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耳鼻いんこう科

耳鼻いんこう科

ご挨拶

耳鼻いんこう科は、首から上で脳と眼をのぞく部分を取り扱います。「音を聞く」「バランスをとる」「においを嗅ぐ」「味わう」といった感覚や「食べ物を飲み込む」「声を出す、呼吸する」といった生命維持に必要な構造、また唾液腺や甲状腺といった分泌臓器について、診断や治療を行います。具体的な疾患としては中耳炎、難聴、めまい、顔面神経麻痺、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、唾石症、扁桃炎、声帯ポリープ、頭頸部腫瘍(甲状腺も含む)などです。治療方法は内服や点滴、手術、リハビリテーションがあります。
耳鼻いんこう科では、外来患者数の増加により充分な外来診療サービスの適用が困難になっております。そこで、当科では平成24年3月1日より初診の患者さんは、紹介状持参の方のみとさせていただいています。ご迷惑をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。

診療内容

地域の基幹病院として、検査や診断、手術を中心とした入院治療を主に行っています。病状が安定した場合はご紹介元の医療機関にお戻りいただきますが、必要に応じて当科で定期的な検査や診察を行います。耳音響放射(0AE)・聴性脳幹反応(ABR)・聴性定常反応(ASSR)などの特殊な聴覚検査機器、手術の安全性を高める内視鏡鼻内手術用の磁場式ナビゲーションシステム、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査、頭頸部手術での術中運動神経モニタリングといった設備を整えています。ほとんどの耳・鼻・咽喉頭・口腔・頸部の良性疾患に対応し、音声治療などの外来リハビリにも対応しています。頭頸部癌に関しても一部の手術や抗癌剤・放射線治療を行っています。再建が必要な大きな手術の場合は、兵庫県立がんセンターや神戸大学医学部附属病院にご紹介しています。

施設認定

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門研修施設

主な疾患

耳疾患

急性・慢性中耳炎、滲出性中耳炎、真珠腫性中耳炎、外耳道真珠腫、小児難聴(新生児聴覚スクリーニング二次聴力検査機関)、突発性難聴、メニエール病、騒音性難聴、顔面神経麻痺

鼻疾患

急性・慢性副鼻腔炎(指定難病の好酸球性副鼻腔炎を含む)、副鼻腔真菌症、歯性上顎洞炎、アレルギー性鼻炎、鼻中隔湾曲症

口腔・咽頭疾患

舌炎、味覚障害、慢性扁桃炎、アデノイド肥大、唾石症、唾液腺炎、摂食嚥下障害

喉頭・音声疾患

声帯ポリープや結節、声帯腫瘍、声帯麻痺、音声障害

頭頸部腫瘍

頸部リンパ節腫脹、鼻副鼻腔腫瘍、舌腫瘍、咽喉頭腫瘍、唾液腺腫瘍、甲状腺腫瘍

  • こじま やすたか

    小嶋 康隆

    平成17年 卒

    役職

    部長代行

    専門分野

    耳鼻咽喉科一般
    中耳手術

    資格

    日本耳鼻咽喉科学会専門医
    日本耳鼻咽喉科専門研修指導医
    臨床研修指導医

  • かっとう まい

    甲藤 麻衣

    平成23年 卒

    役職

    副医長

    専門分野

    耳鼻咽喉科一般

    資格

    日本耳鼻咽喉科学会専門医

  • こにしいけ ゆういち

    小西池 佑一

    令和2年 卒

    役職

    専攻医

    専門分野

    耳鼻咽喉科一般

  • とだ さちほ

    戸田 幸歩

    令和3年 卒

    役職

    専攻医

    専門分野

    耳鼻咽喉科一般

診察室 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
311 午前:甲藤
午後:戸田
午前:小西池
午後:戸田
午前:小西池
午後:戸田 
312 午前:小嶋 
午後:小西池
※交替 甲藤 ※交替 小嶋
    • 受付時間 11:00まで(ただし※印は10:30まで)
    • 紹介状がないと受診できません。

2022年1月~12月の主な診療実績

手術 耳科領域
総数73件
鼓室形成手術 29件(内視鏡耳内手術を含む)
鼓膜チューブ挿入術 25件
乳突削開術 6件 ほか
鼻科領域
総数386件
内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS) 139側
鼻中隔矯正術 79件
鼻甲介切除術 154側 ほか
口腔咽喉頭領域
総数86件
扁桃摘出術 38側
舌・口腔・咽頭腫瘍摘出術 26件
喉頭悪性腫瘍摘出術 1件
喉頭微細手術 15件 ほか
頸部領域
総数110件
頸部郭清術 5件
顎下腺腫瘍摘出術 良性3件 悪性5件
耳下腺腫瘍摘出術 良性9件 悪性10件
甲状腺腫瘍摘出術 良性2件 悪性9件
頸部リンパ節生検 44件
気管切開術 10件 ほか
入院治療

扁桃周囲膿瘍 24件
急性喉頭蓋炎 6件
頸部膿瘍・蜂窩織炎・縦隔炎 5件
突発性難聴・末梢性顔面神経麻痺 19件 ほか

受診について

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