 最後になりますが、「今よりも臨床能力を向上させたい」と考える保険薬局の先生はぜひ地域薬学ケア研修の受講をご検討ください! |
学会発表10(口頭1、ポスタ-9)、外部講演会講師13
【学会発表】
(口頭:演者)
1.
〇岩城慎平*1、 山﨑彬史*1、 松岡勇作*1、 奥野昌宏*1、 森本茂文*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“二次性骨折予防チームによる骨粗鬆症治療薬の処方率向上への貢献について”
第33回日本医療薬学会年会,仙台,2023.11.3~11.5 .
(ポスタ-:演者)
1.
〇山﨑貴之*1*2、原田卓弥*1*2
*1西神戸医療センター薬剤部、*2西神戸医療センター感染防止対策室
“外来における経口抗菌薬の使用状況と適正使用に向けた取り組み”
第97回日本感染症学会総会・学術講演会 第71回日本化学療法学会学術集会合同学会,
横浜,2023. 4.28~30.
2.
〇岸本亜矢子*1、山﨑彬史*1、松尾種代*1、森本茂文*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“薬剤師による入院前薬剤師面談の有用性についての検討”
4病院合同学術フォーラム,神戸,2023.7.8.
3.
〇磯部佳歩*1、西村亮*1、山内章嗣*1、原田卓弥*1、山﨑彬史*1
中西真也*1、奥野昌宏*1、森本茂文*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“院外処方箋疑義照会等簡素化プロトコール導入による疑義照会に係る業務負担の軽減効果”
4病院合同学術フォーラム,神戸,2023.7.8.
4.
〇森良江*1、前万紀子*1、森本茂文*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“地域フォーミュラリ発展に向けて地域の病院薬剤師へのフォーミュラリの説明(第二報)”
第2回日本フォーミュラリ学会学術総会、東京、2023.10.22.
5.
〇山内章嗣*1、 西村亮*1、 原田卓弥*1、 磯部佳歩*1、 松岡勇作*1、
奥野昌宏*1、 森本茂文*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“院外処方箋疑義照会簡素化プロトコール(院内対応型)導入後の疑義照会内容と問題点”
第33回日本医療薬学会年会,仙台,2023.11.3~11.5.
6.
〇油屋恵*1、 松岡勇作*1、 吉留利香*1、 赤瀬博文*1、 奥野昌宏*1、
森本茂文*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“高額救急医薬品の採用審議から運用の確立まで~オンデキサの経験より~”
第33回日本医療薬学会年会,仙台,2023.11.3~11.5.
7.
〇岩城慎平*1、 山﨑彬史*1、 松岡勇作*1、 奥野昌宏*1、 森本茂文*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“二次性骨折予防チーム発足後の骨粗鬆症治療薬の処方率向上への貢献”
第45回日本病院薬剤師会近畿学術大会,和歌山,2024.1.27~1.28 .
8.
〇磯部佳歩*1、西村亮*1、山内章嗣*1、原田卓弥*1、中西真也*1、
松岡勇作*1、森本茂文*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“院外処方箋問い合わせ簡素化プロトコール(院内対応型)導入による疑義照会に係る業務
負担の軽減効果”
第13回日本薬剤師レジデントフォーラム,千葉,2024.3.9.
9.
〇田中伽歩*1、奥野昌宏*1、原田卓弥*1、山﨑彬史*1、西村亮*1、
中西真也*1、森本茂文*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“疑義照会や処方提案等の介入に関するインシデントレポート(IR)への報告とその評価”
第13回日本薬剤師レジデントフォーラム,千葉,2024.3.9.
【外部講演会】
1.
〇中西真也*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“ハザーダス・ドラッグ曝露対策の基礎知識~みんなで共通理解したい曝露対策~”
BD曝露対策サミット2023 Season 2,2023.6.24.
2.
〇中西真也*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“薬薬連携でマネジメントするがん化学療法”
薬薬連携WEBセミナー,2023.6.26.
3.
〇森良江*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“薬剤師による処方提案での院内フォーミュラリの活用~睡眠障害治療薬を中心に~
兵庫県病院薬剤師会共催講演会,Web,2023.7.7.
4.
〇山崎貴之*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“安い、うまい、早い、3拍子そろった尿路感染症の薬物療法”
【泌尿器領域】Ask the Expert Webinar
~シリーズ第3弾・尿路感染症~,Web,2023.9.22.
5.
〇中西真也*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“薬剤師が関わるがん薬物療法”
Pain Live Symposium in 西神戸 神戸+Web,2023.9.28.
6.
〇山崎貴之*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“抗菌薬適正使用支援チーム(AST)~薬剤師の専従化を目指して~”
病院薬剤師チームセミナー,WEB,2023.9.29.
7.
○森本茂文*1
*1神戸市立西神戸医療センター薬剤部
“今後の医療費の問題~フォーミュラリ作成経費と運用状況~”
西神病疹連携Webセミナー、2023.10.5.
8.
〇中西真也*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“がん薬物療法における薬剤師の取り組み”
第205回神戸西ブロック薬学研修会(須磨・垂水・西三区合同)、Web,2023.10.21.
9.
○森良江*1
*1神戸市立西神戸医療センター薬剤部
“地域をつなぐフォーミュラリをめざして”
神戸西地域薬薬連携セミナー、Web,2023.10.28.
10.
○山崎彬史*1
*1神戸市立西神戸医療センター薬剤部
“院内フォーミュラリの実践例~フォーミュラリを使用した二次性骨折予防薬の処方支援~”
神戸西地域薬薬連携セミナー,Web,2023.10.28.
11.
〇中西真也*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“「基礎」5大がんの標準治療、がん薬物療法の意義、種類、副作用評価(CTCAE)、副作用対策の基本 講義③:胃がん”
令和5年度第1回薬剤師連携推進研修会,Web,2023.11.23.
12.
〇中西真也*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“フィスゴ導入における取り組み~薬剤師視点からの効果について~”
中外eセミナーon Breast Cancer,Web,2024.2.15.
13.
〇高栁信子*1
*1西神戸医療センター薬剤部
“二重特異性抗体の副作用管理 多種職で行うCRS/ICANSの副作用マネジメント”
エプキンリ皮下注副作用マネジメントセミナー,2024.3.11
レジデント、パート・アルバイト、期限付き正規職員、正規職員を希望される方のために、随時薬剤部の見学会を実施しています。希望される方は下記の1~4を必ず記載の上、E-mailにてお申込ください。
見学はお一人でも実施いたします。お時間は通常2時間ですが、ご都合により時間調整致します。
申込先:akihiro_okuno@kcho.jp(件名は【見学申込】としてください)
担当:副薬剤長 奥野(おくの)
TEL:078-997-2200(代表)
処方内容については電話で薬剤部にお問合せください。医師に確認後回答致します。
電話番号 078-993-3755
調剤方法、薬剤情報については薬剤部へお問合せください。
電話番号 078-993-3755
保険情報については総合受付へお問合せください。
電話番号 078-993-3753
処方内容が変更になった場合は疑義照会内容と結果を上記様式(疑義照会結果報告書)にてファックスでお知らせください。
ファックス番号 078-993-3757
後発品へ変更した薬品名の情報提供はお薬手帳に内容を明記し、次回当院を受診される際に医師に見せていただけるようご指導お願い致します。
保険薬局において、即時性は低いものの医師への情報提供が望ましいと判断された内容がございましたら、薬剤部までファックスにてご送信ください。その他、訪問薬剤管理指導、外来服薬指導などの報告書につきましても下記宛先まで送信いただきますようお願い致します。
ファックス番号 078-993-3757
当院の採用薬品をお知らせ致します。順次更新されますのでご確認ください。
採用薬品一覧表
新規採用及び削除医薬品
電子版医薬品集
保健医療機関または保険薬局と患者の治療状況などを共有することによる、質の高い化学療法の提供を目的とし、当院で実施中の化学療法レジメンを公開しております。詳しくは、がん総合診療部をご覧ください。なお、投与量およびスケジュール等は、患者の状態によって変更される場合がございます。
レジメンや患者の状況については薬剤部までお問い合わせください。
電話番号 078-997-2200(代) 内線4389 化学療法担当薬剤師
対応時間 平日 9:00~17:00
当院では、医学的妥当性や経済性等を踏まえて11種類の院内フォーミュラリを薬事委員会、診療科医師及び薬剤部が連携して作成しました。医薬品集(当HPで公開)から抜粋します。
院内外の化学療法に関わる薬剤師を対象とした研修会を定期的に実施しています。
紙媒体は各1部を郵送で、紙媒体とは別に、電子情報として提出可能なものはすべて電子媒体または電子メールで提供してください。紙媒体のみしかない情報につきましては、その旨ご連絡ください。
および参照資料(参照資料番号は、提出資料の番号と一致するように記載してください。提出書類以外の資料については、資料毎にアルファベット表記してください。A)~Z)。各項目は必ず記載していただき、情報がない場合や該当しない場合はその旨を記載してください。